アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

その後の映画

2022-09-16 16:31:14 | 日常
毎日、朝食時にはなるべく映画を観るようにしていたので、だいぶたまりました。
いつもの私の映画備忘録です、よろしければお付き合いくださいませ。
(青文字はAmazon Prime Video、赤文字はNETFLIXです。)

おばあちゃんの家
2002年の韓国映画。
母子家庭のソウル育ちの男の子が、夏の間、母方の祖母宅に預けられます。
この祖母宅が山間の水道もない、かなりのあばら家で
おばあちゃんは耳が不自由な上、読み書きができません。
都会育ちの孫、当然反発してわがまま放題になるのですが・・・。
この男の子と母役の二人を除いたすべての人が、役者ではないというから驚き。
もうおばあちゃんがひたすらあったかい人で素敵。
子供とお年寄りという鉄板の組み合わせですが、素直に良い映画です。
涙腺ゆるみまくりでした。

草原の実験
2014年のロシア映画。
セリフ一切なし!という一風変わった映画です。
広大な草原の中にポツンと一軒建つ家には、父と娘の二人暮らし。
幼馴染の男の子や、通りがかりのバスの故障で出会った男の子との交流を描きながら
とある結末に向かいます。
とにかく風景が美しい!そして演出が面白い!
セリフはなくとも全然退屈することなく、最後まで一気に楽しめました。
また、この映画のベースになったとある出来事には、ショックと怒りしかありません。
一瞬一瞬が輝いていた、そんな作品でした。

建築学概論
2012年の韓国映画。
建築家の元に15年前の初恋の女性がやってきて、自宅の設計を依頼します。
出会った当時と現在を交互に描きながら、お話は進むのですが・・・。
楽しいシーンもたっぷり盛り込みながら、初々しい二人の様子、それから家族の姿も描かれます。
出来上がった家も、二人が選択した未来もとても良い!
思わず涙腺がゆるんでしまう、大人向けのしっかりしたドラマでした。

バーニング 劇場版
2018年の韓国映画。
『オアシス』や『ペパーミント・キャンディ』のイ・チャンドン監督作です。
見る人によって様々な解釈ができそうな内容。
とにかく物語が進むにつれ、私は恐怖を覚えました。
捉え方によっては変わるかもしれません。
元となった村上春樹の小説『納屋を焼く』も様々な考察ができる内容のようです。(小説は未読)
ただ、小説と映画は設定が違う部分があるようなので、
別物として鑑賞したほうがいいかもしれません。

ラストナイト・イン・ソーホー
2021年のイギリス映画。
エドガー・ライト監督作です。
60年代サウンドに包まれた本作、出だしと中盤からでは雰囲気が全然違う!
あらすじを書くと観る楽しみが減るので、気になる方は是非本編をご覧ください。
60年代の女性観に対する問題も描きながら、素敵なファッションも見どころの
とっても面白い作品でした♪

サニー 永遠の仲間たち
2011年の韓国映画。
病院で偶然にも25年前の親友に再開する、今は主婦の主人公。
でもその親友は余命わずか。
それをきっかけに、彼女たちの出会った25年前の出来事と
離れ離れになった仲間たちを探す現在の主人公の物語がクロスして描かれます。
余命わずかの親友を描くものの辛気臭さは全くなく、
とてもコメディ色の強い楽しい映画です。
80年代韓国の政治的な背景も交えつつ、とても素敵な作品でした。

アイデンティティー
2003年のアメリカ映画。
顔ぶれに既視感を覚えるも、まだ観ていなかったような気がして鑑賞。
やっぱりずーっと昔に観ていました。(^^;
でもとても面白い作品なので、また楽しめて良かったです。(スリラー&サスペンス映画です)

はちどり
2018年の韓国映画。
とても深みのあるテーマや繊細な心情が描かれる素晴らしい作品ですが、
なんと同監督の短編『リコーダーのテスト』はこの主人公の前日譚となっているそうです。
それは是非観てみたい!そして今作のその後も是非お願いします!

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
2021年のアメリカ映画。
アベンジャーズベースになった今回のシリーズは、今ひとつ気持ちが入らなかったのですが
この3作目はお祭りみたいな内容になっていて、とても面白かったです!
特にアメイジング・スパイダーマンネタが自虐的で可笑しすぎる。
私はアメイジング・スパイダーマンシリーズが大好きだったので、
途中で終わっちゃったのがものすご〜く残念。
だから今回出番があって本当〜〜〜によかった!

隠された時間
2016年の韓国映画。
義父とともに引っ越してきた孤独な少女、
同じ学校でやはり孤独を抱える少年に出会い、とても仲良くなります。
しかしある出来事を境に、少年と彼の親友たちが行方不明に。
その後残された少女が、見知らぬ男に出会うのですが・・・。
子供が主人公のファンタジー映画ですが、甘くはありません。
義父との関係や少年との関係、少年と彼の友人たちに起きた出来事などなど
グイグイ引っ張ってみせてくれる、とても良くできた作品です。
私のとても好きなジャンルのお話でした♪

82年生まれ、キム・ジヨン
同名小説をベースにした、2016年の韓国映画。
おとなり韓国の女性差別についての問題を描いていますが、
ここ日本でも、それから世界中でも未だはびこる問題です。
性に限らず、様々な違いを認め合う世の中になってほしい。
誰かを貶めるなんてこと、していいはずないんですから。

他にも
ハワーズ・エンド
メアリーの総て
約束
バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
毒戦 BELIEVER

デイ・シフト
コンフィデンシャル/共助

などを楽しみました。

最近はとにかく韓国映画率が高いです。
本当に面白い作品が多いんですよ!
でもこれからも洋の東西を問わず、いろいろな作品を楽しみたいと思います。
(そう言いながら、しばらくは韓国映画率高いだろうな〜。)

この記事についてブログを書く
« 変わった虹 | トップ | そういえば! »
最新の画像もっと見る

日常」カテゴリの最新記事