では磯つりや船からのつりとは感覚が違うのですが、どちらかの釣りで言うと、
波止釣の要素が必要なのかもと思います。
磯つりでは磯の状況が刻々と変わるのですし、船のつりでは船頭次第と言うのもあるように
思えるのですが、波止釣では自分でポイントを決めて釣らなくてはマキエの効果がないように
思えます。
波止釣の名手である、今中氏はその基本を熟知されているので釣堀に行っても皆さんが
勝てないのではないのかなーと思う。
先日紀州でのつりは今中師匠が不調なのでチヤンスだと思ったのですが、終わってみたら
やはり竿頭でした、つれないつれないと言いながらも釣っていましたから・・・
彼の釣を見ていると粘りが第一のようです、場所を決めるとそこから動きませんそして同じ所
に必ず打ち返しています、そのためにそこがポイントとなるようです。
4時間30分の間座る事がありません、私らは、すぐにクーラーを腰掛にして竿を持っています
が、それではダメなようです、ノンビリとやっていてはつれないようです、釣堀であると言う事で
一般の方は、特に、いそつりをやってきた方はイケスの中に入っているから釣れて当たり前の
考えの方が大半です、最近はひとつの釣のジヤンルとして少し見直されてきているようですが
まだまだこの釣をバカにしている方もおおいようです。
このつりの達者な方は、エサも自前で色々と作られて持ってこられているし、仕掛けも自分なり
に考えておられる、この釣堀の人口は、私がタッチ仕掛けたころの17,18年前に比べると
はるかに増えているようです。
もう今はひとつの釣のジヤンルとして立ち上がっていると思います。