菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

臣太朗、奇跡の稽古場。

2009年04月03日 | Weblog
4月3日(金)晴れ


「桜ドリフターズ」も佳境に入って来た。


稽古も残すところ後2日。


通し稽古を重ねる度に、返し稽古で見えてこなかった物語の襞みたいな物がドンドン見えてくる。


自分で書いた物なのに、物語全体の方向に改めて気付けたり。

1つの芝居が1つの生き物として大きくなる為に、キャスト・スタッフが必死に動く。

この作品を大きくさせるべく、1日1日を大事にしたいなと。

好きな芝居の台詞に、

「優れた芸術は、皆、人間への讃歌」


ってのがある。


この作品の様々なテーマも全て讃歌だ。
人間に対しての。



ここ数日、自分って弱いなと思う瞬間が多々ある。

強いと思っていた自分としては物凄い発見で、その弱さが濁流の様に流れた時、また1つ強くなるのを感じたのです。


その瞬間を【奇跡】と呼ぶんじゃないかと。


作品と言う生き物が時に弱くなり、時に強くなり、そうやって大きくなっていく。

デジタル化した現代で、稽古場は人の手で1つ1つの奇跡を生み出す場所なんだと改めて思うのです。


残り2日。
その【奇跡】をどれだけ生めるか。


勝負だ。



to be continued…



<今後のお知らせ>


2009年3月27日~4月12日
円盤ライダープロデュース #8
「こじゃれた はるいちばん」

脚本・演出
代官山RGBギャラリー
円盤ライダーウェブサイトへ


2009年4月8日(水)~12日(日)
さるしげろっく SPECIAL企画
「桜ドリフターズ」

脚本・演出
中野MOMO
さるしげろっくwebsiteへ




<お手紙などの宛先>

〒164-0013
中野区弥生町5-20-1弥生町ユニオンビル7F

SUNBEAM
菅野臣太朗宛
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