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旧精神科医療は思想警察なのか?

新規精神科訪問看護ステーションを立ち上げる人に4

2016年01月12日 | 精神科訪問看護
今回は、新規精神科訪問看護ST立ち上げされるかた、開始したい方への簡単なアドバイスです。
私も含め、多くの人が精神科訪問看護ステーションを立ち上げるとき失敗する理由として
「病棟経験があるから、あとは物件押さえて、役所に書類を通過させれば大丈夫」
と錯覚していることです。
実際の話をしますと、精神科訪問看護では、精神科経験がない看護師は算定研修を受けなければならなくなってしまったのは置いておいて、スタッフの半分は精神科経験のない看護師がいます。
精神科の経験がなくても、実際は訪問看護ができてしまうという現実。
その程度の世界なのです。
訪問看護は入ってから他者に同行訪問すれば何とかなるのです。
では、なんともならないのは何か?
経営です。
経営の中にはオペレーション、そしてマニュアルも入ります。
ですから、いわゆる箱物医療の中の訪問看護ステーションでの経験は経験にならない物だと認識してください。
実際、箱物の訪問看護STは赤字かとんとんな経営状態が多いです。
ボランティアでやっている経営レベルです。
ですから、訪問看護STを持っている病院からも、普通に訪問看護依頼が来るのです。
質、経営ともに難しいと病院はわかっているのです。
ですから、これから新規で精神科訪問看護ステーションを開業しようと考えている方は、会社で運営している訪問看護ステーションに修行をしに行くことが大切です。
そこで、マネジメント、経営感覚が一番大切で、そこを主眼に日々の訪問看護、一週間の訪問、月トータルを割り出しています。
つまり、訪問看護自体は、そうそう難しくないということです。
これは経験、数をこなせばなんとかなります。
しかし、経営は放っておいても良くならないばかりか、傷口が悪化して出血が止まらなくなるのです。
ですから、開業を考える方は、まず許可申請書類は行政書士に依頼する。
その間、自分達は、会社が経営する訪問看護ステーションでオペレーション、マニュアル、経営を学ぶことが成功の近道なのです。
そこで、その会社にはない、強み、弱点を見出し、新規開業で、独自化をしていくことが一番求められると思います。

 

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