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「濃厚不倫 とられた女」2004年 国映 監督:女池充
それは、運命的な一夜の過ちから始まった。
結婚を間近に控えた女は、狂おしくも恋の虜になり、妻子もちのレストランのオーナーは、女の盲目的な愛に戸惑いながらも人生の岐路に立つ。そして、その妻の人生を変える出来事に発展する。
妻もかつて、夫に言えない過ちを犯していたのだった・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/18.gif)
飲んだくれた男の回想シーンで始まる。
キッチンで言い寄られ強引に抱かれる主婦。処理された映像は無音。
いきなり林由美香の喘ぎが単発的に挿入される。これが変にリアルでエロい。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_yodare2.gif)
祥子(こなつ)は結婚を控え、婚約者が出張中に婚姻届を取りに行った際、その役所で離婚届を取りに来た1人の男と目が合う。
その晩、友人と訪れたレストランのオーナーが離婚届けの男・工藤(石川欣)と知り、マリッジ・ブルーに陥っていた彼女は衝動的に工藤を求め、抱かれる。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_setsunai.gif)
大胆な行動に出るこなつの演技と優しく包み込むような石川欣の演技がセックスシーンも含めてとても良い。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
また、それをカメラがねっとりと丁寧に心情を写し取っていくように・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
珍しくピンク映画の濡れ場でうっとりとしてしまうほど。中年男の上辺の優しさ、石川欣が良い味を出している。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heratss_blue.gif)
マリッジブルーの女の子の心情を木目細かく描く作品かと思う一方、工藤と親友の吉田(佐野和弘)それに2人が奪い合った元吉田の女で今は工藤の妻である2児の母、恵子(林由美香)の物語が平行して行く。
ここでの主婦、林由美香が、これまた最高に素晴らしいので困ってしまう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_keibetsu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
美人ではないし、可愛いといっても狸顔の林由美香、多数作品に出演するプロ根性を賞賛する気にはなっても素材を褒めたくなったのはこれが初めてじゃなかろうか。
優しげなショートヘアの主婦姿は人妻ファッションも良い按配。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
本作で新境地を見せた林由美香に見惚れてしまったために、せっかくのこなつと石川欣の不倫が、頭の中で吹っ飛んでしまったほど・・・。
個人的には林由美香にのぼせて、焦点がぼやけてしまったといった印象。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
こなつは婚約解消、恵子は離婚届けに署名した決意を見せる。
2人の女性を通じて描かれるのは、待ち受ける過酷な状況をも乗り越えようとする女の決断の潔さ。
飲んだくれ、ついには病に倒れる佐野和弘も良いのだが石川欣、林由美香と同級の仲間というのはあまりにも無理がありゃせんか。鬘のままでも良かったに。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
ラストの踏切で再び映像処理。
京浜急行の赤で終わる。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/shootingstar.gif)
こういう傑作ピンクがあるなら女池監督作品を他にも見たくなる。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/usagi.gif)
上野オークラ劇場
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それは、運命的な一夜の過ちから始まった。
結婚を間近に控えた女は、狂おしくも恋の虜になり、妻子もちのレストランのオーナーは、女の盲目的な愛に戸惑いながらも人生の岐路に立つ。そして、その妻の人生を変える出来事に発展する。
妻もかつて、夫に言えない過ちを犯していたのだった・・・。
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飲んだくれた男の回想シーンで始まる。
キッチンで言い寄られ強引に抱かれる主婦。処理された映像は無音。
いきなり林由美香の喘ぎが単発的に挿入される。これが変にリアルでエロい。
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祥子(こなつ)は結婚を控え、婚約者が出張中に婚姻届を取りに行った際、その役所で離婚届を取りに来た1人の男と目が合う。
その晩、友人と訪れたレストランのオーナーが離婚届けの男・工藤(石川欣)と知り、マリッジ・ブルーに陥っていた彼女は衝動的に工藤を求め、抱かれる。
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大胆な行動に出るこなつの演技と優しく包み込むような石川欣の演技がセックスシーンも含めてとても良い。
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また、それをカメラがねっとりと丁寧に心情を写し取っていくように・・・
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珍しくピンク映画の濡れ場でうっとりとしてしまうほど。中年男の上辺の優しさ、石川欣が良い味を出している。
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マリッジブルーの女の子の心情を木目細かく描く作品かと思う一方、工藤と親友の吉田(佐野和弘)それに2人が奪い合った元吉田の女で今は工藤の妻である2児の母、恵子(林由美香)の物語が平行して行く。
ここでの主婦、林由美香が、これまた最高に素晴らしいので困ってしまう。
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美人ではないし、可愛いといっても狸顔の林由美香、多数作品に出演するプロ根性を賞賛する気にはなっても素材を褒めたくなったのはこれが初めてじゃなかろうか。
優しげなショートヘアの主婦姿は人妻ファッションも良い按配。
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本作で新境地を見せた林由美香に見惚れてしまったために、せっかくのこなつと石川欣の不倫が、頭の中で吹っ飛んでしまったほど・・・。
個人的には林由美香にのぼせて、焦点がぼやけてしまったといった印象。
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こなつは婚約解消、恵子は離婚届けに署名した決意を見せる。
2人の女性を通じて描かれるのは、待ち受ける過酷な状況をも乗り越えようとする女の決断の潔さ。
飲んだくれ、ついには病に倒れる佐野和弘も良いのだが石川欣、林由美香と同級の仲間というのはあまりにも無理がありゃせんか。鬘のままでも良かったに。
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ラストの踏切で再び映像処理。
京浜急行の赤で終わる。
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こういう傑作ピンクがあるなら女池監督作品を他にも見たくなる。
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