「ら」 ラフ
ラフ釣りはマキエをしつつ
疑似餌でつるなり
ニュージランドとオーストラリアの温帯域に分布していると言われるこの魚、カウアイ科という所属するらしいのですが、波止からマキエをしながら擬似バリで狙うそうです。
私がこの地にヒラマサ釣りに行ったときにはお目に掛かりませんでした。
ただ、この科の主であるカウアイがヒラマサ釣りの邪魔をして、エサとして湾内で釣って持って行ったアジを横取りして困りました。アジも結構大きなアジで、これを磯上がりする前に湾内にて釣っていくのです。
日本から持って行った4号から5号のサビキで釣るのですが、これに何匹も掛かってくるのですから考えられない。
このアジを付けてヒラマサを釣るのですが、これに40センチ以上のカウアイが寄って来てアジを横取りするのが磯の上から見えるぐらい海水も澄んでいるのです。
ヒラマサが回ってくれば逃げるのであろうが、それまでにアジを盗られてしまうので釣りにならなかったのを今も思い出します。
このニュージランドのヒラマサは又、別の所で書かせてもらいますが、この地はマダイも入れ食いでつれるような所で、30センチ以下は放流とのことでした。
このように自然環境に厳しく規制すればすれば、大物が育ってくるのだろうとおもいましたが、日本では考えられない事です。