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「ラブ&ピース」2015年 監督:園子温
ロックミュージシャンになる夢を諦めて以来パッとしない毎日を送るサラリーマン鈴木良一は、職場の同僚・寺島裕子が気になっているものの話し掛けることができない。ある日、1匹のミドリガメと運命的に出会いピカドンと名付けるが、同僚に笑われてトイレに流してしまう。すぐに後悔する鈴木だったが、ピカドンは下水道を通って地下に住む謎の老人のもとにたどり着き……。
最近、精力的な園子温監督がファンタジーを撮ったらどうなるのか。
大人版「育てよカメ」であり「トイ・ストーリー」をやっったり、最後には「ガメラ」?
まるでティム・バートンのファンタジー作品を見ているようであり、音楽なんかも明らかにダニー・エルフマンを意識しているようだし、第9の使い方はキューブリック・・・といった具合い。いったい私たちを何処へ連れて行く気なんでしょう。
冒頭の田原惣一郎のテレビ番組が良い。テレビの中からもバカにされまくる鈴木良一の徹底した苛められぷりはマンガですね。長谷川博己怪演!
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出会ったカメのおかげでロックミュージシャンへの夢をかなえていくのだけれど。
レボリューションQ、ワイルド・リョウ(敢えてネーミングがダサい)の歌がどうにも古臭くって、とてもヒットするようには思えない。園子温監督自らの作詞作曲。(これも敢えて、なのかも)
この辺りはの渋谷すばるの歌唱一発で持って行った「味園ユニバース」と対象的。
それでも繰り返しやっていると、なんとなくそれなりに聞こえてくる。それだけにエンディングにRCの名曲を持ってくる所に違和感。あれで、やっぱり園子温と忌野清志郎との音楽的力量差が出て冷めてしまう。ラブ&ピースで押し通してくれた方が気持ち良く騙されたと思うんだけど。
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それなりに面白いし、カルトな側面は良しとしましょう。ただ、園子温監督にど肝を抜かされてきた身としては今一つ物足りない。
何だろう・・・・何が足りない?
解った!今回、嫁の使い方が軽すぎるんだな(それでもちゃんと出演させている)嫁のエロさを排除してしまった。家族でクリスマスに楽しめるファンタジー映画なんだもの。そう、これ、6月公開ってのも人を食ってますね。クリスマス映画商戦では勝ち目薄いとの判断による戦略?
日本スタジアムに巨大化したカメが・・・
このカメ、ピカドン、カメちゃん、ラブちゃん、と呼び名がころころ。
ラブちゃんがいいかな。街を破壊しても死傷者は出ない。都庁ブチ倒してもスタジアムは壊さない。ザンネーン。
私としては少し筒井センセの「イチゴの日」を思い出したりもしてたので、ラストは「イチゴの日」で行って欲しかった。
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マリアの声はショコタンだったのですね。
お人形さんとのツーショット
ただし、マリアはお爺さん(西田敏行)の地下にいる時の汚れ具合、金髪の乱れ具合が魅力的で助演女優賞ものだったんだから、汚れたマリアとツーショットにして欲しいぞ。
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夏帆抜きでも期待している「映画 みんなエスパーだよ」がちょっと心配。
TOHOシネマズ新宿
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ロックミュージシャンになる夢を諦めて以来パッとしない毎日を送るサラリーマン鈴木良一は、職場の同僚・寺島裕子が気になっているものの話し掛けることができない。ある日、1匹のミドリガメと運命的に出会いピカドンと名付けるが、同僚に笑われてトイレに流してしまう。すぐに後悔する鈴木だったが、ピカドンは下水道を通って地下に住む謎の老人のもとにたどり着き……。
最近、精力的な園子温監督がファンタジーを撮ったらどうなるのか。
大人版「育てよカメ」であり「トイ・ストーリー」をやっったり、最後には「ガメラ」?
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まるでティム・バートンのファンタジー作品を見ているようであり、音楽なんかも明らかにダニー・エルフマンを意識しているようだし、第9の使い方はキューブリック・・・といった具合い。いったい私たちを何処へ連れて行く気なんでしょう。
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冒頭の田原惣一郎のテレビ番組が良い。テレビの中からもバカにされまくる鈴木良一の徹底した苛められぷりはマンガですね。長谷川博己怪演!
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出会ったカメのおかげでロックミュージシャンへの夢をかなえていくのだけれど。
レボリューションQ、ワイルド・リョウ(敢えてネーミングがダサい)の歌がどうにも古臭くって、とてもヒットするようには思えない。園子温監督自らの作詞作曲。(これも敢えて、なのかも)
この辺りはの渋谷すばるの歌唱一発で持って行った「味園ユニバース」と対象的。
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それでも繰り返しやっていると、なんとなくそれなりに聞こえてくる。それだけにエンディングにRCの名曲を持ってくる所に違和感。あれで、やっぱり園子温と忌野清志郎との音楽的力量差が出て冷めてしまう。ラブ&ピースで押し通してくれた方が気持ち良く騙されたと思うんだけど。
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それなりに面白いし、カルトな側面は良しとしましょう。ただ、園子温監督にど肝を抜かされてきた身としては今一つ物足りない。
何だろう・・・・何が足りない?
解った!今回、嫁の使い方が軽すぎるんだな(それでもちゃんと出演させている)嫁のエロさを排除してしまった。家族でクリスマスに楽しめるファンタジー映画なんだもの。そう、これ、6月公開ってのも人を食ってますね。クリスマス映画商戦では勝ち目薄いとの判断による戦略?
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日本スタジアムに巨大化したカメが・・・
このカメ、ピカドン、カメちゃん、ラブちゃん、と呼び名がころころ。
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私としては少し筒井センセの「イチゴの日」を思い出したりもしてたので、ラストは「イチゴの日」で行って欲しかった。
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マリアの声はショコタンだったのですね。
お人形さんとのツーショット
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ただし、マリアはお爺さん(西田敏行)の地下にいる時の汚れ具合、金髪の乱れ具合が魅力的で助演女優賞ものだったんだから、汚れたマリアとツーショットにして欲しいぞ。
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夏帆抜きでも期待している「映画 みんなエスパーだよ」がちょっと心配。
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TOHOシネマズ新宿
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危うく見逃すところでした
麻生久美子信者なので
全てのシーンはラストカットの麻生久美子のための前振りだと認識して この映画を評価したいと思います
麻生久美子さんは多くの作品に出演する売れっ子さんですね。まだ私は魅力を見出すには至ってませんが・・・
今回は暗い眼鏡女子のロック好き。最後のシーンは良かったですね。
長谷川さんの怪演。常にかんな感じなんですか。それは考えもんですね。
汚れたマリアは良かったですよね。
麻生久美子の良さはまfだよく理解できてません。
なるほど今回は変わらない女ね。だからラストが良かったんですね。