サナール紐→真田紐、サナールと真田を掛けただけだったとは
全く知りませんでしたが、本当なのでしょうかね??
信繁が真田紐を考案して全国に売り出したという話は後世の作
り話だという説もあるくらいに確かな話ではなさそうです
何れにしても九度山での生活はかなり困窮していたみたいです
ね
家康の側近・本多正信を通じ再三恩赦を働きかけていた昌幸親子
でしたが、昌幸に恨みを抱く秀忠が二代将軍に就任した時点でほ
ぼ絶望的
昌幸が亡くなると九度山についてきた家臣達も故郷・上田に帰り
始め数名しか残らなかったとも言われています
信繁は昌幸没後、出家して好白と名乗っていた様ですが、世に出
る望みも絶たれたせいか歯も抜けすっかり老け込んでいったとか
ドラマやゲームなのどの信繁のイメージとは似ても似つかなかっ
たみたいですね。
酒に溺れ自堕落な生活を送っていた信繁の許に突然秀頼から
の出仕の願いが届いたのですから信繁が断る理由は全くありませ
ん
ドラマでは秀頼の使者として現れたのが明石全登ですが、大野治
長だったという説もあります
個人的には明石でも大野でもなかったとは思っていますが…
支度金として金200枚・銀30貫目、入城の暁には5000名の将とし
て遇し勝利した後は50万石の大名とする事を確約したと言われて
います
武士としての信繁の心に灯が着かない訳がありません
おそらく信繁は即答した筈
条件にも惹かれたでしょうが、「もう一度戦が出来る!!」、武士と
して生きられる事を噛みしめていたでしょうね
ここで問題になるのが脱出方法です。
信繁一人ならともかく、家族や家臣も一緒となるとかなり難しそう
です
浅野家から監視役を命じられていた村人を酔わせて脱出したとか?
脱出を知った浅野家に領民が信繁をかばって三日も前から不在だと
嘘の証言をしたとか?
元々親豊臣だった浅野家自ら監視を緩めたとか?
諸説ありますが、家族と家臣を含めるとかなりの数になるので村人
の協力が無ければ不可能だったのだけは間違いなさそうです。
いよいよ大阪城に入る信繁ですが、実は、大坂の陣以前の素行は殆
ど分かっていません
歴史に登場するのは大坂の陣からだといってもよいのかも知れませ
んね
裏を返せば、今までのドラマでの信繁はフィクションなのです
最期のほんの一瞬輝いた信繁の人生ですが、歴史に名を遺すほどの
戦いがいよいよ始まります。
次週からが『大河ドラマ真田丸』の本編だと思っている僕なのです