晴れ後雨。現在はみぞれらしきものが降っている様子。
今日は仕方なく必要品の買い出しに出かけました。ついにひしひしと新型コロナウイルスの接近を感じられる今日この頃ですので、できればでかけたくなかったんですが。それにしても、どこもかしこも人と車の群れ……。ありえねぇ〜〜。こんな状況なのに、人だらけです。青森県民って、どうも危機感が薄いようですね。暇つぶしらしく、ただ店内をぶらついているだけのような輩の多いこと。
帰りに弘前市内の古着屋(BUTTON UP CLOTHING)さんに立ち寄って近況報告などで談笑してきました。いろいろな部分で影響が出ている、とのこと。話を聞いてますと、やっぱり国は個人店を切り捨てる気なんだな、とつくづく感じられます。身近なところでは、いつも美味しいカレーをいただき、ライブイベントにいつも参加させて頂いている弘前市のパブ、「Robbin's Nest(ロビンズネスト)」さんも休業を決めました。来店者、従業員、家族を危険に晒す訳にはゆかないとの苦渋の決断だそうです。朝の新聞にも掲載されていましたね。先が見えない現状、これからどうなるのか心配です。
今回のコロナパンデミックで、資本主義経済とやらの脆弱性が証明されてしまった感があります。簡単に言えば、個人がモノを買って(消費する)経済が回るというシステムでしょう。「モノを買う」という行為は当然飲食、美容なども含まれる訳で、特にそういう分野では個人商店、小企業が多いため、経済の下支えをしていた界層が打撃を受ければどうしようもないという事実が皮肉にも立証されてしまった形です。我々の足元はかくも脆き状態だったんですね。これからきっと終息に向かうでしょうが、終息したところでコロナパンデミッック以前の状態には決して戻らないでしょう。どうなるんだ? 恐ろしいです。
こうなる前に渡航禁止にし、感染者が出た初期段階で厳しい外出制限を発令していればここまでにはならなかった。もし、たらというのは幻想ですが、手遅れにならない内に、致命傷を負う前に三週間ほど我慢して下さい、とフランスなど西欧諸国のような外出制限を発動するべきでは? 今のままですと終息後のダメージは想像を絶すると思うんですが。それとも巨大企業だけ守れればいいんでしょうか。
文句はこの辺にして、早目に休んで体力、温存します