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【クリニック開業が制限される?】開業規制と地域別単価の導入について

2024年04月27日 | 看護師になってはいけない

【クリニック開業が制限される?】開業規制と地域別単価の導入について

私は「医療が国民を幸福にするものに変わって欲しい」という願いで、このブログを書き始めています。

私がラプトブログを読むまでは、「保健・医療は国民の幸福のためにある職業だ」と思い込んでいました。しかしその業界で働いてみると、悪魔的なことばかりでショックを受けました。

人間の健康は医療だけでは得られないし、「健康だから幸せではない」と思うようになったのです。(そもそも健康の定義も曖昧ですし)

日本の高度医療は「死なないようにするだけ」で、国民を健康にして幸せにするものではありません。

 

さて、医療従事者として一番多い職種はなんといっても看護師でしょう。

年間、6万人近くの看護師が国家試験を通過して免許を取得します。

不思議に思いませんか?これだけ免許を発行し続けたら、

①看護師の働く先がなくなってしまうのではないか?

②国家資格の価値が落ちてしまうのではないか?

と。

今回は、これから看護ではなく、介護の時代に入っていくという事実と、看護師資格の将来展望についてお話していきたいと思います。

 

まずは、医療業界がいかに歪(いびつ)な構造であるか?について医学教育、看護学教育では学びません。

医療費はどのように支払われているのか?というと

(税金約37%)

25%  国庫負担 12兆円

12% 地方自治体負担 6兆円

(保険料)

50%   保険料負担 25兆円

(窓口負担:自腹)

13%   患者窓口負担 6兆円

という構成になっています。

医療費の38%が健康保険や窓口負担と関係ない、「税金」から支払われています。

(医療従事者は国家公務員みたいな存在なのです。)

日本は、公立系病院よりも民間病院が圧倒的に多く、民間病院の院長の平均年収は3,500万円と言われています。

次に、経費についてみていきましょう。

医療で一番かかっている経費は「人件費」45.2%

これはつまり、原価のいらない商売であることを意味します。

「材料を仕入れ、加工して、流通して、店舗等で販売する」という流通小売業とは違います。

医療経営とは箱物を建てて、検査機とベッドを入れてしまえば、あとは「サービス」のみで収益が入ってくるので、「原価がかからない商売」として利益率、収益率が高い商売です。

そして

「患者が途切れないようにすること」

「過当競争しないようにすること」

さえ徹底し、「ドラマや映画、有名人を使い健康不安や病気の情報を拡散し続けること」と「悪い口コミが拡がらないようにイメージ戦略だけ充分しておけば安泰」な業界です。

実は、コロナが始まる前まで、医療の事を悪く言う人は「非国民」とまで呼ばれていました。

コロナ禍でも「医療従事者の皆さんありがとう」と恩着せがましい映像が流れていましたね。

(知ってしまうと、非情にたちが悪い業界ですね)

かつてのゼネコン業界のように、競争が起きにくいため、腐敗していきやすい業界でもあると言えます。(実際にあちこちで病院を巡る収賄問題が起こっていますね)

こういった公務員体質であるのに、経営は民間病院がやっても良いという、歪な構造であることから、医療業界を経営者視点から見ると、行政(厚労省)のばら撒く補助金(税金)に素早くついていって、稼げる時に、どんどん稼いでいくシステムになっています。

患者へのケアの質を担保するためには、働く人の生活や労働環境は大切になりますが、経営者から見れば、「診療報酬がクリアできるだけの人員配置基準、施設基準を満たせば良いだけ」という考えがあるため、実際に、スタッフを使い捨てにしている現状です。

2023/03/10「コロナ禍で頑張っている思いを伝えるため」31年ぶり、国立病院機構の看護師がストライキ 賃金のベースアップ求める=静岡 

そういった理由から「業務を(時間内に終わらせる)回す」という「やっつけ仕事」がサービス業であるのにも関わらず許されてしまっています。(看護師の先輩が後輩や新人に仕事を教えない助けない理由)

これは悲しい現実ですね。

実際、私も医療業界で働き、看護師養成機関に勤めるようになって、このような実態を中からも、外からも見てきました。

毎年のように、精神が病んでしまい退職していく卒業生を見ると、いたたまれなくなります。

 

本当に医療に関わりたくて、看護師を選択するならばよいと思いますが、、

 

寝たきり老人に経管栄養を繋いで、オムツ交換を続ける実態に、多くの人は絶望します。

最先端医療の末路が、寝たきり老人の量産化ですから。

自分が信じてきた医療に、人を幸せに導く力がないと悟るでしょう。

話題が高校時代の進路選択に変わりますが、

多くの看護学生が高校時代に進路選択をするときに「美容系に進みたい」と親や進路指導の教員に相談しています。

しかし親や進路指導の先生は

「美容系は給料も安いし、長時間勤務だから止めておけ、看護師免許は同じ国家資格でも、強いから将来くいっぱぐれることはないと思うぞ」と憶測で話をします。

しかし、それは嘘八百で、資格は持っているが、働いていない看護師は70万人以上いると言われています。そして、その潜在看護師の数は年々右肩上がりで増えています。

そして夜勤をしないと、女手一つで食べていけない現状があります。

その夜勤すら、ワンオペ医療、すきや医療をさせられ、心身共に疲弊してしまいます。

いかに、進路選択がインチキだらけであるかがお判りになるかと思います。

 

「それでも働き口があるだけまだマシじゃん!」

と思われる方がいるかもしれませんので、そういう方のために、「看護の2025年問題」について触れておきたいと思います。

 

(以下転載します)~~~~~~~~~

マイナビナースプラス
2023年8月24日 2025年問題で看護師が余るって本当? 看護師への影響や対策を解説 https://kango.mynavi.jp/contents/nurseplus/career_skillup/20230826-2165808/

2025年問題では多くの業界において人材不足が問題視されている一方で、看護師はむしろ余るという話を聞いたことのある方も少なからずいるでしょう。

2025年問題で看護師が余るといわれた理由は、医療コンサルティング会社であるグローバルヘルスコンサルティング・ジャパンが行ったシミュレーションがもととなっています。

厚生労働省は「平成26年度診療報酬改定」にて、1人の看護師が7人の患者さんを担当し手厚いケアを行う高度急性期病棟について、約35万7,500床から18万床へ減らす方針を定めました
(出典:厚生労働省「平成26年度診療報酬改定の概要」)

この方針が定められたのち、グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンは「改定された方針を実行することで、看護師は将来的に約14万人余る事態となる」と試算し、指摘しています。

つまり、2025年問題で余るとされた看護師は、厚生労働省によって方針が定められた高度急性期病棟で働く看護師を指しているといえます。したがって、必ずしもすべての看護師が就職難に陥るわけではありません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(転載ここまで)

これを読んで、「看護師免許って一生くいっぱぐれない資格ではない」ということが理解できる人もいるかもしれません。

じゃあ「安定した仕事はないの?」と不安になる人がいるかもしれません。

 

結論:ありません

 

親も高校の進路指導の先生も口先だけ良いことを言って、嘘をつきます。

「わからない」とは言わないのです。

「とりあえず、お金稼いで、生活していければ幸せじゃない?」ぐらいしか幸福の定義を持っていません。

「どうやって生きれば幸せになれるのかわからない」のです。

 

 

(ここからはラプトブログの紹介になります)~~~~~~~~~~~~~~~~

お金のために、生活のために働いても、人間は幸せにはなれません。

では、どうやって生きて行けば良いのでしょうか?

それはラプトブログに答えがあります。

人間はどうやって生きれば幸せになれるのか?という答えが書かれています。

是非、ラプトブログを読んで、1回しかない人生を有意義に生きて欲しいと思います。

『RAPT有料記事775(2023年9月18日)日本人は「安定」という言葉に騙されて犠牲になった民族だ。この世に存在しない「安定」があると信じ込まされ、何の努力ももがきもせずに生きて「成長」できずに人生が詰み、滅んでいる。https://rapt-neo.com/?p=58862』

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