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旧精神科医療は思想警察なのか?

不登校は病気なのか?医療を民間に任せる危険性

2024年09月28日 | 医療

病気と障害の違いは分かりますか?

「病気」とは「原因が明白」で、状態異常が起きていることです。

「原因が除去できれば異常はなくなる状態」を病気といいます。

一方「障害」とは①原因が不明で状態異常が起きていること

②原因は明確だが、現代の医療技術や科学技術で解決ができない状態のこと

を言います。(「機能・形態障害」(Impairment:ICF の機能障害)、「能力障害」 (Disability:ICF の活動制限)、「社会的不利」(Handicap:ICF の参加制約) の3つのレベル(階層)と分けることができます)

このようなことを書くと、世の中にある病名や疾患名は、原因不明のものばかり、つまり治療ができない、完治しないものばかりなので、ほとんど「障害」の部類に入ります。

今回の記事のテーマは「不登校は病気なのか?」です。

とある精神科医が、「不登校は病気だ」と言っていますが、不登校の原因が分かっていないし、解決もできないのに、どうして病気と決めつけることができるのでしょうか?

 

ニュース記事を以下、転載いたします。

・・・・・・・・・・(「不登校は病気と診断」全国初の不登校専門クリニック、前に進むための医学的アプローチ 2024/8/18(日) 
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c35285c2059edb04066c4ad6aa5a183716304ba?page=2

不登校の子どもたちの実態
令和4年度の文部科学省の調査によると、小中学校の不登校児童生徒数は前年度から5万4108人増加し、29万9048人でした。 これは過去最多の数字であり、10年前と比べると約2.6倍です。

不登校児童数が増加した背景には、新型コロナウイルス感染症の影響や、SNSの普及による人間関係の変化、学校や社会のプレッシャーの増大など、複合的な要因があると飯島さんはいいます。

子どもたちの不登校の原因は複雑で、一人ひとり異なりますが、飯島さんが関わってきた中での原因としては下記が多くみられるといいます。
1. いじめや友人関係の問題
2. 学業のプレッシャーや学習の遅れ
3. 家庭環境の変化(離婚、転居など)
4. 発達障害やその他の精神疾患(うつ病、不安障害など)
5. 学校システムへの不適応

・・・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

小中学校合わせて、不登校児童が29万人以上いるのは驚きです。

不登校は病気だと「レッテル貼り」してどうするのでしょうか?

「問題を見つけ、病気と決めつけた」だけなのに、偉いのでしょうか?

「問題を解決してこそ」の専門職ではないでしょうか?

「あれが悪い、これが悪い」と様々な原因を提示はするものの、解決策を持っていないのが、精神医学を始めとした「現代医学」の特徴です。

コロナパンデミックのおかげで、医者のメッキが剝がれ始めました。

医療の信用が地に堕るのも時間の問題でしょう。

コロナ禍の4年間に、医師の信頼度が31.4%低下 アメリカ研究チーム調べ 健康・医療 , …2024年9月8日https://rapt-plusalpha.com/109575/

そして医者の本質について鋭く突いているツィートがあります。

 

あまりにも日本人は、医療を信用し過ぎていると思います。

医療は、人間の体調不良の原因の本質を分かっていません。

ただ、日本社会で、体調不良があった時、相談する先が、病院しかないのです。

そして、コロナ禍以降、体調不良で会社や学校を休む時、「必ず医療機関を受診して診断してもらえ」と受診しないと欠席理由として、やむを得ない理由とならなくなりました。

日本は、医師の診断に対し「社会的信用が高過ぎる」のです。

「心身の影響で体調不良になるのだから、家でゆっくり休息していれば良い」という価値観は過去の物になってしまいました。

本来、痛みや体調不良があったときは「生活の乱れ」を考え「自分の生活を見直すことが先」であるはずです。

逆に、無理して受診すると、病院待合室は病人だらけで、1時間以上待たされた挙句、「3分の問診」と、「迅速検査」を受けるだけ。

こんな手抜き診察で一体何が分かるというのでしょうか?

 

医者は「あなたの生活が○○だから、臓器に異常が出ました」とは言いません。

「臓器の状態が悪いから、体調不良が出ている」と言います。

患者自身が、自己管理できていない事を棚上げし、「病気のせいだ」と責任転嫁することが一番の問題だと感じます。

 

私は、医療を全否定するつもりはありません。

犯罪があった時に、捜査するのが警察であるように、事故や怪我などの救急対応は医療の役割だと思います。

そのために24時間365日受け入れをするから、「大変な仕事」「名誉職」なのです。

しかし、「収益のために必要ない医療行為を行うこと」や、「利益優先の医療によって、私腹を肥やしている医者たちが大勢いること」が、コロナパンデミックで分かってから、医療の在り方を見直す時期が来ていると思います。

~~~~~~~~~~【警察が民営化されたらどうなる?】

 

例えば、「警察が民営化」され、取り締まりや事件捜査を警備会社がやり始めたらどうなるでしょうか?

民間企業に、一定の研修を受けて、合格すれば、

「警察と同じ取り締まり業務ができ、捜査権が与えられる」

と民間警察委託の許可をされたらどうなるでしょう?

きっと利益を出しやすいように以下のような事をし始めます。<後ろの()内は医療に置き換えています。>

①取り締まりやすい犯罪を中心に取り締まる(例:生活習慣病への受診勧奨と投薬、老化現象を病気と診断して投薬する)

②検挙したら報酬が高い犯罪を中心に取り締まりをする(例:ガン健診、ガン治療)

③政治家や金持ち、反社会的勢力と組んで、賄賂をもらい、犯罪を見逃す。(政治家、官僚、金持ちや医者はガン治療しない、薬を飲まない、コロナワクチンを打たない)

④犯罪を捏造したり、検挙しやすく法律を厳しくしたり、弱者に濡れ衣や冤罪を被せて、検挙数を稼いで、報酬・出来高を稼ぐようになる(例:定期健診義務付け、メタボ健診、特定保健指導を法定化)

警察がこんなことし始めたら世も末ですね。

実際、民営化されている医療は、サラリーマンの健康診断の基準値を露骨に厳しくして、生活習慣病やガン検診を行い、受診誘導しています。

また、健康保険組合に法的に定期健診を義務付けて、サラリーマンは定期健診から逃げられない状態にされています。

~~~~~~【医療業界は「公務員」】

医療業界は、税金と社会保険税を収入の9割としているため、「公務員」です。

さらに「国家資格」がないと働けないような業務独占も認められています。

ところが、病院の経営母体をみると、9割が民間病院なのです。

民間企業に税金を流し続けているため、公共事業の道路工事をする大手ゼネコンと同じ仕組みです。

(詳しくは以下の動画をご覧ください)

【混迷を深める医療業界】公費(税金)に依存する医療業界は、格差拡大が到来

つまり、人の健康を営利企業が担当しているのです。

警察で例えるなら、民間警察が9割の状態なのです。冤罪だらけになるのは目に見えていますね。

(赤枠が公立系、緑枠が民間)https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001152036.pdf

しかも日本の医療は、出来高制といって、不要な処置や検査した結果に対して、厳しいチェックもなく、税金から診療報酬が支払われます。

「医者が申請したんだから素人は分からないため通ってしまう」というシステムなのです。

警察に例えると、冤罪であろうが、釈放された事件であろうが、捜査しましたと顛末書さえつけて報告すれば、報酬が支払われる状態をさします。

警察が民営化され、出来高制になれば、不必要な取り締まりをどんどんします。

弱い国民を狙って、取り締まりし易い犯罪検挙を強化するのは目に見えています。

~~~~~~~~~【医療業界の取り締まりとは?】

国民の方から、病院に来るように、テレビやマスコミ、ドラマやバラエティー番組を使って、健康不安を煽り続けるマーケティング戦略のことです。

このようなバラエティー番組やニュースを見たら、「ひょっとして病気かも」「早期発見した方が苦痛なく生活できるらしい」と淡い期待を抱き、病院に来るような印象操作ができます。

健常者を狙った、健康診断と人間ドックによる患者狩りです。

実際に、患者狩りをするために人間ドックや健康診断が始まりました。

詳しくは以下の動画をご覧ください。

RAPT×読者対談131 小林麻央の死は悪魔への生贄である。(悪の巨塔・日野原重明と市川海老蔵の深いつながり。)

・・・・・・・・・【国防を民間企業に任せて良いのか?】

そもそも警察は、犯罪がなければ必要性がありません。

犯罪の予防を中心にパトロールや広報をするのも本来は不要でしょう。

平和でも警察という業務がなりたつのは、「セーフティーネット」としての役割を政府が認め、公務員として認めているからです。

逆に、警察を民間企業にやらせたら、腐敗していき、治安悪化します。

治安が悪い国は、国際的に信用してもらえなくなるので、政府は警察を民営化しません。

「キチガイに刃物を与える状態」です。

刃物を与えた相手、つまり医療従事者はモラルが高いと思いますか?

金や欲望に勝てない、道徳心のないような人間ばかりなのに、医療を民営化することがいかに馬鹿げていて、恐ろしいことかお判りいただけたでしょうか?

~~~~~~~~~~~【不登校は病気なのか?】

今回、「不登校」を売りにした精神科医についての記事をテーマにしましたが、「国民が不健康だと思い込ませないと、病院経営できないシステム」が一番の問題だと思います。

「自分は健康ではないかもしれない」「病気になったらどうしよう」と思わされている日本国民は不幸でしかありません。

私は精神科病院の児童思春期病棟や精神科救急病棟で勤務していたので、

「不登校になった人の末路」

を見てきました。

不登校だけでなく、「会社に働けに行けなくなった人」の末路も同じです。

日本社会全体が、そういった社会不適応の人たちを、もう一度社会に戻そうとはせず、施設や病院で一生飼い殺しにします。

「復活させよう」「再挑戦させよう」とはせず、精神科病院という施設に入れて、死ぬまで面倒を見るようにします。

掃除機が壊れた時、修理して使うのではなく、「修理代が高いので、新しく買い替えた方が安いですよ」という電化製品の扱いがされているのです。

確かに資本主義では、修理して使うよりも、スクラップしてもらって、新製品を買ってもらった方が良いでしょう。

しかし、人間はそういう訳にはいきません。

人間は電化製品と同じにはなりませんが、そうやって「社会システム」に消費されてしまっています。

人間の脳は無限の可能性を持っているし、再生できるとラプトblogに書かれています。

しかし、それは人間が本来持っている能力を磨き、正しい方向に成長させ続けることが前提です。

そうでないと、中古車や事故車のように、スクラップに出されるのがオチです。

間違った常識や金儲け医療がなくなり、人を物のように扱う社会から、人を消費する社会から、人を生かす社会になることを願います。

【皆さんにお勧めの記事】

『「できないこと」だらけで発達障害と診断された私が、RAPTブログとの出会いによって、次々と不可能を可能にして、生き甲斐と喜びを感じて生きられるようになった 社会 2024年9月11日 https://rapt-plusalpha.com/109754/』

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