将軍側近の光秀と政所の長・晴門の戦いが始まり
ましたね
弓矢での戦いなら光秀に分がありそうですが、政
治力ともなれば晴門に一日の長がありそうです
寺社を巻き込んでの陰湿な戦いですね。
信長の父・信秀が御所の塀の修理の為に送ったと
される四千貫。
荒れ果てた御所の塀を見る限り幕府の権力者の懐
に入ったのだけは間違いなさそうです
この四千貫が晴門を追い詰めるキーワードの様な
気がしてなりません
全てを分かっている様な意味深な信長の微笑みも
気になります
信長から全権委任された光秀はどのようにしてこ
の問題に決着をつけるのでしょうか?
結末が楽しみな僕なのです
そう言えば…
浅井長政が登場しましたね。
長政は義昭の上洛戦にも参戦しています
元々浅井家は京極家に属す国人だったのですが、
京極家の内紛に漬け込み勢力を拡大した大名で
す
勢力を盛り返した京極家の圧迫により六角家と
結びます
その六角家も家督争いで混迷。
混乱に乗じて六角氏の有力家臣を調略しますが、
六角氏とは当然険悪な状態となります
浅井の家臣達は決断力のない当主・久政を琵琶
湖に浮かんでる小島・竹生島に追放し長政を当
主とします
何処かで聞いた話ですね。
武田家の内紛で父・信虎を追放した晴信と全く
同じ。
戦国の武将達は能力が無いと思えば主ですら変
えてしまう様な柔軟性で成り立っていたのでし
ょうか??
戦国時代の荒々しさを感じます
生きるか死ぬかが掛かっているのですから家臣
達も必死。
無能な主を持ったために路頭に迷ったり没落し
た武士は掃いて捨てるほどいます。
生き残りを掛けたサバイバルゲーム、当然と言
えば当然かも知れませんね