JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

マイネタ帳(10)林家彦六(八代目・林家正蔵)

2005-12-01 | 落語
林家彦六翁。私にとっては彦六と言うよりやっぱり正蔵。
こぶ平が九代目を襲名したので、以後、「彦六の正蔵」と呼ばれる事になるのでしょう。

「寿限無」  昭和54年3月14日 紀伊国屋寄席
「天災」   昭和54年5月3日 紀伊国屋寄席
「牡丹灯籠~お札はがし」 昭和54年7月21日 鈴本演芸場
「利根の渡し」 昭和54年7月21日 落語研究会
「文七元結」 昭和54年11月10日 鈴本演芸場
「ふだんの袴」昭和54年11月11日 紀伊国屋寄席
「中沢道二」 昭和55年3月12日 末広亭
「ぞろぞろ」 昭和55年3月18日 末広亭
「からぬけ」 昭和55年3月31日 花形新人演芸会

最初に聞いた「寿限無」あのじいさんの口から出てきた名前がなんと「ネルソンてのはどうだ」この言葉にはまってしまい、その後も笑いをこらえるのに苦労した思い出があります。
「牡丹灯籠」では噺のあとにかっぽれを危なっかしく踊ってくれました。見ている方がハラハラ。

生で聞けたものと音源で聞いたもの、合わせてのベストは
NHK落語名人選の「山崎屋/中村仲蔵」の「山崎屋」
古典落語を本格的に聞こうとなったきっかけがNHK落語名人選なだけに
このシリーズの影響は大きく、未だに印象に残っているものが多い。

ここでは、当時聞いていた、所謂よぼよぼ声(木久蔵等が真似をする)の正蔵ではなく、声が若い!とはいえイントネーションとかは後のよぼよぼ声を連想させる。
落ちのお花の花魁言葉部分までいかず途中で
「首尾よく、夫婦(めおと)になりまする山崎屋。」と切っています。
この落げでも無い切り科白が好き。
花魁言葉部分まで聞いたのは談志家元のCDが最初。三三の言う一番美味しいところ。でも正蔵の切り科白なら、花魁言葉部分をカットしてもかっこ良さがあるので◎。

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2 コメント

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正蔵師匠のものまね (ironman)
2005-12-02 00:59:55
ずいぶん忘年会でやりました。談志師匠の選挙応援演説の時世田谷の団地に向かって「長屋の皆さん…」って言ったのも今はむかしですね。
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ものまね? (imapon)
2005-12-02 12:59:57
ironmanさんの正蔵ものまね?

記憶にないなぁ。聞いた事ないなぁ。

あ、あれ!ものまね?

似てねー(笑)

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