モンステラの新しい葉が 日に日に成長しています。
降り続く雨が 成長を促進しているのか あれよあれよという間に葉を広げるでしょう。
狭い鉢の中へ閉じ込められた観葉植物は 根を一杯に張り巡らせるにですが
鉢の中という狭い環境では すぐ根が一杯になって根詰まりを起こしてしまいます。
すると見た目に元気がなくなり 色が悪くなったりして異変を知らせてきます。
そのサインから 鉢から株を引き出して痛んだ根を切り落とし新しい用土に植え替えると
また成長を始めるんです。
観葉植物にとって 狭い鉢という苦しい環境から
新しい用土とコンパクトに切り込まれた根が納まると
ウキウキとして楽し気に伸び伸びと成長を始めます。
これは ビジネスに勤しむ私たちにも言えることで 「楽しい」が成長の元なのです。
しかし 「楽しい」を楽しむために
人生は「苦しい」「厳しい」を先に体験させるように仕組まれているようです。
大勢の人が 「この場所では・・・・・。」と首をかしげた立地で 繁盛をさせる。
これは ものすごく楽しいことです。
「お客様は来られるもの」と 待ちの姿勢では一向に成果が伸びない。
何をしたら良いかわからない苦しみを味わうと
原点に返ってポスティングに精を出すと 途端に自らの心が前向きになる。
すると成果が目に見えて「楽しい」となる。
人は困難に出会って それを乗り越える過程で「楽しさ」を感じるものです。
逆な言い方をすると 「楽しい」は困難と表裏一体なのです。
だから「困難」と思えることが来れば 「チャンス」と思える素直さがある人が伸びるのです。
マイナスからスタートするキーパープロショップ専門店は
困難がてんこ盛りです だから楽しさが味わえます。
店長という立場は 困難を乗り越えて震えるほどの「楽しさ」を味わえるポジションです。
昨日 今年は始めて県をまたいでの移動を行い
名古屋の港区の アルミホイール製造・卸大手のマルカサービスへ
情報交換に出かけてきました。
この会社はリーマンショック時に
為替予約に失敗するという地獄を味わいました。
当時の経営陣がアルミホイールを輸入するにあたり
ドル円を固定する契約をしていたところ まさかの超円高で大きな損を出してしまったのです。
幸い本業は順調だったので
産業再生法の適応を受けてスポンサー企業が支援することになり立ち直られました。
その指揮を執った吉井氏は今は相談役の立場です。
当時の苦しみが 今の楽しさをもたらしてくれたとおっしゃいます。
左は 出戻りの担当者S君 右は前担当者で仙台出身の名古屋所長代理のIさん。
隣の田んぼが青く見えて 外の世界で泥水を飲んで古巣へ戻って楽しい!
離婚を経験し 新しい出会いがあって再婚を果たして楽しい!
それぞれ苦しみを乗り越えて居られます。
タイヤ屋のオッサンと マルカのオッサン 同年です。
タイヤ専門店イマージンのアルミホイールは
ほぼ全てをここから仕入れしています。
理由は 開業時に支払いが出来なかったとき
当時の担当者山ちゃんが 支払いを猶予してくれた上に
できうる援助を惜しみなくしてくださったことにあります。
「苦しい」の時 捨てる神あれば拾う神がいたのです。
それから担当者が変わっても32年の「楽しい」お付き合いが続いています。
人情浪花節なお付き合いが続いています。
ありがたいことです。
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