kiss the gambler ワンマンライブ 神田POLARIS

最初に知ったのは何だったろう？セカンドアルバムのジャケットを見て、ジャケ買いならぬジャケ聴きでした。でしょうか。
サブスクで聴いてみたところ、なんだこれ？令和の小川美汐か矢野顕子か？って感じですぐに嵌ってしまった。
おそらくSpotifyの年間まとめで、ここ2年連続TOPだったLaura day romanceやカネコアヤノ（サブスクでは案外聴かない）を抑えて2023年TOPに踊り出るのではないだろうか、という勢い。

まずはやついフェスで初ライブ。サポートメンバーとの音世界が堪らなく好ましい。
いまのうちに沢山見ておきたいと思わせるものがあった。
やついフェス当日は物販でCD化されるセカンド「わたしは何を言っていますか？」CD先行販売されていたけど、会場でLP盤も販売していたら買っちゃうだろうな、と思ったものさ。んで、通販でLP盤をゲトしてみた。
針を落とすと当り前だがスマフォで聴いてるのとぜんぜんちゃう。兎に角良い。ということでますます嵌る。これは今の内に単独ライブに行くしかないだろう。



神田POLALISでのワンマンライブを申し込んだ。その後で情報が入ったのが「月見ル君想フ」でのクリトリックリスとの２マンライブ。何という組み合わせか！猛烈に行きたかったが、先に神田を予約していたので財布やスケジュールと相談の挙句、こちらは泣く泣く自重。
さらにその後、神田POLALISがサポート無しの弾語りである事を知り（なーんだ、珠実ちゃん来ないのか）少し、しくじったなという心境。

kiss the gambler ワンマンライブ
2023年7月30日
神田　POLARIS

初参戦の神田POLARIS、場所確認のため早目に行ってみるとガラス張りの会場でかなふぁん（kiss the gambler その人）がおにぎりパクついてたｗ
猛暑の中しばし近くのスノーボード用品店（全く関りが無い）で時間を潰し、入場。

思った以上に年配のファンが多いのだな。音楽的に理解はできるが意外であった。カネコアヤノも当初そうだった（オヤジばかり）らしいから、オタクオヤジは侮れないという事なのか。自分が最年長者かと思ったが、ひょっとしたら違うかもせれないという客層。



ライブは２部構成
１部は今度発売される弾語りアルバムを全曲順番通りに。お得ですね。
ピアノ弾語りでのセルフカバー、「私は何を言っていますか　ひとりでに」とは一味違うセールス・プロモーション。
第２部はファーストアルバム過去曲中心に。
ごめんなさい。弾語りも素敵なんですね。才能に感謝。


これは「何が綺麗だったの？」も予約せねばならんな。

時折交えるトークのゆる感。一筋縄ではいかない、こじらせ女子の側面も好ましいのだ。
曲を作った経緯や意味を説明したりするのは本来、野暮であると思っていたけど、なるほどかなふぁんの曲作りの意図やらを聴かされるのもまた楽しい物なのだな。
かなふぁん、そんな事言わずに、これからも変な歌詞の曲、沢山作って欲しいぞ。



飛び入り参加の体のかもめ児童合唱団の女の子。歌ってる時のステップが可愛い。スタンディング・ライブの時はあのステップしながら聴きたいな。
参加を頑なに拒否る男の子（お兄ちゃん？）の心情も痛いほど解り好ましかった。

ミーハーなので今の内サインもらっとこという事でシングルEP盤「くずもち/さよなら青春」を購入。「さよなら青春」は恥ずかしいのでライブではあまりやらないと言いておりましたｗ
ライオンレコードから沢山アナログ盤を出しているところも良いね。
そしてくずもちのジャケ写を見ると、最近ルックス的に垢抜け度合急上昇中というのが判る。スマートになられたようだ。

次はかなふぁん写真家としても才を発揮している長谷川珠実さんサポートの合奏ワンマンライブに是非とも行きたいっす。

私は何を言っていますか？読本
あなたは何を聴いていますか？アルバム全曲解説 by かんふぁん
kiss the gamblerへの33と1/3の質問