JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「星は何でも知っている」

2022-10-07 | 映画(DVD)
「添えもの映画百花繚乱 SPパラダイス 日活篇」

「星は何でも知っている」1958年 日活 監督:吉村廉

マネージャーの厳しい管理にうんざりしていた天才少女作家が夜の盛り場に繰り出し、ある雑誌記者と知り合うーーーー。爆発的人気のロカビリー歌手・平尾昌晃がヒロインの幼なじみとして登場、得意の曲を随所に散りばめた歌謡娯楽篇。



はっきり言って平尾昌晃のロカビリーが楽しめてそれで良し。
全盛短命のロカビリーは残念なが間に合っておらず、親から噂で聞いてたのみだったので平尾昌晃の熱狂的人気の一端が知れただけで見る価値あった。

ACBの回り舞台でロカビリー歌う平尾昌晃は嵯峨栞の幼馴染だった。

鎌倉、江の島海岸、夕焼け小焼けもロカビリー。
物語は週刊誌記・五郎(岡田真澄)と少女作家による「ローマの休日」を彷彿させるもの。
少女作家・嵯峨栞(丘野美子)は世を忍ぶため髪型変えちゃったの残念(少女作家の前髪パッツン良かったのにな)だが、女中でロカビリー平尾ファンの葵真木子がなかなか良く活躍する。
記者は特ダネの機会を得るも、嵯峨栞にマジ惚れしてしまい、カメラマンが撮ったフィルムを全て廃棄するのだが、何故か週刊誌に記事(写真)が出てしまう。良い感じだった二人だが、栞は心を閉ざしてしまう。なんとか誤解を解きたい五郎だった。この写真は江の島の観光写真屋が撮ったものだった事が判明。マネージャー藤田に売ったものだった。新人賞受賞後フランスへ旅立つ栞に真相を伝えることはできるか?といった展開。

開巻TV番組収録シーンで若き日の山本文郎アナ出て来て密かに盛り上がってた。



ラピュタ阿佐ヶ谷
2022年8月

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