函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

真田丸、信幸の嫉妬!!

2016-07-11 | 競馬

妊婦の腹を裂いて子供を取り出したとか?辻斬りをしていたとか?

殺生関白と言われている秀次ですが、秀次を殺した事への大義名分

を作る為には秀次は悪でなくてはならないのです。

実像の秀次はかなり違った人物像だったのでないでしょうか

 

ドラマの中では秀次の娘・たかが秀次の性格を言い表していましたね

「父は弱い人なのです。自分が人にどう思われているか?気にし過

ている。悪い人ではないが波があるとも…」

意外と実像の秀次もそうだったのかも知れませんね。

 

秀次謀反、その可能性はかなり低く、秀吉又は秀吉を唆した石田三成や

増田長盛・前田玄以など側近の官僚達による謀略の可能性が高いと僕は

思っています


大和豊臣家(秀長)を継いだ秀次の弟・秀保が亡くなりましたが、跡取り

もいなかったため大和豊臣家は断絶となっています

本来なら秀次の子供に継がせ存続するのが豊臣家にとっても良い筈です

が、数少ない豊臣の身内を自ら排除していく晩年の秀吉を見ると絶対権

力者が老いていく怖さを感じます

豊臣家を潰したのは間違いなく秀吉です

一代の英雄・豊臣秀吉にも限界があったという事なのでしょうね

ところで

真田兄弟が目出度く官位を貰う事になりましたね
信幸→従五位下伊豆守、信繁→従五位下左衛門佐、どちらかと言うと信

の方が少し上でしょうか

しかし信繁の口利きで叙任した事を知った信幸は怒りをあらわにします

ましてや父・昌幸も知っていたとは「又、自分だけが蚊帳の外か~。」

と怒るのも無理はありません


「弟の情けで官位をもらっても嬉しくも何ともない。出来る事なら官位

を返上したい」と怒りをぶつけるのも分かりますよね

実直な信幸には立ち回り上手い信繁に嫉妬があったのかも知れません

その嫉妬心があった信幸だからこそ幕末まで続く松代真田藩の礎を作れ

たのかも知れません

徳川の時代に天敵・真田の家を残すのにはかなりの深謀遠慮が必要だっ

た筈です

信幸でなければ成し遂げられなかったでしょうね



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