J2第36節、横浜FC戦の内容を中心に振り返ります。
この試合に勝てば自動昇格が決まる相手に対して、ファジは負けるとプレーオフ進出が非常に厳しくなるという瀬戸際の戦い。お互いに攻めに出たい気持ちが前に出ているスタートでした。こういう試合は先制しないと後手に回ってしまいます。スコアレスで競り合っていても相手に先行されると大変難しくなることが見えていました。
三ツ沢にやって来るのは6年ぶりでした。いつも辛い思いをしながら帰るという、あまり良い思い出のない会場です。ただ、とても見やすく観戦には最適のスタジアムの一つです。大変コンパクトにできている専用スタジアムで、個人的には好きなスタジアムの一つです。
相性とか、やり難さとかはこの際度外視して、勝ちたい気持ちの津用法が勝つということになるのかな、と思いながら入場しました。実は横浜駅から三ツ沢に向かうバスの中でも凄まじいどアウェーの中でスタジアム入りしました。だいたい、どこの試合会場に向かう時でも、バスの中に1/3はファジサポがいるものなんですが、今回は独りぼっちでした。これほどのアウェー感は久しぶりですが、それも観戦の醍醐味の一つです。
では、この試合のスコアとスタッツです。ファジにとっては、予想を上回る好ゲームでしたね。
⚽岩渕の先制ゴールがファジにとっては非常に大きな先取点となりました。この場面は田上が高い位置で奪って自ら持ち込み、縦に意表を突いたスルーパスを送り込んだ場面で勝負ありました。抜け出した岩渕が落ち着いてGKをかわしてゴールに流し込みました。
しかし、前半の内に反撃を受けて追い付かれていたら試合の行方はまたまた難しくなっていたと思いますが、よく耐えて失点せずに、前半アディショナルタイムにCKの流れから一美が競り勝ったボールを鈴木が押し込んで追加点。これも非常に大きかったと思います。
後半に入ってすぐに一美がドリブル突破から1人で決めたミドルシュート、CKを叩き込んだ田上のヘッドと続き「4-0」とリードしてあとはどうやって試合を終わらせるかになってきました。不用意に奪われて2点を返されたのは反省点としてあげられますが、それでも勝ち切って終えたことは非常に良かったと思います。
第36節を終えての順位表です。清水のJ1昇格が決まり、J3に降格する3チームが決まりました。これが厳しいJ2、魔境の恐ろしい戦いです。
リーグ戦は残すところ2試合。自動昇格争い及びプレーオフ争いに絡んでいる各チームの残り2試合の対戦相手です。
ここまで来れば相手云々ではありません。自分との戦いに勝ったチームが生き残ります。
ファジの対戦相手は昇格の可能性がなくなった藤枝MYFCとJ3降格が決まった鹿児島ユナイテッドFCの2チームです。どんな内容になったとしても必ず勝ってプレーオフ進出を決めましょう。
そして、藤枝戦は今季のホーム最終試合です。希望を未来に繋ぐ意味でも絶対に良い試合をして勝とうではありませんか。
よろしくお願い申し上げます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます