その1に続いて、谷本氏の弟さんの話
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瀬戸内の小さな離れ島で一人、釣りをしていた。ゆらゆらとゆれる小型の電気ウキ、そして、時々、漣(さざなみ)とともに光る夜光虫の群れ。
涼しい夜風、なんともいえない、イイもんです。それらをボォッと見ていた時、電気ウキの向こうで比較的大きな光が水中にあるのが見えた。なんだろうと思いながらも、自分の電気ウキが気になって、そちらに目を凝らしていた。
すると、その巨大魚の目のような光がユラユラ揺れながら自分の電気ウキの方に急速に近づいてくるではないか。ゲゲッ!!な、なんなんだ!!。
するとその直後、まさに自分の電気ウキの真下から巨大な真っ黒い怪物が大きく水を割って、目の前に飛び出してきたではないか!!、ギャー!!
真っ暗い海から飛び出してきた怪物、まさに腰が抜けんばかりに驚いた!。
ところが、驚いたのは自分だけでなかった、その怪物こそ、もっと驚いていた。
その怪物は、ヘッドランプとウェットスーツを着けて夜に海に潜り、サザエをとっていた密猟者だったのだ。暗闇の磯で、誰もいないと思っている目の前に、まさか人がいるとは知らずに水中からあがってきた男。まさに現行犯でした。
・・・やれやれ。
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瀬戸内の小さな離れ島で一人、釣りをしていた。ゆらゆらとゆれる小型の電気ウキ、そして、時々、漣(さざなみ)とともに光る夜光虫の群れ。
涼しい夜風、なんともいえない、イイもんです。それらをボォッと見ていた時、電気ウキの向こうで比較的大きな光が水中にあるのが見えた。なんだろうと思いながらも、自分の電気ウキが気になって、そちらに目を凝らしていた。
すると、その巨大魚の目のような光がユラユラ揺れながら自分の電気ウキの方に急速に近づいてくるではないか。ゲゲッ!!な、なんなんだ!!。
するとその直後、まさに自分の電気ウキの真下から巨大な真っ黒い怪物が大きく水を割って、目の前に飛び出してきたではないか!!、ギャー!!
真っ暗い海から飛び出してきた怪物、まさに腰が抜けんばかりに驚いた!。
ところが、驚いたのは自分だけでなかった、その怪物こそ、もっと驚いていた。
その怪物は、ヘッドランプとウェットスーツを着けて夜に海に潜り、サザエをとっていた密猟者だったのだ。暗闇の磯で、誰もいないと思っている目の前に、まさか人がいるとは知らずに水中からあがってきた男。まさに現行犯でした。
・・・やれやれ。