2019年の4月から心機一転して記事の更新をしていきたいと思います。
元号が「令和」となりましたが、実は以下のような卑猥な発音をすることで話題になっていますね。
新元号「令和」
— 時計仕掛けのオレンジ (@9n7eWQtutsamatw) 2019年4月1日
天皇家の家紋である菊花門が、「肛門」を表している以上、彼らが意図的にこのような猥雑な言葉を元号として選んだ可能性はとても高い。https://t.co/RYyW32lGGy
しかも、エスペラントは天皇家をはじめとしたイルミナティの共通言語。https://t.co/4VR0O8xr3S pic.twitter.com/ygNoH4nXZ5
まさにR18指定、いえそれ以下だと思います。
私としては、元号、和暦などいちいち使用せず、西暦一本でよいと思います。
2019年は「看護師養成ビジネス」について書いていきたいと思っています。
その理由として、私自身が、
①看護師養成学校で働いているということ
②2019年の看護師国家試験があまりに悪質であったと
③看護師養成のカリキュラムと臨床で要求されることがかけ離れているということ
を感じたため、看護師という国家資格があくまで「看護師養成ビジネス」であると感じざるを得なかったためです。
2005年から始まった、小泉竹中構造改革、2011年3・11東北大震災、そして2012年リーマンショック以降、日本の格差は広がる一方でした。
そして、容赦ないリストラや、経営者、株主のためのコストカット、人件費削減するための人減らしが進みました。
IT化が進み人々の生活は便利になりましたが、その反面、ビジネスは激化、より利益を追及しようと、ビジネスパーソンは、コンピューターと競争させられる羽目になってしまっています。
こういった問題は、一部のトップ、金持ちが利益を独占しすぎているため起こってきた問題のように思います。
「効率化」「人減らし」をすれば経常利益は上げることができるかもしれない。
以前私が働いていた会社では、「売り上げを上げる対策でなく、負けない体質作り」をするという経営目標を掲げており、
経費コントロール、「総人件費を12%から10%まで下げる」というスローガンを掲げていました。
早い話、『社員を減らしてパート、フリーターで回せるような仕組みを作れ』という話です。
それを経営者トップは「挑戦しろ!」とはっぱをかけてくる始末です。
その年の営業利益は60億円、純利益は約30億円ですから、「その30億円どこいったの?」ということです。
内部留保も相当あると聞いていました。
結局、口では偉そうなことを言っていても、人間は「金や権力を維持するために一生、金や権力の奴隷となる」ことを象徴しています。
民間企業がこのような、一部のトップ一族にしかお金が回っていかないような社会が続くと、当然、「公務員人気、国家資格人気が上昇する」はずです。
現に私もそうでした。
「仕事に困らないように、資格就職したい」
それが、国家資格ビジネスです
公務員試験は、年齢制限がありますし、何より試験合格人数が少ない。
ですから、即効性+確実性のある国家資格を取りにくるのです。
私は看護師国家資格を大学で取得しました。
現在は専門学校で教員をしていますが、はっきり言って、教育内容は明らかに「専門学校のほうが上」です。
逆に言えば、「看護師免許は大学で取得したほうが簡単に取れる」というのが結論です。
実習科目と学科科目があるのですが、看護師不足のため、学科科目の単位を落としていても、実習科目(臨地実習)に行かせて、卒業人数を増やしなさいという方針が厚労省にはあります。
つまり「早く実習させて、座学は空いた時間に単位取得させればよい」という方針なのです。
これは「実習の形骸化」となります。
現実的に私が学生の頃の大学での看護実習では「お客さん」でした。
清拭なんて一度もしたことがありませんでしたし、重症患者を触ることなどなく、ただ記録展開するだけだったのです。
つまり「実習でもなんでもない」形だけの「見学だった」ということです。
看護師には「考える力」が求められると言われていますが、そんなことはありません。
作業においては、ルーチンワークをする人と作業状況を監視する人が必要です。
ワーカーとスペシャリストの違いです。
効率化と質の向上の両側面を求めると、この分業化が必須です。
そして、現場のワーカーは「正確性と手際の良さ」が第一に求められます。
看護の場合、「安全性」も求められます。
となると、実際に看護師に必要なのは、「安全性と手際の良さ」に集約されると思います。
「作業は考えながらやってはいけない」のは基本です。
決まったことを決まった手順、動作で行う、それが作業です。
これが人に対しても同じです。
イレギュラーがあった場合、報告する、イレギュラーすらマニュアル化して想定訓練しておくのが作業です。
脱線しましたが、明らかに求められる看護師像は専門学校でしか養成できません。
しかし、大学でも専門学校でも単位させ取得してしまえば「同じ国家資格」なのです。
ここが問題なのです。
私は正直言って「看護師養成を2年課程にすべき」と感じています。
そうでなければ、「看護師の主力は2年養成できる准看護師にすべき」だと思います。
あとは、看護学校、大学も卒業できても、国家資格取得要件に「年齢制限を付け加えるべき」だと思います。
主力として働くには、「若くて体力が必要」であるからです。
現場で習得する経験、知識しか使えないのが現状です。
それでも、「看護がしたい」なら看護助手で働けばよいのです。
看護師免許を持っていなくても「病人の生活の世話=看護」はできますから。
今回はざっくりお話しましたが、看護師はあくまで「看護師免許養成ビジネス」であるという一面があるということです。
このシリーズについて今後詳しく掘り下げていきたいと思います。
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