「ふたり」

「新作『花筐/HANAGATAMI』完成記念！ ワンダーランドの映画作家 大林宣彦映画祭2017」

「ふたり」1991年　松竹　監督：大林宣彦

妹・北尾実加・中学2年、姉・千津子・高校2年。千津子は、成績優秀でピアノが上手くスポーツも得意で、高校の演劇でヒロインを務め、教師や同級生からも慕われていて、実加も憧れていた。しかし、ある日の登校中に交通事故に巻き込まれ、突然この世を去ってしまう。ところがその後、死んだはずの姉の声が実加の頭の中に聞こえてくるようになった。姉の声は自分にしか聞こえないけれど、自分を確実に見守ってくれていた。



やっと見ました。
石田姉妹は以前から圧倒的に姉派なので実姉妹共演ならもっと早く見てたでしょう。いやいや中嶋朋子さんのスレスレの綺麗さも良かったです。



花火爆裂の「第九合唱」デジタル合成だけでも必見の価値ありです。
駅伝シーンでの実験的映像も大林監督ならではで、一歩間違うと本当にダサくなっちゃう所を絶妙にファンタジーしてくれる。



旅館の娘（柴山智加）がほんま、ええ子や。

島崎和歌子の土俵入りに爆！



尾道の景観は相変わらず無敵。

ドジな妹（石田ひかり）の成長物語になっているけどくしゃくしゃの髪と散らかった部屋は成長せんでもいい部分だと思う。









池袋　新文芸坐