JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

訃報 宍戸錠さん

2020-01-23 | 旅立った方々
宍戸錠さん死去 86歳、日活出身「エースのジョー」

日活の無国籍アクション映画で活躍し、「エースのジョー」の愛称で人気を集めた俳優の宍戸錠(ししど・じょう)さんが、東京都世田谷区の自宅で亡くなっていたことが21日分かった。86歳だった。いずれも俳優の郷鍈治(ごうえいじ)さん(故人)は実弟、宍戸開さんは長男。
1933年、大阪市生まれ。日大在学中の54年、日活が映画製作を再開するのに合わせてニューフェース1期生として映画界入り。「仕出し」と呼ばれたエキストラ役を経て、55年、「警察日記」の若い巡査役で本格的にデビューした。
56年には、アクの強い顔に変えるため、頰を膨らませる美容整形手術をした。二枚目としては大きな注目を集めなかったが、悪役などで主役を食うほどの迫力をみせる。小林旭主演の「渡り鳥」シリーズや赤木圭一郎主演の「拳銃無頼帖」シリーズなどで、敵役としての地位を築いた。
61年、斎藤武市監督の「ろくでなし稼業」で初主演。当時、日活が得意とした和製西部劇や無国籍アクション作品に次々と出演し、「エースのジョー」として親しまれる。代表作に鈴木清順監督の「野獣の青春」「殺しの烙印(らくいん)」のほか、「早射(う)ち野郎」「拳銃(コルト)は俺のパスポート」などがある。
テレビにもデビュー当初から進出。「ダイヤル110番」やNHK大河ドラマ「国盗り物語」などのドラマにとどまらず、バラエティー「元祖どっきりカメラ」の司会や「警部マクロード」の吹き替え、料理番組「くいしん坊!万才」のリポーターなど活躍の幅を広げた。
私生活では、2013年2月に自宅が全焼する火災に見舞われた。
著書に、自身の人生と撮影所の歴史を組みあわせた小説「シシド 小説・日活撮影所」など。

朝日新聞
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もうJOEは来ない。。。
これだけ日活アクションを中心に活躍してきた宍戸錠さんだが、個人的にはゲバゲバ90分で朝丘雪路とボクシングで殴り合う夫婦のスケッチが忘れられない。
自伝的小説「シシド」は文庫で読んだが、これがなかなか面白くって読了後即ブックオフに持って行った。

漏れがあるかもしれないが、生前鑑賞作はこんなところ。

「牛乳屋フランキー」
「誘惑」
「裸女と拳銃」
「硝子のジョニー 獣のようにみえて」
「危いことなら銭になる」
「探偵事務所23 くたばれ悪党ども」
「野獣の青春」
「拳銃残酷物語」
「肉体の門」
「怪盗X 顔のない男」
「拳銃は俺のパスポート」
「殺しの烙印」
「ハレンチ学園」
「谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座」
「不良少女魔子」
「三池監獄 凶悪犯」
「すかんぴんウォーク」
「探偵事務所5 マクガフィン」
「花と蛇2 パリ/静子」





ベスト5を選ぶなら
「野獣の青春」「危いことなら銭になる」「拳銃は俺のパスポート」「肉体の門」「殺しの烙印」・・・
「硝子のジョニー・・・」もいいけど、あれは宍戸錠というより芦川いづみだからなぁ。
爺ぃになってからの「花と蛇2 パリ/静子」も衝撃的だった。

ご冥福をお祈りいたします。




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2 コメント

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Unknown (snowman)
2020-01-30 06:38:34
imaponさん、こんにちは。
『巨泉・前武 ゲバゲバ90分』にてピストルを持った錠さんがドアを開けるとエライコトが起こるというアニメとの合成のコントが好きでした。また、映画『戦略大作戦』ではドナルド・サザーランドの吹き替え担当でしたね。そして三洋電機提供の日曜夜7時の『スターウルフ』のキャプテン・ジョー。
好きな俳優さんでした。
宍戸錠さん、さようなら。(´;ω;`)
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Unknown (imapon)
2020-02-01 09:39:00
snowman様 おはようさん。
映画スターの錠さんがいち早くTVに進出していたので我々ガキたちにもお馴染み。あのほっぺに興味津々でしたな。ゲバゲバ90分のスケッチは名作多いので今見ても面白いんじゃなかろうか。特に錠さんのコントは好きで、後にモンティパイソンに嵌る下地ができたんだと思ってる。
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