試合の振り返りは後程として、今日のJ2第37節、シティライトスタジアムで行われた藤枝MYFCとの対戦に「2-0」で勝利したファジアーノ岡山のJ1昇格プレーオフ進出が決定しました。
今節の試合前の各チームのプレーオフ進出争いの勝点は以下の通りでした。
尚、7位の山形との勝点差は「1」でした。既にプレーオフ以上の決まっている3位の長崎を除けば、プレーオフ進出枠は「3」。勝点1差の中に4チームが犇めく前代未聞の争いが続いています。何しろ前節で長崎・千葉・岡山・仙台・山形の5チームが全て勝った為に勝点差は全く変わっていません。前々節も同様の試合結果だったのでここにきて今日までの3週間に渡って同じ状況が継続しており傍から見れば実に面白い争いが続いているのですが、当該チームのサポーターにとっては苦しく辛い戦いが長期に渡って続いており、中々に厳しい日々を過ごして参りました。
第37節以降の各チームの対戦相手です。
2位の横浜FCと3位のV・ファーレン長崎の自動昇格争いにも決着が付いていません。恐るべき混戦の魔境J2、脱出できるのはどのチームでしょうか?
という訳で、ファジの今季ホームゲーム最終戦、藤枝戦がCスタで行われました。
前半はゴールに迫るものの得点を奪えず、何となく嫌な感じが漂いました。
しかし、後半22分に岩渕がGKとの1対1を冷静にループで仕留めて先制しました。更に3分後、神谷のCKを田部井が「人生初」のヘディングシュートで沈めて追加点をあげました。その後は上手く時計を進めてクリーンシートでの勝利を収めました。
今日の試合はCスタが一番早く終わっていたので、他会場の結果が気になりながらホーム最終戦セレモニーを見ていました。
ちなみに今日の入場者数は以下の通りです。
最終節でも1万人を超えました。天気も上々で観戦には最適の気候でした。多くの観客が見守る中で勝って良かったと思います。
そして、フクアリでの試合でジェフユナイテッド千葉が敗れた瞬間にファジのJ1昇格プレーオフ進出が決まりました。
これは、最終節で千葉と山形が直接対決をするということで、ファジが最終節に敗れた場合でもどちらかのチームがファジの順位を上回れないことが決まった為です。
明日試合を行うベガルタ仙台が残っていますが、ファジのプレーオフ進出は変わりません。
では、最終節を控えての現状と対戦相手、結果による勝点などを確認してみます。
ファジとすれば最終節の鹿児島ユナイテッドFC戦に必ず勝って4位を確定して、プレーオフ1回戦をホームでやることが大事な目標です。対戦相手がどこになっても厳しい戦いになりますが、サポーターが全力で後押しできるホームゲームが昇格に向けても必須条件になります。
まだまだシーズンは当分終わりません。それを幸せと感じて、楽しみ抜きましょう。
そして、J1昇格を必ず掴み取りましょう。
では、最終節は鹿児島でお会いしましょうね。よろしくお願い申し上げます。
後半戦のMVPは田部井選手かと思っています。
ベストプレーは、前節の田上選手のインターセプト⇒切り返しからのパスですが。
元々、セットプレーからの得点を武器にしていたチームが田部井の離脱と共にその武器を失っていたように感じます。
その田部井が復帰してからチームが上向いてきたことを思えば、彼の存在がどれだけ大きいかを感じないわけには行きません。流石、俊輔の愛弟子です(笑)
プレーオフ進出が決まり、彼の活躍する場所が広がると思います。