今週は驚きの展開でしたね
煮え切らない義景、上洛に反対の重臣達。
信長に織田家だけで上洛する様にと説得する光秀
しかし義景が素直に美濃行きを認める筈もなく…
そこで奸計を巡らしたのが三淵藤英と朝倉影鏡
おそらく山崎吉家も加わっていたという設定の様
です
よりによって義景の嫡子・阿君丸を毒殺するとは
我が子を亡くした義景は上洛処ではありません
上洛も中止、義昭や光秀もすんなり美濃へと旅立
てます
勿論、史実ではないと思われますが…
いくら戦国とはいえやり過ぎです
あまり感心できない脚本ですね。
個人的にはかなりの嫌悪感を覚える僕なのです
阿君丸毒殺の首謀者の一人朝倉影鏡ですが、義景
の従弟と言われています。
後に信長軍に敗退し一乗谷に戻った義景を追い詰
め切腹させ信長に下った人物とも言われています
義景の首と捕らわれた妻、母、子を信長に差し出
し信長の家来となったとか
影鏡も生きるめ仕方ないころもありますが、そん
な奸臣を傍に置いていた義景の愚将的な部分も感
じます
朝倉氏滅亡はそのあたりにも原因があったのかも
知れません。
ところで…
陰湿で権力欲が強い二条晴良も登場しましたね
この時代、荒れ果てた京を逃れ有力武将を頼って
地方に逃れた公卿も少なくありません。
二条晴良の父・尹房もその一人
氏の長者で関白まで上り詰めた尹房でさえこのあ
りさま
生きる為には官職など何の役にも立たなかったの
が良く分かりますね
荒れ果て殺伐とした京の姿が浮かんでくるようです