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旧精神科医療は思想警察なのか?

聖書から観る境界性人格障害パーソナリティ障害

2017年04月11日 | 精神科看護
発達障害の次に良くわからない病気の1つに、境界性人格障害、ボーダーラインパーソナリティデイズオーダーが挙げられます。
彼女達の特徴は

不安になると死にたくなってしまう

というところでしょうか?

良く、精神分析学や心理学を学ぶと
『人間は極めて、アンビバレンスな生き物であり、白黒つけるのは良くない、子供染みている』
と教えられ、当時は妙に納得しました。
こどもは『良い』か『嫌』とハッキリ言います。
欲求に素直だという事もあるかもしれませんが、本音と建て前を使わず

罪がない、嘘をつかない

という点において、物事をシンプルにかつ、バイアスや何らかの曇りなくクリアーに捉えているから、そのように判断して答えてくるのではないでしょうか?
これは、こどもがえらいとか凄いなどという話をしている訳ではありません。
私たち大人は、その場しのぎのために、空気を読んで、平気で嘘をつく事を覚えて行きます。
少なくとも、私はその場しのぎにしかならない嘘をつき続けて来ました。
それは、人生において楽できるし、有利なポジションでいられるから、虚栄心やプライド、自己保身のためひ、自然に覚えていく、処世術なのかもしれません。
しかし、人間は一度嘘をつくと、さらに嘘の上塗りをしなくてはならなくなる。
そして、嘘が肥大化して真実と嘘の境がわからなくなる、さらには、どんどん物事を複雑化していき、自分の素直な感情も分からなくなってしまうのかもしれません。

そのように考えると、物事をシンプルに捉える視点からすれば、ボーダーラインの人は鋭く、理にかなっているように思えます。
ただし、彼女たちは軸がないため、不安が大きくなると発狂したり逆に鎮静するために、リストカットしてしまう。

聖書では、『熱いか冷たいかでいなさい』
『然りか否か』でいなさいとあります。
つまり、グレーゾーンはもととと存在しないのです。
世の中は、善か悪しかありません。
そして人間は本音で生きれるように努力すべきなのです。
欲望に素直になれとは言ってません。
欲望は抑え、質素に悪を嫌い、悪から離れ、善のみを、行う生き方をしなさいと説明しています。

そのように考えると、いかに私たちは日常で嘘をついているのか?
嘘をつかないと生きていけない世の中にどっぷりと浸かってしまっているのか?
そして、そんな世の中でお金や地位や名誉や異性を手に入れている人がメディアでもてはやされ、書籍を出し、講演会までしている始末なのです。
であるならば、ボーダーラインの人達への処方箋はずばり

『嘘をつけ』

なのです。

彼女達は嘘がつけない。
肝心なところで嘘がつけないのです。
嘘がつけないのであれば
清らかな世界にはいり、生きていくしかありません。
そこは、白か黒しかない。
統合失調症の若年発症型の人は白か黒しかないといいます。
そういう人達も、白か黒しかない世界で生活した方が良い。
生きるか死ぬかの文明レベルの地域で生活するか、ましてや本当のクリスチャンになり、悪を全て排除し善のみを追い求める生き方をするか?だと考えます。
人間は嘘をついたり、悪を行ったり、罪を犯すと霊魂が汚れてくるといいます。
確かに悪い人の周りには、悪い人が集まって来ますからね。
現代は悪い人がカッコいいという風潮が余りにも強すぎます。

願わくば、ボーダーラインで苦しむ人々には、セックスやドラッグや音楽などに異存するのでなく、神の道に、信仰の道に入って欲しいと思います。
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