アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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優勝おめでとう!

2016-03-28 10:34:47 | 日常
昨日は大相撲の千秋楽。
私も仕事しながらではありますが、テレビ放送にてたっぷり楽しみました。


白鵬関には「おめでとう!」って気持ちなんですが・・・正直、テレビ放送を通じて見ていると怒りの感情の方が高かったのも事実。
これは決して、あっけなく終わってしまった白鵬関と日馬富士関による取り組みに怒ってるわけじゃなくて、NHKの放送姿勢と優勝インタビューをした同局アナウンサーに対してです。


立会いでの「はりさし」「かち上げ」「変化」といったものが、皆にとって気に入らないならルール違反にすればいい。
でも、違反じゃないなら誰がどのタイミングで使おうとも、非難するのはおかしいんじゃないかな?
肉体的に万全じゃない人もいれば、精神的に万全じゃない人だっている。
だけど「待ったなし」がかかったその場で今すぐ勝たなきゃいけないわけだから、ついその技が出てしまったってそれだけの話。
その手を使って勝利を得ても、嬉しく無いのは観客以上に自分自身でしょう。


連日、心ない人たちによるバッシングも多い中、白鵬関は本当に身も心も強い方だと思います。
昨日の観客は、大半が稀勢の里関もしくは豪栄道関の初優勝にも期待していたわけですから、そんな中で横綱がこんな勝ち方するのは無いだろう!って怒る気持ちになるのも分かります。

しかし、少しでも報道というものに携わってる「プロのアナウンサー」ならば、自分個人の意見ではなくニュートラルな物の見方からその場をどう世間に伝えるべきか、判断できるはずでしょう?
優勝インタビュー担当者に至っては、周りからのヤジに言葉がつまった横綱に対して、何のフォローもせずに無言でマイクを向けてるだけって・・・このインタビューは祝いのための場じゃなかったのか?
涙ながらの謝罪の言葉が聞きたかったとしか思えないあの場は、もはやインタビューではなく取り調べです。
その後の質問には答えなかった白鵬関、そりゃあの流れでは何も言えないですよ。
(TV放送を見ていて唯一の救いは、横綱の辛さを知る解説者の北の富士さんによる、インタビュー後のコメントでした。)


っとまぁ、後味の悪い話をした代わりに、近所の桜の近況を貼り付けておきました。(^^;)

何はともあれ白鵬関、おめでとうございます!
来場所でも再び大活躍してください。
こんなに偉大な横綱のいない大相撲なんて、私には考えられないですから。