2021年2月7日のブログ記事一覧-ザ・マイケルブログ！

💘 ＦＡＣＴでピエロ「リチャードコシミズを笑え！」

2021-02-07 01:32:47 | リチャードコシミズ

　Hello、皆さん、リチャードコシミズがまたやらかしました（笑）
　それも久々の晴れの舞台である水道橋 Wonder Eyes主催のＦＡＣＴ講演の席上でです。
　ベンジャミン・フルフォード氏との共演のこの 1月13日の講演は録画として撮られていて、
　そのＤＶＤ販売の宣伝のためにこの動画の一部が youtube に挙げられており、
　この動画を見ることによって僕もこの小事件を知る次第とあいなったんですが、
　それにしてもこの動画を UP した Wonder さんの今回の決断には驚いた。

　だって、今回のこの席で、リチャードコシミズに振られているのは憐れなピエロ役ですから… 。

　ええ、完璧な道化ですわ。
　ベンジャミン・フルフォード氏に小バカにされただけじゃなく、聴衆の皆さんからもボケ役として失笑されて…。
　カッコわるくてみっともないことこの上ない醜態ではないですか。
　Wonder さんは長年リチャードコシミズ／ベンジャミン・フルフォードの２人講演を看板にしていたし、
　そして、2013年あたりからの全盛期のリチャードコシミズの観客動員力に頼りきっていた面も確実にあったから、
　よもやこんな風に自分のとこの看板商品に対してダメ出しをするとは思わなかった。

　これは、かつてのカリスマ・リチャードコシミズに対する全否定です。
    もしくは肩叩き？　辛口の退職勧告？　いずれにしてもポジティヴなものじゃない。
　いついかなるときにも自分勝手なモノローグ語りしかできない彼に、相棒のベンジャミン氏がとうとう切れた、
　といった解釈もありかとは思うんだけど、ビジネスマンとしてまっとうなベンジャミン氏が、
　生講演という職場を壊してまでそのような我意を通すとはちょっと考えにくい。
　ということは、やっぱり Wnder Eyes 社長の大塚氏の了承も得てのもの、と取るのが自然でしょう。　
　論より証拠、まずは下の動画をご覧ください ――― ジャスト８分からが問題の部分です。




　見てもらえれば誰でも一目瞭然だと思うから詳細は省きますが、
　たとえばこの動画自体が将来的に消されて見れなくなる、なんて事態も考えられなくはないので、
　この 10分ちょっとのＦＡＣＴ動画の流れを、ざっとここにまとめておきましょう。

１．0:00 から　ベンジャミン・フルフォード氏の話
　　　　　　　アメリカ合衆国の変質。
　　　　　　　アメリカは将来的に国家として分断してしまうかもしれない。
　　　　　　　
２．5:00 から　Ｂ・Ｆ氏に代わってリチャードさんやっと登場。
　　　　　　    その第一声からして「え～　突然ですが地震の話をします」とＢ・Ｆ氏のそれまでの文脈とほとんど無関係な話。
　　　　　　　リチャードコシミズ、持ち前のリチャード節でもって、持論の人工地震話を滔々と語る。

３．8:00 から   で、ここで飛びだすのが例のベンジャミン氏の発言なわけ。
　　　　　　　
　　　　　　　なんでマスクしているんですか…？
　　　　　　　
　　　　　　　会場、爆笑（笑）　　

　コロナ渦でマスクを使用して講演をするのがいけないことだとは僕は思わないけど、
　この講演会に集まったひと ――― カメラに映ったひとの大部分は、あんまり皆さんマスクを着用しておられないんですね。
　信奉している陰謀論のせいかどうかは分からないけれど、ここがあまりにも潔癖に COVED-19 のことを恐れるのとは逆の位相の、
　世の趨勢に反発する意見の方々が集っている特殊な場所であるということは、なんとなく分かる。

　ところが動画の開始部分から見て誰でも分かるように、
　リチャードコシミズはこの COVED-19 をめちゃめちゃ恐れているんです。
　マイケルブログの開始から指摘しているけど、実は彼、超の字がつくほどの小心者なんです。
　彼、基礎疾患をいっぱい抱えているし、年齢も65だからその気持ちも分からないじゃないんだけど、
　そのようなコミカルな小心ぶり、さらにはベンちゃんが一生懸命話してられるアメリカの今後について、
　講演の相棒なのに何ひとつ聴いていない、つまり、ベンジャミン氏と一緒に講演をやっていこうという意思が全く窺えない、
　舞台上のマスク姿のこのリチャードコシミズという存在が、みんな、見ていてだんだんと癪に触ってきたんだと思います。
　だって、どう見ても Covid-19 怖い怖いのリチャードさん、命がけのカッコいい真相追及者には見えないからね。
　それが偉そうに、ベンちゃんの話を聴きもせず、敷衍もせず、ただ、勝手な自分伽だけを延々喋ってる。
　「なんなんだ、コイツは…」となるのが自然じゃないですか。
　そして、実際に会議室「内海」のこの会場は、そういった不完全燃焼のわるい空気に傾きはじめたんです。

　そんな空気が充満しきったところで、まるで狙ったみたいなベンジャミン氏のこの急襲のマスク突っこみ ―――

　受けますよ、そりゃ（笑）

　このベンジャミン氏の突っこみは、僕は結構悪意のこもったものであったと思う。
　ていうか、いままでためにためていた小さな憤懣が、たまたまこの突っこみについ集約されちゃったんでしょうね。
　もちろん彼は大人だから、舞台上のリチャードコシミズの面子を丸潰れにするようなことはやらない。
　当然、言葉は選んでいます。
　でも、そのことが返って、小動物みたいに COVID-19 を怖がっているリチャードコシミズを浮き彫りにする、痛烈な皮肉となった。

　リチャードさん、動揺してたもんなあ。
　マスク下での呼吸が、荒くなっているのが素人目にも見てとれた。
　ひとり語りしかやれない彼が、必死になって持ちだしてきた「言い訳」は以下のようなものでした。

――― いや…、あのね、この日本という社会では…、マスクをしていないと凄い差別がある…。

――― ああ…。（ベンジャミン氏と観客の失笑）

――― たとえば今日僕は電車に乗ってこっへちへきたでしょう…？　マスクをしてないのは（トいいながらマスクを顎下にずらして見せて）こんな感じにやってるとジロッと睨まれる…。なんか、凄い差別を感じたので、しようがないからこうやった……。

――― ああ…。（ベンジャミン氏と観客との再失笑）

――― つまりは問題を起こさないで今日一日をやりすごすためには、これが必要だった…。

――― はい、はい…、分かりました…。（ベンジャミン氏以下、ま、こいつにいっても分かんないからしゃーねえか的な苦笑広がる）

　これ、誰でも同意してくれると思うけど、その場凌ぎの子供の言い訳ですよ、はっきりいって。
　仏壇の饅頭の盗み喰いを咎められた子供が、いや、喰ったのは俺じゃなくてネズミなんだ、と言い張るのと一緒。
　こういうとっさのシチエーションになると、人間の本性って出るんですよ。
　ＦＡＣＴっていうのは、政府や世間の公式見解に異を唱える、位置的にいえば反社会的な集まりの場のはずでしょう？
　だったら、ここでそのような真っ当な常識意見がどっちらけになるっていうの、いってて分かんなかったのかなあ？
　まして今まで「差別」言論をさんざんやり続けてきた男から、このような薄っぺらな「差別」なんて言葉が出てこようとはね…。
　マスクずらしてたあなたに注がれた視線は「差別」なんかじゃなくて、ただの「注意」でしょうが。

　この取りちがえもめっちゃ幼児してる！！
　
　リチャードコシミズはね、うん、大人じゃなくって幼児なんですよ、実は。
　表向きは「裏社会と闘う勇気あるジャーナリスト」という設定だけど、そんなのは所詮仮装の着ぐるみ。
　あの成人病の巣窟である肉体のうちに住んでいるのは、虚弱で怖がり屋の幼児なんです。
　大人に認められたくて、大人たちの気を引きたくて、知っている限りの虚言をまくしたてている、憐れな幼児。
　幼児だから「保険金殺人だーっ！」と無根拠な妄想を、あれだけ真摯にいい切ることができた。
　幼児だから「３１１は人工地震だーっ！」と世界中の陰謀論ネタを集めて、誇大妄想的に叫ぶことができた。　
　幼児だから「真っ黒は工作員だーっ！」と勝手に断定して、大阪高槻講演会で僕の個人情報を聴衆にばら撒くことができた。
　幼児だから「アビガンさえあれば世界はコロナ渦から救われる！」といまだにブッていられるわけ。

　それがリチャードコシミズのからくりのすべて。
　
　いままでは世間が豊かで余裕もあったから、そのような戯言で遊ぶ子供たちをいちいち咎めるようなことはなかった。
　でも、COVID-19 の襲来とドナルド・トランプの連邦議会襲撃の事件で、世間はこれまでの考えを急遽改めた。
　みんな、Ｑや陰謀論者の蔭に、あのオウム真理教の面影を再び見いだしたんですね。
　リチャードさんは今でこそこんなに小さく、皆から小馬鹿にされるような存在に成り下がっちゃったけど、　
　彼の血脈からはオウムの上祐さんや村井さんみたいな存在が、やっぱり出ているんですよ。
　それがＱArmy Japan の日本代表、米国でも知られているＥｒｉ= @okabaeri9111 （独立党時のＨＮはよかとよ）であり、
　そのもう片翼が、都知事選にまで打って出て「クラスターライブ」で世間の顰蹙を買った、
　国民主権党のあの平塚正幸氏（ＨＮ独立党在籍時のＨＮはさゆふらっとまうんど）だったわけなんです。

　両者ともリチャードコシミズ独立党の出身者です。
　僕はどっちとも知っている。
　まず、Ｅｒｉさんからいきますか ――― 知っての通り、ＱをバックにしたＥｒｉの活動は全て封じられました。
　日本だからたまたまこれで済んだ。海外だったら、これ間違いなく逮捕のレベルです。

　リチャードコシミズ血脈のもう片翼である、平塚正幸氏 ――― 彼の前途もまた多難です。
　コロナ渦の「クラスターライブ」でＴＴＭつよし氏の喋り編でもちびっと取りあげられたこともある彼ですが、
　彼とともに都知事選に参戦して彼と同様に落選したある男性が、
　落選にもめげず、引っ越しまでして住民票を移した埼玉・戸田市で市議に立候補して、
　悪戦苦闘の選挙活動を行った末、とうとう市議の座を獲得してしまった。

　皆さんもたぶんもうご存知でしょう ――― 特攻服がウリの「スーパークレイジー君」です ―――！！

　彼は凄い。マジに凄いです。
　僕は都知事選にまで出た平塚正幸の野心だけは本物だと評価していたんだけど、世の中、やっぱり上には上っているんですねえ！？
　「特攻服に少年院」という過去と根暗な「陰謀論」とじゃインパクトがちがいすぎる。
　気の毒だけど「クラスターライブ」程度じゃ、ハナから勝負になんないよ。
　都知事選参戦ってのは「クラスターライブ」までは勲章となりえたのかもしれないけど、
　そうした勲章の価値をこの「スーパークレイジー君」が根こそぎ奪い取っちゃった ―――！！

　彼が話すのも聴いたけど、熱くてまじめなんですよ、この「スーパークレイジー君」って方。
　さっそく世間の風紀委員的なひとらが彼を叩きはじめているけど、彼にはハートがある、と僕は思ってる。
　７歳の息子がいて、この子のためにも教育問題に取り組んでいきたい、という抱負もいい。
　世間の価値の逆の目、逆の目と張っていく、陰謀論出身者の姑息さと＜承認欲求・命＞の傾向なんて世間はとっくに気づいてる。
　遠からずこの「スーパークイジー君」は、平塚正幸が積みあげたこれまでのキャリアを全て奪い取ってしまうことでしょう。
　実際、彼が出てから平塚正幸の扱いはどこも小さくなった。
　世間はもう彼の逮捕劇のことすら忘れはじめているように僕は感じます。
　
　
　　　　　　　　　　　　　✖　　　　　　　　　　　　　✖　　　　　　　　　　　　　✖　　　　　　　　　　　　　✖

　このようにしてリチャードコシミズが世の中に撒いた種は、花を咲かせることなく、全て枯れ萎んでいくのでありました。
　
――― どうしてみんな枯れちゃうの？なんであのひとたちのお花は咲かないの？
　
――― それはね、あかね嬢ちゃん、あのひとたちが根っこにしている陰謀論というのがね、もともと「妬み」と「嫉み」のためのツールだからだよ。

――― ねたみ？　そねみ？　それなあに？

――― 誰それのことが羨ましい、自分より幸せそうにしているひとたちがみんな憎らしい、引きずり降ろしていじめてやりたいっていう気持ちのことかな。

――― いけないと思う。でも、そういう気持ち、ちょっとはわかるわ。

――― 僕も分かるよ。でもさ、ひとの気持ちは、そういった低い部分だけで成り立っているわけじゃない。もっと別のあったかい気持ち、ほかのひとが偉いなあ、凄いなあ、あんな風になりたいなあって素直に感じる部分もあるはずなんだ。けれども、そういった感情を認めてしまうと、結局いまいる自分の立ち位置、いま現在の自分の低さを認めなくちゃいけないことになる。そういうことを死んでも認めたくないちっぽけな大人が世の中にはたくさんいるんだよ。自分が箸にも棒にもかからない人間だと認めたくないひとたち、死んでも認めたくないそんなひとたちがこういった陰謀論にすがるのさ。世界は全部間違っている。ＴＶもマスコミも新聞もうそしかいわない。しかし、自分だけは世界の真相を知っている。あのビル・ゲイツやロスチャイルド男爵なんて大したことない。本当に偉いのはそういった世界の真の構造に気づいて、それを是正しようと闘っている自分たちのほうだ、ということをいいたいがためにね……。

――― インボーロン…シャ……？

――― 陰謀論者は高き者を認めない。その意味、第二世代の共産主義といってもいいのかもしれない。高き者をは引きずり降ろして、むりやり自分とおなじ畜生世界に引きずりこむんだよ。中国の紅衛兵なんかが歴史的に見て、いちばん彼等に似ているんじゃないのかな？　かつて関東大震災の直後に、朝鮮人があちこちの井戸に毒を入れた、このドサクサにまぎれて日本人に仕返しするためだ、というデマが被災地一帯を席巻したことがあった。このデマのせいでリンチが起こり多くの在日朝鮮人が殺された。大正時代のピザゲート事件がこれさ。大正時代からもう陰謀論の初期形態はあったんだ。当時にいまみたいなネットがあったなら、これはもっと多くの悲しい被害者をだしていたと僕は思う。陰謀論はなにも考えない。世界の不備を常に誰かのせいにして、彼等を叩き、自分だけは正義の仮面をちゃっかり被って安全な側にまわろうとする。狡いね。姑息で卑怯だね。こうして喋っているだけで口のなかが苦くなるね。僕は今度のトランプ大統領とＱやほかの陰謀論者との関りを見て、オウム真理教はまだ死んでいなかった、彼等の系列は途切れていなかったということを改めて痛感したな。

――― インボーロンシャ…。かわいそう……。

―――うん、かわいそうだね。語る側もかわいそうだけど、こんなものにハマらざるをえないところまで追いこまれてしまったひとたちは、もっとかわいそうだ。だけど、かわいそうがっているだけじゃダメだ。こうした動きは既に流行とかいった範囲を優にこえて、21世紀の病といってもいいレベルまで達してしまったからね。戦争を起こすのは軍産複合体だとかディープステイトだとか彼等はいうけど、僕は、本当に戦争を惹起する種は、軍産複合体やディープステイトとかいう仮想的を作りだすほうのひとたち、この世の不備を常に誰かのせいにして、自分はそれとは反対の正義の立場にまわりたがるような、彼等のねじけた心のほうにあると思う。主犯はそっちだよ。地位や役職や財産じゃ引き金は引けやしないからね。引き金を引かせるのは、いつだって人間の心のほうなんだ。ディープステイト、軍産複合体、それからカバールとかいう言葉は、きっと彼等の心を写しだす鏡なんだ。デイープステイトっていうのは陰謀論者の自画像だよ。僕はディープステイトの人間にも軍産複合体の人間ともまだ会ったことはないけど、陰謀論者が敵役に設定しているそうした人間たちって、ほかの誰よりそれをいう陰謀論者自身によく似ていると思うよ……。　

――― ………。

――― どうしたの？　泣いてるの…？

――― わかんない…。でも、なんか悲しかった…。

――― 難しい話しちゃって、なんかごめんね……。

――― ううん、いいの…。でも、なんだか眠くなってきた…。

――― そうだね…。じゃ、僕等もそろそろ休もうか……。
　

　またしても長すぎる記事になっちゃいました。
　あかね嬢ちゃんも眠がってきているので、今夜はこのへんで僕も筆を置きたく思います ――― お休みなさい。　

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