心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

アセスメント項目、成長発達が書けない理由を看護学生に向けて解説してみました

2021年10月17日 | 看護学について

今回は発達心理学、生涯発達心理学についてお話をしたいと思います。

過去にも発達心理学がユダヤ人であるエリクソンによるパクリ学問、インチキ学問であるということを再三お話してきたました。

【動画】第40回 心が成長するとはどういう事なのか?正常な発達に意味があるのだろうか?エリクソンの発達課題・発達課題は嘘まみれ 2020年11月14日 | 精神科医療とRAPT理論

そして看護学校専任教員という立場で精神看護学全般を教える立場として実際の講義ではなかなか教えられない内容をこの場では伝えていきたいと思います。

また、看護過程を書いていて「成長発達についてのアセスメント」が一番分かりにくく、次いで「ヘルスプロモーション」だと言われています。

その部分についてもどのように書くと良いのか?どうやって私が指導しているのかという点についてもおはなしできたらと思います。

まず看護過程では成長発達課題において、65歳以上の高齢者を受け持つことが多いため、「統合VS絶望」が発達課題で挙がります。

そして獲得されるものが「英知」と呼ばれる「悟り」だと言われています。

人間は高齢者となり、人生の最期を迎えるにあたり、自分の人生の振り返りながら、しめくくりをしていく過程で整理していくことで統合に向かい、整理がつかないことで絶望感を味わうという葛藤を味わう、そしてその葛藤から「英知」というものを獲得してく時期だとエリクソンは語っていま。(本当にエリクソンが言ったかどうかは知りませんが)

では、日本人の高齢者を観ていて、「この人は人生の統合、締めくくりに向かって言っているのか?そもそも英知を獲得できているのか?」という具体的な答えは分かりません。

多くの入院している高齢者が無気力で自分の人生を肯定的に捉える事ができておらず、日々何もすることができない、ただ流されて生きているだけにしか見えません。

高齢者は「絶望」を隠しているにすぎません。

では逆に統合できている人、そして英知を獲得できた人とはどういう人なのでしょうか?

それは「一時的な入院をしながらも、希望を失わず日々活力に満ち溢れて生活できる人、希望を持ち続けられる人のこと」

を表します。

「え?高齢者って老いにより衰えを感じ、人生こんなもんだった、悪くなかったな」と考えれればいいんじゃないか?と考える人が出てくるかもしれません。

違います。

「こんなもんでいいんじゃないか?」と思うひとには、希望がありません。

もっと言えば「目標がない」のです。

なぜ目標がないのでしょうか?

 

「人生の目的を持っていない、目的を知らずに生きてきたから」他ありません。

 

残念ながら人生の目的を知らずほとんどの人は人生を終えていきます。

そして人生の最期にこのような絶望の言葉を残すのです。

1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」
「他人に望まれるように」ではなく、「自分らしく生きれば良かった」という後悔。
これがもっとも多いのだとか。

 

2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
男性にこの後悔をする人が多いそうです。もっと家族と一緒に過ごせば良かった、と感じるのだとか・・・。

3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
世間や周りの目をきにしすぎたという後悔。もっと自分を出していればと・・・。

4. 「友人関係を続けていれば良かった」
人生最後の数週間に、人は友人の本当の大切さやありがたみを噛みしめるのだとか。そして、連絡が連絡をとっていない友達のことを考えるそうです。
もっと友達との関係を大切にしておくべきだった、という後悔・・・・。
 

5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」
「幸福は自分で選ぶもの」だと気づいていない人が本当に多く、変化を無意識のうちにに恐れて選択を避けていた人生に気づき、
後悔をもったまま去っていく人が多いのだそうです。

 

ではこれら5つの条件を満たすためには「どのように人生を使えば良いのか?」について、答えられる人はいません。

それはなぜか?

日本人には宗教がないからです。

「神の存在を否定しているから」です。

「キリスト教を知らないから」です。

キリスト教を知らず、死の事を語る事はできません。

そして「死=肉体の人生のゴール」「死=肉体を支配する魂(脳)と霊体の人生のスタート」

という事を知らないため、高齢者という時期での「老いにより、ただ衰えていくだけの時間に、価値を見出せなくなる」ということが起こります。

そして現実社会はそのように「年を取り、生産性の下がって来た人間(高齢者)やもともと生産性が低い障害者に対して冷遇するシステム」

があります。労働して納税しない奴は、ごくつぶしだという価値観があるのです。

ある意味において、人生の目的を真剣に探し求めることもなく、ただ漫然と生きてきてしまい、老いを迎えることになった老人、高齢者たちは

「地獄」だと言えるでしょう。

加齢により、社会に出て、生活していくために働く能力や気力も衰え

さらには、「悠々自適に年金生活する、遊んで暮らすことが幸せだ」と思い込んで生きてきて

実際年金生活が始まると、支給される額は微々たるもので、介護保険や健康保険料などを差し引かれ

残されたわずかな支給額で日々の生活をしなくてはならない。

想像していた生活(老後は貯蓄と年金によって趣味をしながら働かず悠々自適な生活をすることが幸せだ)ができない、経済的にも精神的にもみすぼらしい生活。

そこに老化による骨折や病気が加わり入院することになる。

「絶望以外有り得ない状況だ」と思いませんか?

「この世だけが人生だ、この世で欲望をどれだけ満たすことができるか?で人生の価値が決まる」

としか知らない日本人にとって

「老いは不安であり、死は絶望」なのです。

「今まで得てきたもの全てを持っていけない、置いて行かねばならない」という孤独感、そして虚しさ、虚無感との戦いなのです。

こんな戦いに勝てるはずありません。

考えたくないから、脳を使わなくなり認知症になる。

考えたくないから、鬱になり自暴自棄的な生き方になり、本能のままに欲望のままに生きるようになり迷惑老人になる。

考えたくないから、自殺する。

今まで、ただ欲望を満たすために「得る事」だけを考えて一生懸命人生の時間を使ってきたのに、

「肉体、精神の衰えを感じ始め、人生の終わりが、分かって来たとき」に

いままでの努力は無駄だったと気づき始める「英知」「悟り」が待っているからです。

これはつまり「絶望」です。

 

ここでアセスメントにおいて「生きがいや趣味を見つけるように支援する」などとお茶を濁すのですが本当にこれで良いのでしょうか?

私はこれはこれで良しとしています。

なぜか?「It’s too late」既に手遅れに近いからなのです。

人生に価値が見いだせない=霊的苦痛なんて言い方をしますが、そんなことを言っているわけではありません。

日本人の多くは「神の存在を否定」しており「あの世の存在」を語ると「統合失調症だ」とか頭おかしい、高額な水を買わされると宗教が悪い物というイメージが強い、宗教アレルギーがあります。

しかし、人生の問題は哲学や発達心理学では解決できません。

「明日、野良犬に襲われて死んだらどうしよう」と悩む猫はいません。

人間以外の動物は本能に従って生きればいいだけ(快不快の基準だけで判断して生きる)ですから悩まなくていいのです。

 

だから人間以外の動物の文化レベルは「脳を活用していないため」発展していきません。

 

実は人間には「霊」が存在し「他の動物よりも発達した脳(魂)を持っている」がゆえに、肉体の衰えを感じ、肉体を使って感じられる欲望に制限がかかるような状態やそのような状態が近づいていると予感できる状態になると

突如として「脳(魂)や霊の苦痛に襲われる」のです。

「霊肉魂(れい・にく・こん)」をそれぞれ成長させなければ、人生は正しい最期を迎えられません。

しかし、エリクソンはただのインチキユダヤ人であり、心理学も全てインチキです。

 

看護過程において成長発達の答えは

「入院という一時的な生活の変化、苦痛によって絶望感が続くことがないよう、

患者の体調に合わせ、支持的共感的に言語的、非言語的にかかわっていく必要がある」

というその場しのぎしかできないのです。

キリスト教を知らなければ、神を知らなければ、結局のところ、「人間を理解できない」ため、成長発達も理解できません。

宗教抜きで人間を理解しようとすると「人間は猿から進化してきただけ」になり、結局本能のままに生きることへの

1次的欲求の支援しかできなくなるのです。

 

人間は「死ぬまで夢や希望を持って生きなければ幸せになれない」と神様がプログラムしてあるのです。

老いの苦しみ、病みの苦しみは神=創り主にしか解決できないのです。

聖書を御言葉を人生を知りたい人は是非こちらをご覧ください。

RAPT有料記事159(2017年4月1日)天国に入って永遠に幸せに生きるために、我々は地上でどんな人生を生きるべきか。

 たった一日で幸せになれる方法。「地獄の沙汰も心次第」です。

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