先日の記事の続きにはなります。
今回書いていきたいのは、起業するなら
「知り合いや友達と一緒にやってはいけない」ということです。
訪問看護ステーションは起業するために
①法人を作る
②スタッフを2人雇う
③テナントを借りる
④市役所に打ち合わせに行く
⑤書類提出
⑥開業許可
となります。
新規の場合、大体、①②のステップで結構戸惑います。
①はイメージいいのがNPO法人ですが、株式会社がおすすめです。
NPO法人は役員報酬に制限がありますので。株式会社も表記方法を後株にすれば
イメージは悪くなりませんよ。まずは行政書士に頼んで、会社設立します。
②次は、求人をかけます。
試用期間1ヶ月で設定してもいいし、いきなり正規雇用でもいい。労働契約書をしっかり作成しましょう。社労士を通すのが一番いいです。口約束はだめ。逃がさないためにも契約制でもいいですね。
半年契約で月収30万で180万円前金にするとか。
お金でしばってしまうのも手です。それだけ人集めが大変なんです。
友人紹介してくれたら30万円プラスとか。
ここがかなり難関です。資格持っているひとを集めないと開業できないからです。
訪問看護ステーションの条件は看護、準看2.5人。この0.5が泣き所でしょうね。
人が集まりません。
③テナントを借ります。
おすすめは都心でやるなら駅近く。かつ契約駐車場が4台は欲しいですね。
1階、2階はこだわりなし。あまり高層階の事例は知りませんが、福祉施設ではないので営業許可は下ります。広さも基準を満たす程度でいいと思いますよ。
訪問看護STは事務所でお金をかけるのでなく、駐車場と立地です。
①②③が揃ったら、
④市役所にアポイントメントとってプレゼンしに行きます。
そして営業許可書類作成します。
これが大変ですが、書式は各市町村でダウンロードできます。
⑤そして書類提出して1ヶ月から2ヶ月待ちます。決済の時間かかるので。
⑥そして開業許可がおります。
この間何をするか?
まずは、
①カルテのベース、テンプレートを作ります。
②契約書、重要事項説明書、サービス内容確認書
③営業、あいさつ回りするクリニック、家族会、福祉施設、をピックアップします。
④営業トーク作り
とにかく営業です。
そして、エリアを限定しないこと。
病院が持っている訪問看護STでは手が回らないエリア、遠方のエリアや難しい事例からしか仕事は来ません。
そういった困難事例をクリアしていった先に、良いお客さんを紹介してくれるようになります。
1年間は遠方、困難事例ですね。
2年目からはばら色の事業が待っているかもしれません。
1年間、従業員に給料払い、車のリース、駐車場、ガソリン、保険、テナント代払っていけますか?
看護師さんは営業苦手なので、営業の会社にアウトソーシングするのも一つの手だと思いますよ。
とりあえず、年内の記事はこのあたりで。次回は年明け1月4日から再開する予定です。
今年は右往左往しました。
来年も独立に向けた具体的行動を加速していきたいと思います。
子ども達が暮らしよい未来となるために!
皆様、良いお年を!
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