JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「街角 桃色の店」

2022-12-24 | 映画(DVD)
「ソフィスティケイテッド・コメディへの招待」

「街角 桃色の店」1940年 米 監督:エルンスト・ルビッチ
THE SHOP AROUND THE CORNER

プラハの雑貨店の販売主任クラリックと店員・クララは犬猿の仲だが・・・。周囲の人々を巻き込んで。恋物語はクリスマスの大団円に向かってなだれこむ。得意の上流社会から離れて庶民の世界に飛び込んだルビッチだが、その洒脱さと小気味さは健在。トム・ハンクスの「ユー・ガット・メール」は本作のリメイク。



クリスマスに観たい映画
文通萌え。
「ユー・ガット・メール」の元ネタとの事だが「ユー・ガット」観てないし今後も観る機会無さそうだからそこはどうでも良い。



家族的なマトチェック商会、横暴だけど可愛くて憎めない社長を始め脇キャラがいい(キザな間男は居たけど)
中でも髭のオジさんが良い。
社長が仕入品の評価を従業員に問う場面に出くわすとそそくさと逃げ出す。
「プレゼントは財布だぞ」



誤解が溶けて店長に抜擢されたクラリクに最初に託された仕事は内密に穏便にキザ間男を追い出す事だが、ぜんぜん内密でも穏便でも無い(爆)



クリスマスのシーンはやっぱりいい。
社長の早期復帰を望む従業員からのプレゼント。寝とられ孤独となった社長がクリぼっちを避けたい気持ち、新入りの雑用係りを誘う。



メインはクラリクとクララのすれ違い恋。勿論こちらもドキドキと楽しめる。
ラストのソックスガーターもおしゃれ。



シネマヴェーラ渋谷
2020年12月

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