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旧精神科医療は思想警察なのか?

認知症が増え、統合失調症の入院患者が減少している理由

2024年07月09日 | 世界一分からない日本の精神科医療と精神科看護

厚労省の医療制度改革として、精神科病床の削減が挙がっています。

第八次医療改革2024~ https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001041839.pdf

令和2年度、2020年には、27.3万人の精神科病院入院患者に対して

認知症(アルツハイマー型、血管性)の合計が6%となっています。

そして統合失調症が年々減少してきて、平成20年度、西暦2008年と比較して、入院割合が、18.5%から、14.1%にまで減少しています。

このことが、何を現わすのでしょうか?

従来の精神科病院は、統合失調症という意味不明の病名をつけて、日常生活が自立した人たちを集団管理して、収益を上げる、「隔離収容型」の経営をしていました。

ところが、これからは、認知症高齢者を相手にした介護福祉型ビジネスに変化していきます。

高齢化社会のニーズを、精神科病院が担当するようになるのです。

統合失調症も認知症も、「家族が同居しづらい」と言えば、あとは適当に医師が診断名をつければ、病気になってしまうようなものです。

定義は曖昧で、画一化された診断指標はありません。

本人が拒否すれば「病識がない」という鶴の一声で、家族同意をとり、強制入院にすることができる。

これは何も精神科病院に起こっている人権問題ではありません。

一般科病院でも、本人が経管栄養や静脈栄養を拒否したら、家族に同意をとって、身体拘束を平然と行っています。

「医療を盾に取った、憲法違反」が平然と行われているのが、日本医療の現状です。

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本題に戻りましょう。

どうして、入院患者数の割合が変化してきたのか?という考察をしていきたいと思います。

理由①「病名が増え、メンタルクリニック、心療内科が増えた」

増える糖尿病内科や精神科、減る外科や小児科…日本の医師数の変化をさぐる(2024年公開版)不破雷蔵「グラフ化してみる」「さぐる」ジャーナブロガー 検証・解説者2024/6/26(水)https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f9247e21c5855516d250495e013b3b457ed528ad

→外来つなぎとめしておくために、敢えて統合失調症というマイナスイメージの強い、かつ意味不明の病名をつける必要がない

→不安障害やうつ病という耳障りの良い病名、誰でもかかる病名が普及した

→クリニックが患者数維持のため、レッテル貼りの次元を下げた

→クリニック経営のために、入院させない方向になってきている。

 

※クレーマーや厄介な粘着患者だけ、入院させるようになった。

 

②入院診療報酬が「スーパー救急、急性期寄り」になった

経営がひっ迫する精神科救急医療 求められる地域包括ケアシステム(前)
地域・文化 2022年9月1日 https://www.data-max.co.jp/article/49176

 統合失調症という名のつく人は、基本長期入院患者、リピーターしかいないため、スーパー救急制度に適合しない。

 施設症により、社会での生活力が極端に低く、退院してもホームレスになるか自殺してしまう可能性が高い。

→認知症高齢者を鎮静かけ、老健やサ高住と回転させる

→高額な診療報酬と手厚い看護基準(10:1)の人員配置

 診断名を統合失調症としてしまうと、退院時への社会復帰の壁が高くなります。

それはかつて、「AIDS患者と接触するのが怖い」というAIDS差別があったことや、ここ最近では「新型コロナ感染者への差別」があったのと同じです。

(詳しくは動画をご覧ください)

「学ぼうHIVとエイズ~ジブンを守る大切な誰かを守る~」

「もうこの街にいたくない」感染者が語る「コロナ差別」

ですから、安易に「統合失調症」という診断名をつけてしまうと、社会復帰、退院促進が難しくなるため、診断する病名を変えてしまうというトリックです。

 今多いのは、「うつ病」で医師の意見書の書き方次第で障害者年金2級が取得できます。

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以上の理由から、長期慢性化して病院が経営できる時代の終わりが来ています。

そして、実際に精神科病院に長期入院していると、向精神薬漬けにされ、閉鎖空間に隔離収容されることで社会性がどんどん低下し、「統合失調症と同じ症状」が出始めます。

私から言わせれば、「施設症=統合失調症」です。

つまり、統合失調症は医現病なのです。

逆に幻覚や妄想があっても日常生活をしている人はごまんといます。

その人たちは何も治療をしていません。

精神病の定義などあってないようなものなのです。

あえて病名診断するなら「ストレス性一過性混乱」「疲労性混乱」で良いのです。

そして、脳神経内科が担当すべきだと思います。

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なぜ私たちは、日々のストレスにより混乱してしまうのでしょうか?

それは、肉体だけでなく、霊体の管理をしていないからです。

人間は肉体と目に見えない「霊体」を持っています。

ですから、「霊体」のことを知らないと、「霊体がどんどん不健康になる」のです。

そして、その影響が、肉体である、身体や脳機能(精神機能)にまで影響してきます。(詳しくはラプトブログに書かれています)

人間には肉体だけでなく霊体も存在する 霊を目覚めさせ、永遠の幸せを手に入れるためには ライフ 2021年5月16日 https://rapt-plusalpha.com/10900/

メンタルヘルスに真剣に向かい合いたい人は、「人間とは何か?」という本質を知って、心身共に健康な状態を手に入れて欲しいと祈ります。

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