今回は、クラッチ交換をした車を引き取りに、アルティメイトに行ってきた。
3週間近くテラノに乗れなかったのと、代車が自分の車の真逆を行くスペックだったので、楽しみ度数はかなり高かった。(笑)
当日朝10:00に電話をいただき、昼過ぎに取りに行くことにした。
毎度のアルティメイト。
今回は、ついて早々高加茂さんと話が盛り上がり、気づいたら5時前になってた。
なので写真が少ない上にあっても全部真っ暗。(爆)
アルティメイト外観
ここで悲しいお知らせ。
取り付ける予定だったクラッチのセットが、製造中止で物がないとのことでスカイラインの物を取り付けたそう。
なので、前回取り付けていたクラッチよりペダルが軽くなった。
でも素材としては前回つけていた物より耐久性があがってる。しかも3枚羽のディスク。
しかし、GT-R用強化品であまり持たなかったのに、それよりもスペックが低い車の物
(悪いという意味でなく)がどれだけ持つのか、正直不安はあるな。
今回取り付けたクラッチディスク(ピンボケ)
クラッチは、大抵クラッチカバーとクラッチディスクがセットになっているのだが、
今回取り付けたクラッチディスクは、前回つけていたクラッチカバーと似た種類のものを使う。
というか見た目は前回取り付けていた物と一緒。違うのは圧着力。
前回は920kgfだったのが、今回のは800kgf。
全部がそうというわけではないが、圧着力があがるとペダルの踏力もあがる。つまりはペダルが重くなる。
なので、今度のクラッチは前回のに比べると軽いのです。
※写真は前回つけていた物
とりあえずテラノ。
今回、クラッチとオルタネータをいじったので、見た目が変わっているわけではない。
が、あまりにも写真が少ないのでとりあえず取っておいた。(爆)
歓談の後、クラッチの慣らしと自分の慣らしもかねてしばらくドライブ。
いつも通り発進しようと思ったら、いきなりガツッと繋がってびっくり。
本気で半クラがない・・・。(泣)
早いところ慣れないと、またあっという間にクラッチが無くなりそう。
何でも、ガクガクするのが一番良くないそうなんですが、慣れていないのでガクガクしてしまう・・・。
う~む、どうした物か・・・。
今日のテラノ
帰りはしばらく高速なのであまり困らなかったけど、よりによって降りるところの15kmくらい手前から
渋滞にはまってしまい、早速の実践になってしまった・・・。
やはりつらい。
それより、オルタネータを交換して何か変わったところがあるかというと、
カーナビの情報画面にある電圧表示で11.8V~12.1Vの間を行ったり来たりしていたのが、
今回の交換で、13.1V~13.4Vの間を行ったり来たりするようになった。
まぁ、ちょっとですけどあがっているみたい。
今回は、クラッチの交換をしにアルティメイトに行ってきた。
発進するときに重く、高速で3速までしか入れられなくなってしまうほどひどくなってた。
だいたいいつもなら1時間くらいで到着するのが、平均で90km/hしか出なかったので結構時間がかかってしまい、
昼ちょっと前に到着。またまたアルティメイト。
日曜日にお邪魔するのは久々だった。お客さんも多くてとてもにぎやかだったな。
到着早々昼ごはんとなって、ちょうどアルティメイトにいらしていた、Z31クラブの代表をされている宮田さんと、
近所のラーメン屋に行ってきた。
アルティメイト外観
そしていよいよ、クラッチの状態を確認するために、ミッションを降ろしにかかる。
この車、ミッションをおろすために、エキマニををはずさなくてはいけない・・・。
かなり時間がかかるとのことで、しばらくプラプラしたり話をしたりしてた。
それにしても、リフトにあげられるのは久しぶりだなぁ・・・。(笑)
プラプラ中の1枚(^_^;
作業準備中です
いよいよミッションを降ろすためにパーツをはずしていく。
まずは、フロント側のプロペラシャフトをはずす。
次にフロントパイプ・ステアリングシャフト・エキマニ・・・、
と順番にはずしていき、いよいよミッションが降ろせるようになる。
ここまでに、時間がかかる。ミッションが降ろせるようになると、あっという間。
はずされたパーツの一部
ミッションをおろして、クラッチをはずす。クラッチを見てびっくり!!
なんとクラッチカバーのディスク受け部分には、多くのジャダーがついてた。(凸凹になってるってことね)
そしてクラッチディスクはというと、目で見てわかるほど減ってた。なんかペラッペラに薄くなってた。
ディスク面にリベットのようなものがあるのですが、その頭の部分が出てしまって、それがカバーの
ジャダーを作っていたらしい。
カバーと同じく、フライホイールにもジャダーがついてた。
こちらはカバーと違いワンオフで加工したものなので、これを交換となるとかなり痛い・・・。
と思ったのですが、今回は研磨していただくことにして交換は無し。
フライホイール
降ろしたミッション
はずしたクラッチカバーとクラッチディスク
今回ついでに、オルタネータの交換もやっていただくことにした。
今まで、Zの前期型についていた80Aのオルタネータがついているのかと思ってたけど、
よく見てみたら、テラノについていた70Aだった。
先日ヤフオクで落とした、Zの後期型についている90Aのものに交換していただくことに。
本当は自分でやろうと思ったけど、そこはさすがワンオフだらけの車、今まではオルタネータのプーリーが
溶接で加工して高さ調整されていたので、オルタネータを買ってきただけでは取り付けができない。
同じZのエンジンなのに・・・。(泣)
ということで、今回またプーリーを加工してつけて頂くことにした。
今までついていたのと、今回購入したオルタネータ
そして、いろいろ話をした後帰宅。
今回代車クラウンをお借りした。
今回お借りした、代車のクラウン
本当はツインプレートにしたかったけど、安月給にはとても高い金額になってしまうのでシングルプレートにした。
GT-R用強化の「ノンアス」だったのを、GT-R用強化の「セラメタC」というのをつけることにした。(以下写真)
これで半クラが無くなる・・・。(爆)
これで多少(本当に気持ちですけど)前よりは持ってくれればいいかなぁ・・・。
それにしても1年ちょっとでクラッチが無くなるなんて焦ったけど、走行不能になる前に交換できて良かった。
最近フロントのサスペンションがへたってきて、ふにゃふにゃだったのでトーションバーを交換した。
やったことが無く探り探りの作業でしたが、何とか終わって良かった・・・。
TERRANO-MLの、あさんの工具サポート&ごさんの電話サポートのおかげで何とか終わった感じ。
それにしても筋肉痛がひどい・・・。
トーションバーというのは、簡単に言えばスプリング。
スプリングというと、ぐるぐる巻きのばねを想像しがちですが、こういうばねもあるんですねぇ。
ストラット式サスペンションは巻きスプリングの反発を利用してるがこの車は棒のねじれによる反発を利用してる。
前後右左がわかるようにマーキング
位置がわかるようにマーキング
まず、トーションバーをはずすのにダブルナットの上側をはずす。
このボルトを調整することによって、車高と堅さを調節することができる。
まずはじめにダブルナットの上側をはずす
っとその前に、はずす前のトーションバー。
9年間も取り付けられていたので、さすがに汚れがひどい・・・。
相当へたれてるし・・・。
取り外し前の右トーションバー
取り外し前の左トーションバー
いよいよ取り外し作業。
まずは、先ほどダブルナットがついていたところのボルトをはずす。
その後トーションバーがかかっているアンカーをはずすんだけど、これがなかなか外れない・・・。
このアンカーがフレームメンバーの中に入っていたので、てっきりメンバーごとはずすのかと思ったんだけど、
ごさんに聞いてみたら、その必要はないとのこと。
しかし、一向に外れる気配のないガイド部分に痺れを切らし、「メンバーごと一気にはずしてしまえ!!」ということで
はずす事にした。(爆)
これが一筋縄ではいかなかったのでハンマーの登場。
これで一気にたたき出したら、メンバーとともにアンカーがはずれた。
でも、メンバー外さなくてもトーションバーははずせるので、今回は全くの徒労。(;_;)
でもまぁ、はずれたんだからよしとするか・・・。
はずしたトーションバーボルト
重めのハンマー
そして、取り外したのが下の写真。
取り外した後は足下すっきり。
もしこれでジャッキをおろすと超ローダウンになる。走行は可能だけど段差にはあがれない。
写真のように、トーションバー自体、両先端に歯車のようなギザギザがある。
車体のサスペンションアーム・アンカーにもギザギザがついていて、お互いのギザギザをあわせて取り付け。
これがずれると大変なんだけど・・・。
取り外したトーションバーとフレームメンバー
トーションバーなしの状態(右)
トーションバーなしの状態(左)
取り外せたら新しいトーションバーの準備をする。
車体に取り付ける前に、トーションバーにゴムブッシュを取り付け。
さすがに新しいだけあってとてもきれい。
古いトーションバーにつけたマーキングを元に、新しいトーションバーにマーキングする。
これで準備完了。
新しいトーションバー
ブッシュ取り付け
いよいよ車体に取り付け。
フレームメンバーを取り付け、トーションバーを取り付け。
メンバーフレーム側にトーションバーを引っかけたら、フロント側の取り付け穴にトーションバーを差し込む。
このときちゃんとマーキングしたとこにあわせて差し込む。
フロント側が取り付けられたら、リア側のアンカーを取り付け。
しっかり取り付けられたらトーションバーのボルトを締めて終わり。
トーションバー取り付け状態(右)
トーションバー取り付け状態(左)
そして、ここからトライ&エラーが始まる。
ただ取り付けて終わりにならないのがトーションバー。
前にも書きましたが、トーションバーのボルトの締め具合で車高が変わる。
それ以外にもアームやガイドの歯車とトーションバーの歯車の位置とかも関係してくる。
トーションバーボルトは、締めると車高が上がりますが逆ハの字になっていく。
左は締めすぎて、逆ハの字になった状態。
右は締めが足らなくて、車高が低すぎる状態。
わかりづらいけど逆ハの字になってます
下がりすぎた車高
ここで衝撃的な事実が!!
なんと、古いトーションバーは相当へたっていたらしく、締め上げられていた。
それでマーキングをしたので、新しいトーションバーをマーキングした位置で取り付けたら、
車高が正常の時キャンバーが狂って、キャンバーをあわせるとローダウンになってしまうという状態になった。
なのでもう一度ボルトをはずして、トーションバーを取り付けなおした。(何回も)
数回、取り付け直し→走行を繰り返して、やっと正常の車高・キャンバーになった。
下の写真は比較です。(写真の撮り方っていう話もあるけど・・・)
試行錯誤中
調整完了
それにしてもこの車、左側に排気系の部分があるので、左側トーションバーの取り外し・取り付けの時
触媒がじゃまだった・・・。
トライ&エラーの時に気づいたんですが、古いトーションバーをはずすときグニョグニョよじってアームから
取り外したんだけど、調整するので新しいトーションバーを取り外そうとグリグリやったら全然グニョグニョしなかった。
こんなに違うものかと驚いた。
乗ってみた感じは、確かにゴツゴツ感がでていい感じ。苦労した会があるってもんで。
それにしてもひどい筋肉痛。作業中指挟んだし・・・。
最後に、あさん・ごさん、ありがとうございました。
前回アルティメイトでリフトにあげられていた時に、排気のフロントパイプが錆びているのに気づいた。
それから「いつかサビを何とかしよう」と思い続けて早数ヶ月・・・。
ようやくやる気になった。(爆)
たまにはこういうメンテもしてあげないとね。
さて、これが作業前。
パイプが全体的に錆びてしまってる。
このままほって置いたら、そのうち穴があいて今以上にうるさい排気音になってしまう・・・。
今回やる気になって良かった。(爆)
今回用意したのは、細かい目の紙ヤスリ&耐熱ペイント。
耐熱ペイントは、見栄えするようにシルバーを使った。
見栄えって言っても、普段みるところではないですけど・・・。(^_^;;;
細かい目の紙ヤスリで、パイプをゴシゴシこする。
このときポロポロ錆が落ちてきて最悪。
このとき、あまりこすりすぎると取り返しのつかないことになるので適当に・・・。
「まぁ、こんな感じだろう」というところで、布で軽く拭いてやる。
そしてスプレー。
ボディーと同じく、薄目に何回もスプレーしていく。
がっ!!あまりの狭さにおもいっきり吹いてしまったりして、だれだれになってしまった。
ちょっと失敗。
しかも手を抜いてマスキングしなかったので、トランスファーやプロペラシャフトまで塗る始末・・・。
ディーラーとかにある車を持ち上げるリフトが欲しい・・・。
やっぱり、ジャッキで上げてウマかけただけだとキツキツで作業しづらいねぇ。
それよりも、なんかすごく汚れた。
そうそう、こんな作業をするときは必ずエンジン切ってからしばらく待ってやりましょう。
でないとやけどするか死ぬかのどちらかになります。(ぐふっ)