心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

桃栗三年柿八年、いきなり成長できる人はいない 社会的入院の自立

2024年03月30日 | 世界一分からない日本の精神科医療と精神科看護

精神科リハビリテーションの嘘

社会復帰に必要なことは何でしょうか?

人間に必要なことは何でしょうか?

それは「労働」だと思います。

別にそれは、生活のために賃金を得るための「労働」だけを指すものではありません。(当然必要ですが)

精神科病院には社会的入院患者が今でも15万人以上入院していると言われています。

ここ最近は、高齢化してきて「老齢年金で生活できるから」という理由で「社会的入院とは呼ばない人たち」になってきています。しかし介護が必要な高齢者の行く先に精神科病院を選択するのも社会的入院だと私は思います。

 

人間は何歳になっても、社会と関わり、働いていくことで、自分を成長させ、1日1日を充実させて生きて行くという性質があります。

お金があったらあったで「無くなったらどうしよう?」と不安になります。

そしてお金さえあれば「不安や悩み無く生きられるという保証」はありません。

インフルエンサーや経営者が私生活で失敗するニュースを見る限り、「お金だけ、冨や名誉だけでは幸せになれない」というのは真理だと分かります。

しかし、日本人は、「幸せの定義」が曖昧に育ってきてしまうため、「目に見えるものを手に入れること」にしか答えがないのです。

RAPT有料記事775(2023年9月18日)日本人は「安定」という言葉に騙されて犠牲になった民族だ。この世に存在しない「安定」があると信じ込まされ、何の努力ももがきもせずに生きて「成長」できずに人生が詰み、滅んでいる。https://rapt-neo.com/?p=58862

「今日1日何もすることがない」

は幸せだと思いますか?

一時期、ベーシックインカムという言葉が使われた時期がありました。「生活に必要最低限のお金を政府が支給する」という生活保護制度を全国民に適用するという考えです。

実は、精神科病院に長期入院している人達は「ベーシックインカム」が保障されています。

精神障害者の場合、精神科病院に入院さえしていれば、生活費がほぼ全て医療費、福祉費で賄われるシステムができているからです。

「治療」ではなく「生活の場」として医療費が使われているのです。

そして、精神科病院もそれで収益が出るようになっています。

こういったものを社会的入院と呼んだりしますが、「何もしなくても衣食住与えられる」という人は、見た目が人間でも、中身は動物園の檻の中で飼育されている、観賞用の動物のような生活をしているだけです。

なぜならば、管理者の言う事、病院の言う事に従うことが、ベーシックインカムを受け続けるルールだからです。

「自由意志を放棄」して、自分で考えないことが、ベーシックインカムを受ける最低条件と言えるでしょう。

「自由を放棄すれば、生活保障される」ことが幸せでしょうか?

読者の皆さんはどう思われますか?

 

私には「味気の無い人生」を生きるだけになってしまう、毎日繰り返しで変化がなく、「倦怠感」「辟易」した人生になり、「人生の意味」が見いだせないばかりか、脳を使わなくなるため無気力になり「認知症やうつ病」になってしまうと思います。

これはまさに「医現病」です。

「暇ほど辛いこと」はありません。

なぜなら人間は「働くように」作られているからです。

RAPT有料記事757(2023年7月8日)真理を悟った者は、ただ食べるために働くという虚しい生活から抜け出し、個性と才能を磨いて神の栄光を現し、自分自身も栄光を受けて生きられる。https://rapt-neo.com/?p=58565

スポーツカーを買ったら、「どれくらの速度が出るのか?」「コーナーリングはどうなのか?」など、実際にサーキット場で走行して試してみたくなりませんか?

素敵なデザインの服を試着して買ったはいいけど、実際に着用して外出しなければ、「宝の持ち腐れ」になります。

私たち人間は、他の動物にはない「高度で発達した脳」を持っています。

しかし、脳機能は使わなければ成長していきません。

そして使わなければ、存在価値や存在理由を見いだせず「生きている意味ないな」という虚無感の感情に押し流されてしまうこともあります。

精神科薬物療法では、麻酔薬や鎮静薬を飲み続けて、「変な考え方がうかばないように管理すること」を治療としています。

RAPT×読者対談91 悪魔崇拝と麻薬。

当然、日中頭がぼーっとして、頭の回転が低下します。

頭の回転が落ちると同時に、身体、筋肉を動かす機能にも障害が出て来て、俊敏に動くことや長時間体を動かすことができなくなっていきます。

それでも精神病院に入院していれば、「トラブルなく生活できたご褒美に、3食昼寝付きの生活」が保障されるのです。

病院の避難訓練では、車椅子以外の普段歩けている患者は、非常階段を使って外まで避難しなくてはなりません。

ところが、「下り階段」を下っていけないのです。

階段を、1段ずつ、恐る恐る、手すりに掴まりながら降りていくのです。

本当の火事だったら焼け死にます。

これが錐体外路症状の「運動を制止する力の障害」の現れだと言われています。

健常者の場合、上り階段のほうが、体力的に負荷がかかり、下り階段は楽に感じるでしょう。

しかし、向精神薬を飲んで、脳機能が壊されてしまうと、筋緊張の収縮・拡張の連続ができなくなり、階段も降りれなくなってしまうのです。

人間は、脳も体も使っていないと錆びついて行きます。

車も、いきなりエンジンをかけるなら、金属摩耗を起こして、エンジンが壊れてしまいます。

人間の場合、半年間、何もせず引きこもっていたら、かなりの能力が低下してしまうでしょう。

そうならないために、人間は目標を持って、常に心理的に、身体的に負荷をかけ続けないといけません。

では、どのように負荷をかけていくのか?というと、目標を定めて、納期までにやりとげるという訓練が必要になります。

そして、それが目に見える形で分かるのが「労働」になるでしょう。

社会的入院患者に必要なのは、「お金」や「衣食住」ではなく、まずは「労働と得られる対価」「達成感」だと私は思います。

「労働環境」や「仕事をする職場がない」わけではありません。民間精神病院が、「誰でもいいから、病名をつけて、収容しておくだけで経営できるシステム」を悪用し、入院患者を骨抜きにしてしまい、「精神機能(脳機能)の寝たきりを量産している」から、「働きに行けない」のです。

このように人間に生まれてきたのに、不幸な人生を歩む人が一人でも減ることを心からお祈りいたします。

2023年3月6日日本の精神病床数は世界一 精神病患者は419.3万人に 医療利権に群がる医者たちの餌食に https://rapt-plusalpha.com/68765/

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 精神病患者と精神障害者の違... | トップ | 精神科病院はいらない2024 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

世界一分からない日本の精神科医療と精神科看護」カテゴリの最新記事