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旧精神科医療は思想警察なのか?

2020東京五輪救急医療利権)名古屋ウィメンズマラソン水面下で起こっている名古屋大学と愛知医科大学(名市大)との派閥争い

2018年03月15日 | 医療

今回は救急医療利権についてです。

先日、 2018年3月11日愛知県 東区 ナゴヤドームにて名古屋ウィメンズマラソン2018が開催されました。

名古屋シティマラソンと女子国際マラソンを兼ねており、女子は国際大会ということで、世界大会やオリンピック代表の選考会となるレースが名古屋で開催されています。

当然マラソンは死亡率が高い競技となりますから、こういった大会では医療救護班がでます。

名古屋といえば、隣接市に長久手市があり、愛地球博が開かれましたね。

・・・・・・・(2005年日本国際博覧会(2005ねんにっぽんこくさいはくらんかい、英称:The 2005 World Exposition, Aichi, Japan

、2005年3月25日から同年9月25日まで、長久手会場(愛知県愛知郡長久手町=現:長久手市と、豊田市にまたがる場所)および瀬戸会場(同県瀬戸市)の2会場で開催された博覧会で、21世紀最初の国際博覧会 (EXPO) であり、国内では1970年に開催された大阪万博以来の2回目の総合的なテーマを取り扱う大規模な国際博覧会(General category:旧一般博、現登録博)である。略称は、開催地の名から「愛知万博」、愛称は「愛・地球博」(あい・ちきゅうはく)。1997年にモナコで開かれた博覧会国際事務局 (BIE) 総会でカナダのカルガリーを破り、開催地に選ばれた。目標を大きく上回る入場者数とキャラクターグッズの売り上げにより、最終的に約100億円の黒字を計上している。ただし総工費1350億円に対しての収益が、民間の寄付450億円+最終黒字100億円であるということはほとんど報じられることはなかった。

・・・・・・・・・(転載ここまで)

トヨタ博と蔑称されていたりしますが、それはさておき、ここでどのような大規模イベントでも、医療救護班を設置するのが通例となっています。

そこで白羽の矢が立ったのは、愛知医科大学野口宏医師率いる救急救命士や医師らがメンバーのNPO法人「SECDEM愛知万博記念災害・救急医療研究会」でした。

野口宏は愛知県の救急界のドンとも呼べる人物です。

その来歴を見てみましょう。

・・・・・・・・・・(AED広め、救命に尽くす SECDEM愛知万博記念災害・救急医療研究会 野口宏さん

医人伝(2014年2月25日) 【中日新聞】【朝刊】1人でも多くの人に対処法を 理事長 野口宏さん(70)

画像
「一人でも多くの人にAEDを知ってほしい」と語る野口宏(のぐち・ひろし)さん

 心臓発作が起きた際、電気ショックで心臓の働きを戻す自動体外式除細動器(AED)を、日本に広めた救命救急の第一人者。3月9日、名古屋市内で開かれる「名古屋ウィメンズマラソン2014」(中日新聞社など主催)では、約1000人の医療ボランティアらの指揮を執る。

 「心肺蘇生法は誰でもできる。走っているときに仲間が倒れたら、AEDで助けてほしい」

 今大会で医療の中心となるのが、救急救命士や医師らがメンバーのNPO法人「SECDEM愛知万博記念災害・救急医療研究会」だ。2005年の愛・地球博(愛知万博)でも多くの命を救った。

 名古屋市出身。医師を志した原点は、88歳まで現役の産婦人科医を務め、一昨年に99歳で亡くなった父。元軍医で、患者が産気づくと休みでも夜でも飛び出していった。「医者は24時間働くもの」。口癖のように言っていた姿に憧れた。

 関西医科大を卒業後、名古屋市立大大学院に進み、大学病院の集中治療室で、全身やけどをした子どもが救急処置と複数回の手術、麻酔の術後管理で一命を取りとめた現場に立ち会った。消えそうな命を医療のリレーで助ける救命医療の喜びを知った。

 救急医療で救命の鍵を握るのが救急車が到着するまでの処置。1973年に愛知医科大に移った後、米国でAEDを使って市民が救命に貢献していることを知り、衝撃を受けた。

 「日本でも普及できないか」。日本救急医学会の仲間と、日本でも市民が使えるよう国に働き掛け、愛知万博前年の04年にようやく認められた。

 万博協会に導入を強く提案。300メートルおきに計100台を設置することが決まった。万博には全国からボランティアの救急専門医や救急救命士も集まり、期間中に心停止に陥った5人のうち、4人がAEDで救われた。会場にいた医学生に助けられた1人は今も、倒れた6月1日に「“命日”だから」とお礼に訪ねてくる。

 現在は、夜間などに緊急で診察可能な医療機関を県民に紹介する「愛知県救急医療情報センター」の統括センター長。「突然、心停止して倒れる危険性はだれにでもある。一人でも多くの人に、対処法を知ってほしい」と願っている。(山本真嗣)
SECDEM愛知万博記念災害・救急医療研究会(愛知県長久手市)

・・・・・・・・(転載ここまで)

医療の花形の一つといえる、外科と救急ですが、この野口氏が愛知万博でAEDを導入し実績を残したため、愛知県医師会が運営する「愛知県救急医療情報センター」の統括センター長を野口氏が担っています。

まさに、愛知県救急医療のドンと呼ばれるにふさわしい人物です。

愛知万博を機に、愛知県、名古屋市の各種大会、イベントの医療救護はこの野口氏が中心に回っていくことになります。

救急医療とAEDの普及のために尽力されている方なのでしょうか。

ここからが、今回の記事の核心となるのですが、愛知県でも医療学閥、派閥争いがあり、

2018年の名古屋シティマラソンでもそれが起こったという話を、知り合いの救急救命士から愚痴られました。

問題は、こういった大規模イベントの救急ボランティアに「今年から愛知県医師会を前面に出し名古屋大学派閥を入れろ」という縄張り争いがあり、イベントで救急経験の無い医師が派遣され、その医師の指示のもと、救護するハメとなったことから、現場の救護指揮機能が麻痺してしまっていたということだそうです。

下手したら、死人が出ていたかもしれないと、救命士同士で話題になったということです。

その原因が、愛知医科大学の野口宏氏を中心とした派閥が、イベントでの救護実績をひっさげて、東京五輪にも参加することが面白くないという、派閥争いが噛んでいるということらしく、愛知県の医療を仕切る「国立大学の名古屋大学」は2018年の大規模イベントに絡んでくる形となったという話です。

この情報は、現場での救護ボランティアの人達、救急救命士から出てきており、

「人命救助」という救護医療も、結局医局、派閥のために利用されてしまう、虚しいものになるということがわかるでしょうか?

以下は参考までに愛知県医師会の会長が「柵木充明」なる人物で

医療法人博報会 上野産婦人科で理事長をしている人物です。

・・・・・・・(医療法人博報会 上野産婦人科

理事長のご紹介
柵木充明(ませき みつあき)  産婦人科専門医 医学博士

経  歴
1973年
名古屋大学医学部卒業
名古屋掖済会病院産婦人科
静岡済生会病院産婦人科
名大病院産婦人科
名大病院分娩部副部長
上野産婦人科病院院長
医療法人 博報会理事長 
現在に至る。

・・・・・・・(転載ここまで)

 「名古屋大学医学部」経歴でやはり大学が出てきます。

ですが、経歴で誤魔化されてはいけません。

実際にやっていることは

東京五輪の補助金と名誉欲しさに、マラソンという突然死続発リスクが高い大規模イベントに割って入ってきている

愛知県医師会のトップを務めているということだからです。

医者の世界、医療の世界は人命よりも名誉の世界なのでしょう。

野口氏を擁護するわけではありませんが、もう少しまともな人間が医者をやって欲しいと思います。

ところで、今回の名古屋マラソンについてですが、マラソンというイベントはやはり人殺しと単なるスポンサ企業のイメージアップ広告を公金を使ってやっているだけだと考えられます。

名古屋ウィメンズマラソンは正式名称が「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知」となります。

その運営母体等は以下の通りになります。

・・・・・・・・・(マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知

関連団体
主催

マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知実行委員会
・日本陸上競技連盟
・愛知県
・名古屋市
・名古屋市教育委員会
・名古屋市教育スポーツ協会
・中日新聞社
共催

愛知県教育委員会
主管

愛知陸上競技協会
協賛企業(2017年)

ゴールドスポンサー:日本メナード化粧品(前身の名古屋国際女子マラソンから引き続き筆頭スポンサーを務める)
シルバースポンサー:ナイキジャパン(2018年大会よりニューバランス ジャパンに変更)
ブロンズスポンサー:トヨタ自動車、デンソー、日本特殊陶業、セディナ、アイシン・エィ・ダブリュ(SYNCROMATIC by AW名義)
オフィシャルタイマー:セイコーホールディングス
オフィシャルブレッド:敷島製パン
オフィシャルスポンサー:興和(バンテリン名義)、第一生命保険
オフィシャルサプライヤー:フィリップス、JTB、ライオン
オフィシャルフォトサービス:フォトクリエイト
オフィシャルサポーター:NEC、NTT西日本、大成建設、三菱東京UFJ銀行、パナソニック

・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

スポーツ、美、化粧品、女性、、、なんともまぁ商業ベースなイベントでしょうか?

以前から当ブログでは学歴もスポーツも同じでも書いてありますがスポーツは

健全さ、クリーンさを前面に出しているだけで、その実は大企業の広告塔や天皇や政治家が自身のイメージアップとして使うだけの道具と成り下がってしまっています。

詳しくは以下のリンクを参照してください。

スポーツの嘘)稲村亜美さん、飢えた野球少年達に襲われる

学歴詐欺もスポーツも同じ)転職のすすめ。人生において「本当に正しいこと」とは?

麻生財務相「コーチにカネかけた結果」五輪最多メダルに(←本音はめんどくさいことやるなぁ…)

おじさん、おばさんとは、年齢や見た目のことでなく古い考え方にしがみつく人のことで、権力や金ばかりを追い求めている人のことをいう

2018冬季五輪も偽善の塊であり、スポーツは戦争と同じで韓国選手は正常な考え方をしている。

五輪オリンピック)オリンピックは代理戦争で、スポーツマンシップは嘘だらけ

一番の問題は、公の地方公共団体が、こういった金儲けに加担していることです。

「賄賂を受け取っていないから問題ない」という低レベルな問題ではありません。

税金で作った道路や信号、税金で賄っている警察官などを格安の道路使用許可料金程度で、(+警備会社手配費用も)県、市の行政マンが自分達の実施実績ほしさに、企業広告を出させていると考えると、

「国営放送のNHKに堂々と民間企業のメーカーCMを垂れ流している」

ことと同じだとは思いませんか?

愛知県民、名古屋市民の税金を使って、企業CMを流しているだけです。

しかも、それを盛り上げるために、タレント出場枠を作ったりして、スポンサー企業が集まるようにしている。

得するのはスポンサー企業であって愛知県、名古屋市民には何の恩恵もない。

私も名古屋市に住んでいましたが、これらのイベント収益で、市民税が安くなったとか、スポーツ施設利用料が安くなったなどの恩恵は一切ありませんでした。むしろ大規模交通規制があるだけで生活しづらくなるだけでした。

公務員が企業舎弟を使って、自分達の華々しい活動実績を作っているだけなのです。

また、マラソン、ランニングが突然死1位となっています。

メディア、スポーツメーカーがこぞって、マラソン、ランニングブームを仕掛けています。

皇居周辺のランナーばかりをやたらとオンエアしたり、商業的な部分だけで仕掛けているのかは怪しいものです。

引き続き、AEDの異常な普及とマラソンブームについて、調べて生きたいと思います。

 

 



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