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先週、名古屋出張のお供に・・・
志ん朝の一番身近にいた弟子達がよってたかって師匠を語りつくすことによって、芸に厳しく、人間味豊かな志ん朝師の素顔を浮かび上がらせようという企画。
名人、天才、サラブレットと言われた志ん朝の素顔は兎も角、ここでは師に比べあくまで一般的落語家の弟子たちの弟子入りエピソードや、修業時代の苦心談、失敗談にこそ面白みがある。
語ってくれるのは古今亭志ん五、古今亭志ん橋、古今亭八朝、古今亭志ん輔、桂才賀、古今亭志ん馬、古今亭著朝太。
まだ高座を未見なのは朝太。
八朝師などは何度か高座も見たが、あまりパットせず、個人的に評価の低い落語家さんであったが、弟子としての有能(食事係などでの気配り)な一面が見えて興味深い。
また、弟子達とおかみさんとのエピソードから、志ん朝夫婦の関係を想像すると愉快。
病に襲われ闘病の段、「右朝の時と似ているんだよな」の呟きはせつない。
「志ん生の死後、その寂しさ志ん朝によって埋めることができたが、志ん朝の死後それを埋めてくれるような噺家は今のところ見当たらない。」と構成の岡本和明氏は語る。多くの人が同感だと思う。(私は志ん生に間に合っていないので、実の所、失った寂しさは実感していないけど)しかし、現代高座で活躍している後継の芸を師と比較などせずそのまま楽しむ事も大切にしたいと思ったりする。
63歳、あまりにも早すぎる死を迎えてしまった志ん朝師。晩年二人会をやるなら談志兄さんと(木戸高そう!)とファンにとって夢のような事を言っていたとか。
もう、志ん朝の高座を見ることはできない。
読了後、ネットで談志談春親子会での談志師匠の近況を知る。思うように声が出ない様子・・・
そろそろ、もう一回談志の落語を聴いておかなきゃと思っていたけど、難しい事になってきたようだ。
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名人、天才、サラブレットと言われた志ん朝の素顔は兎も角、ここでは師に比べあくまで一般的落語家の弟子たちの弟子入りエピソードや、修業時代の苦心談、失敗談にこそ面白みがある。
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語ってくれるのは古今亭志ん五、古今亭志ん橋、古今亭八朝、古今亭志ん輔、桂才賀、古今亭志ん馬、古今亭著朝太。
まだ高座を未見なのは朝太。
八朝師などは何度か高座も見たが、あまりパットせず、個人的に評価の低い落語家さんであったが、弟子としての有能(食事係などでの気配り)な一面が見えて興味深い。
また、弟子達とおかみさんとのエピソードから、志ん朝夫婦の関係を想像すると愉快。
病に襲われ闘病の段、「右朝の時と似ているんだよな」の呟きはせつない。
「志ん生の死後、その寂しさ志ん朝によって埋めることができたが、志ん朝の死後それを埋めてくれるような噺家は今のところ見当たらない。」と構成の岡本和明氏は語る。多くの人が同感だと思う。(私は志ん生に間に合っていないので、実の所、失った寂しさは実感していないけど)しかし、現代高座で活躍している後継の芸を師と比較などせずそのまま楽しむ事も大切にしたいと思ったりする。
63歳、あまりにも早すぎる死を迎えてしまった志ん朝師。晩年二人会をやるなら談志兄さんと(木戸高そう!)とファンにとって夢のような事を言っていたとか。
もう、志ん朝の高座を見ることはできない。
読了後、ネットで談志談春親子会での談志師匠の近況を知る。思うように声が出ない様子・・・
そろそろ、もう一回談志の落語を聴いておかなきゃと思っていたけど、難しい事になってきたようだ。
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