おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

第106回全国高校野球選手権 8月21日(水)の試合結果

2024年08月22日 05時50分15秒 | 高校野球

第106回全国高校野球選手権の日程は進み、昨日は準決勝でした。勝ち残ったチームは4校のみ。日本一を目指すことを許された4校が激突しました。

大正13年、甲子の年に誕生した日本初の巨大ボールパークはその後の日本の激動を見つめながら100歳を迎えました。そして、このボールパークで数多くの「筋書きのないドラマ」を見つめてきました。

私の記憶に残る野球に初めて出会った場所もテレビで実況される高校野球であり、甲子園で開催されていた選手権大会でした。その時から既に60年近くの物語を甲子園と共に見つめてきました。

昭和44年夏の決勝、いつ終わるか見当もつかないゼロ行進、井上と太田の投げ合い。特に記憶に残ったのが、主将の故障離脱で急遽抜擢された急造の小比類巻捕手が小柄な体で太田投手の速球に飛び付きながらの必死の捕球を繰り返す姿でした。この大会で三沢高校は初戦から準決勝までの全試合を1点差で際どく勝利して決勝までやって来ました。準決勝は玉島商との対戦だったので特に記憶に鮮明に残っています。玉島商のアンダースロー・松枝投手との投げ合い、終盤の攻防は今でも思い出されます。松山商は比較的組合せに恵まれて勝ち上がった印象でしたので、子供の単純な考えでは三沢が勝つんだろうなという気持ちで見ていたように思います。その当時は松山商の「100球連続ストライク」のような苛烈な練習など知る由もありませんでしたから。

昭和54年夏、ナイトゲームとなった箕島と星稜の死闘は大学生の時でした。夏休みのアルバイトを終えて帰宅し、テレビをつけるとまだ試合が続いていました。その時、箕島の嶋田捕手の同点ホームランが目に飛び込んできました。そして、加藤一塁手のファールフライ落球からの森川外野手の同点ホームラン。18回裏の上野内野手のサヨナラヒットとドラマは展開していきました。この試合に敗れた星稜の堅田投手は、つい最近まで毎年の甲子園で審判を続けておられました。「8月のカクテル光線」はその一部始終を見守っていたのです。延長の2死ランナーなしの場面で2度同点ホームランで追いついた箕島の粘り、追い付かれても心折れずに立ち向かった星稜ナインの気概。

これらのドラマはタイブレークを行う今の甲子園で生まれることはないでしょう。そう思うと寂しい話です。

それはそれとして、今大会の準決勝です。

第13日 8月21日(水)

▽準決勝

08:00 神村学園-関東第一

10:35 京都国際-青森山田

異彩を放っているのは、この日の試合開始時間です。もし、酷暑対策を重要視するのであれば、8時に第1試合を始めて第2試合は夕方5時か6時から行うことを何故しないのか? 高野連の銭ゲバ体質がここでも見られます。準決勝にもかかわらず第1試合の観客数は18,000人です。平日の朝早くから開始される試合なら仕方ありません。第2試合は22,000人でしたが、これを17時プレーボールにしていたらかなり少なくなったでしょう。決勝のプレーボールが8時ではなく10時というところに高野連の二枚舌を見るようですね。

試合結果です。

8月21日(水)

▽準決勝

神村学園 000 100 000│1

関東第一 000 000 20X│2

(神)今村-木下夢

(関)大後・坂井-熊谷

 

京都国際 000 003 000│3

青森山田 200 000 000│2

(京)中崎・西村-奥井

(青)下山・関-橋場

⚾2試合とも1点差の攻防でした。ワンチャンスで逆転した関東第一と京都国際が決勝に進みました。特に関東第一は3安打でしたので、唯一の得点チャンスで逆転したということです。6回までノーヒットでしたから。粘りと勝負強さでは関東第一が接戦を勝ち抜いた分優位なのかも知れませんが、目に見えない力が働くのも甲子園です。どのような勝負になるかはやってみないと分かりません。

第14日 8月23日(金)

▽決勝

10:00 関東第一-京都国際

泣いても笑ってもあと1試合です。後悔のない戦いはないとは思いますが、力を出し切ってほしいと思います。

最後に批判を恐れずに書きます。

NHKは「東海」を『東の海』と表記し「韓国の学園」を『韓日の学び舎』と表記しています。これが「学校から提出された翻訳」という触れ込みですが、はたしてどうなんでしょう?

こういう議論が生まれるだけで野球に対する興味が薄れます。

日本の学校として認められたなら、この校歌を続けている正当性はあまりないと思います。イデオロギーの議論はしたくありませんが、この校歌が甲子園で流れる度に嫌な気持ちになる方がいるのであれば考えないといけない問題だと思います。

選手に非はありませんが、京都国際が勝ち進むと「日本を打ち負かした」と煽り立てるかの国の反日主義者やマスメディアが醜さを更に増大させます。高校野球と無関係な場面で無益な論争を巻き起こす火種になるのであれば、それを排除すべきは大人の責任だと考えます。

とまあ、本心の二割ほどしかここでは書きませんが、正直なところ「もう聞きたくない」という意見がなくならない限り、問題として残り続けるでしょうね。

こう言うとグローバリストたちが騒ぐのでしょう。そもそもグローバリズムが国を崩壊させることに繋がるのが問題なのですが、これすら国粋主義と叩いてきます。従って、この件に関する誹謗中傷の類は受け付けません。よろしくお願い申し上げます。


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