競馬歴史新聞、第三弾
昭和8年の事なのですが…
愛媛県・三芳競馬での話です。
1600㍍10頭立て行われたレースで4着以下の馬がいなかった
と云うのです
6頭の馬が落馬でもしたのか?と思って記事を見てみると、
10頭全ての馬が完走したと云うのです
何とも不思議、謎々みたいですね
実は、このレース、1着に同着4頭・半馬身差の2着に同着
3頭・その半馬身差の3着に同着3頭と摩訶不思議なレース
だったのです
今の競馬ですと1着同着の4頭は1着ですが、2着同着の3頭
は5着になるのです
当然、3着同着馬は8着ですよね。
この当時の着順に関する考え方が今とは違うのです
それにしても1馬身の中に10頭がひしめくレース、滅多に
お目にかかれませんよね
因みに、着順が確定するまで観客は固唾を飲んで見守って
いたのですが、発表と同時に大歓声が巻き起こったといい
ます
競馬ファンなら分かりますよね。
歴史的なレースに立ち会えたのですから、ある意味幸せな
競馬ファンなのです
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