函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

麒麟がくる、山から逃げた覚恕??

2020-11-23 | 歴史

天台座主・覚恕法親王 

法親王と言われているので皇族として認知されて

いたのでしょうね。 

父・後奈良天皇には正親町天皇と覚恕の男子は二

名しかおりません 

兄に不測の事態が起きれば覚恕が天皇になってい

たかも知れないのです 

名誉と財力を手に入れ、ようやく兄・正親町天皇

に対する劣等感から解放されたのかも知れません

 

織田家に荘園を横領されていた比叡山が反信長勢

力を後押しするのは分かります  

裏では、将軍家から信長を追い出したい摂津晴門

とも覚恕が結託

内にも外にも敵を抱えた信長ですね 

信長は比叡山に浅井朝倉に加勢しないようにとの

最後通告を出します 

二か月間比叡山を包囲していた織田軍ですが、朝

廷と将軍を動かし何故か和睦

三好三人衆、石山本願寺、浅井・朝倉、比叡山と

反信長勢力に結集されれば、さすがの織田軍も敵

いません 

一時撤退する信長軍ですが、直ぐに反攻に転じま

再度比叡山を囲み威圧すると、焦った比叡山は攻

撃中止を嘆願し黄金を送りますが信長に突き返さ

れ万事休す

いよいよ比叡山焼き討ちですが、何故か?その時、

覚恕は比叡山に居ませんでした 

焼き討ちを察知しあらかじめ逃げたのか?

一説には再度の和睦の仲介を朝廷と将軍に依頼す

る為山を下りていたとも言われていますが…

どうも、逃げた様な気がしてなりません。 

さすがの信長も天皇の弟は殺せませんものね

勘ぐれば…

覚恕の下山を確認したうえでの焼き討ちだった

様な気がしてならない僕なのです 。

勘ぐり過ぎでしょうかね