心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

リーダーに求められる一貫性と態度の関係性について

2017年01月01日 | マネジメント全般
皆様あけましておめでとうございます。
今年最初の記事は、マネジメント全般について、リーダーの一貫性と態度についてをお話ししていきたいと思います。

私自身、リーダーとしてまだまだ自覚ある行動は出来ていませんが、日々従業員を纏めていかなければならない立場にあると、その一挙手一投足が全て筒抜けになっており、従業員に見られているということが事実としてあります。
その見られ方もポジティブな視点では絶対見てくれません。
むしろ、ネガティヴな視点、減点方式で従業員は監視してきます。
そして、その減点方式は指摘されることなく、雪だるまのようにどんどん密かに蓄積されて肥大化していき、それがリーダー、組織への不満が爆発する時に露わになるのです。

ですから、私の場合、スーパーで働くと開店前の商品の補充作業の確認、時間通りに作業を進められているか?マイペースでのんびりやって、出来なかった分は残業するなり、引継ぎしとけば何とかなるやーと自分のことばかり考え、お店の開店までに準備しきるという考えが薄い従業員が作業の足を引っ張ってないか確認しなければなりません。
開店してから、そして閉店までの流れ、レジの様子も見るのですが、スーパーなど小売業は開店前の陳列作業の出来栄えで全てが決まってしまうといっても過言ではありません。
作業は、正確性、スピードの順番で優先順位が決まってます。
スピードを追求すると正確性が落ち、正確性を追求するとスピードが落ちるため、相反することを両立させるよう日々たゆまない努力を要する、逆に言えば見ていなければ、スピード重視だけになりかねないのです。
ぱっと見、売り場を見て、バックヤードに残りのカゴ車がなく、納品された商品が全て陳列されていれば問題なく感じられるでしょう。
しかし、その陳列されている商品に不良品があったり、日配商品であれば日付が過ぎてしまっているものが店頭に並んでいるとお客様の不都合になるし、保健所の食品衛生監視で指摘されることにつながります。
ですから、開店前の作業の観察は必要なのです。
長い前置きは置いておき、従業員は隙あらば、リーダーの弱点を指摘して、自分に有利な条件を飲ませようとしてくる人が少なからず居ます。
それは、言葉、発言、態度などおかしな点があれば全て突いて来ます。
私も相当突かれました。
逆に仲良くなって取り込もうとしてくる従業員もいます。
そこで、私心を話すと翌日には職場全体に拡がってしまい収拾がつかなくなります。

リーダーは『これぐらいはいいんじゃないか?』という考え、発言、行動は絶対に、許されません。
リーダーが私心を出したり、これぐらいはと曖昧な言動をすると、現場は方向性が不明確になった時、立ち止まり進まなくなってしまいます。
ですから、リーダーこそ白黒つけなければならない、決断の連続であり、皆が作業しているのに自分はのんびりトイレで一服なんてしているところを一度でも見られようなら、従業員は作業の手を緩め始め、結果的にお店の状態は分からないレベルで徐々に徐々に悪化していきます。
現実社会において、リーダーには、妥協なく白黒はっきりさせる、『厳しさ』しか求められてません。

1番辛いし、嫌われる仕事、ポジションなのです。
普通の従業員にリーダーの権限を与えても、私心で私利私欲で動くため、何か事がおきなければよいのですが、何か不都合が続くと、結果的にその組織は崩壊する、バラバラになってしまいます。
これは、経験済みですから、リーダーというものは、外からの外的要因から影響されにくい集団作りを常にしておかなければならないと日々感じています。
少し抽象的かもしれませんね。
例えばスーパーですと、作業が開始されたのに、陳列する商品が届いていない場合どうするか?2時間も遅れてくる事が最近頻繁で、残業も家庭の都合でできない時などがあります。
従業員は揃っているのに、荷物が届いてない、働ける時間は決まっている…。
このような事態がほぼ毎日続いている。
これは本来あってはならない事態です。
こういった事が続くことは何処でもあるのです。
ここで、リーダーとしての言動が試されます。
従業員の前で責任転嫁するべく、組織、運輸送会社の不手際に文句を言っていては、リーダー失格です。
ただでさえ事態が飲み込めない、不安な従業員がリーダーのその発言で、不安から不審に変わってしまうからです。

そこで、リーダーができることは、残業依頼と、荷物の遅れの原因追求、従業員への説明責任を果たすことです。

必ず前向きに何事も終わらせる事がリーダーシップなのです。

リーダーは、指摘してしかることが仕事です。各個人が自由意志で作業して効率が良くなれば良いのですが、人間はもともとサボる生き物なのです。
その点を常に指摘し、あるべき状態の下限を決め上げ続ける努力をし続けるのがリーダーなのです。
ですから、組織を纏め導いていくリーダーとは常に前向きな発言しか許されず、他人にも自分にも相当な厳しさを維持し続けるという一貫性が求められるのです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2016総括、2017展望 | トップ | お祈り健康ダイエット »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マネジメント全般」カテゴリの最新記事