ドイツのメルケル首相が、急遽訪日、あまりにも急だったので、「訪日理由」が、いろいろ憶測を呼んだ

2015年03月10日 06時24分41秒 | 政治
◆ドイツのアンゲラ・メルケル首相が3月9日、2日間の公式実務訪問のため急遽訪日した。2008年の北海道・洞爺湖サミット以来7年ぶりだが、あまりにも「急な訪日」だったので、「訪日理由」が、いろいろ憶測を呼んだ。メルケル首相の動静は、以下の通りであった。
 ▽3月6日、ドイツのメルケル首相来日が、急遽決まる。
 ▽3月9日午前7時すぎ、メルケル首相が、2日間の公式実務訪問のため羽田空港に到着。午前、東京都江東区の日本科学未来館を訪れ、ホンダの二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」を見学。宇宙飛行士の毛利衛館長がメルケル首相を案内。日本とドイツの科学技術協力について、日本人研究者らと懇談。若手研究者の交流や太陽電池の研究などが話題に上る。東京都中央区築地の浜離宮ホールで開催された朝日新聞社主催の講演会に出席。
 ▽この後、メルケル首相は、皇居・宮殿で天皇陛下と約20分間会見。天皇陛下はワイツゼッカー元大統領が1月に亡くなったことにお悔やみを伝え、「1993年に同国を訪れた際、冷戦時代には閉ざされていたブランデンブルク門を一緒に通ったことをよく覚えています」と述べられた。これに対してメルケル首相は「今年は戦後70年であり、もう戦争がない時代を望んでいたが、現在ウクライナで深刻な事態が生じていることを心配している」と話し、天皇陛下は「早期の解決を願っています」と仰せになったという。午後4時半から、安倍晋三首相と日独首脳会談。この後、両首脳は、記者会見した。
 ▽3月10日、離日。
◆メルケル首相の訪日目的は、表向き以下のように取り沙汰された。
 ①6月に独南部エルマウで開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)の議長国として、安倍晋三首相に協力を要請する。(2016年は、日本が議長国となる)
 ②ウクライナ情勢やギリシャ支援を巡る対応、テロ対策などについて意見交換。
③「右傾化」が指摘されている安倍晋三政権に懸念。2013年12月26日、安倍晋三首相が靖国神社を参拝した直後、ドイツ政府報道官は「地域の緊張を高める行為を控え、外交解決を探ってほしい」と公式に苦言。ドイツのマスメディアは、特定秘密保護法導入を「言論の自由の危機」と一斉に批判)
④メルケル首相は、「2022年をメドに原発ゼロ」政策を推進しており、安倍晋三首相に「脱原発」を勧める。(メルケル首相は訪日する前に、ドイツが進めている脱原発政策について、「ドイツは、このぞっとするような原発事故を連帯感を持って受け止め、より早く原子力から撤退する道を選んだ」「日本も同じ道を進むべきだ」と述べ、エネルギー政策の転換を呼びかける考えを示す。「福島第1原発の事故処理ができていないのに、全国各地の原発の再稼働に踏み切るべきではない」とアドバイス)
◆メルケル首相は、朝日新聞社主催の講演会で、「ドイツが戦後、国際社会に受け入れられたのは、過去ときちんと向き合ったためだった」と述べた。ヴァイツゼッカー独大統領(当時)の1985年のスピーチ「過去に目を閉ざす者は、現在に対してもやはり盲目となる」を引用した。その後、質疑応答。聴衆から「ドイツは戦後、かつての敵国とどのようにして和解することができたのか」と質問を受けて、「近隣諸国の温情なしには、不可能だった。ただ、ドイツ側も過去ときちんと向き合った」と答えた
 安倍晋三首相とメルケル首相との日独首脳会談で、両首脳は、親ロシア派との停戦合意が発効したウクライナ情勢をめぐり連携して安定化を目指す方針で一致。今後も日独2国間関係を強化していくことを確認。メルケル首相は、中国などとの緊張緩和に向けた日本側の努力に期待感を示したという。
【参考引用】http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150309/k10010009051000.html
 NHKNEWSwebが3月9日午後3時42分、「独メルケル首相 歴史に向き合う重要性強調」というタイトルをつけて、以下のように配信した。
 日本を訪れているドイツのメルケル首相が都内で講演し、ドイツが戦後、周辺国と友好な関係を築いたことについて、「隣国の助けがあり、ドイツが歴史に向き合う姿勢を示したからこそ、成し遂げられた」と述べ、歴史に真摯(しんし)に向き合う重要性を訴えました。9日から2日間の日程で日本を訪問しているドイツのメルケル首相は、都内で新聞社主催の講演会に出席しました。この中でメルケル首相は、東日本大震災からまもなく4年になることについて、「日本国民の復興に向けた連帯意識に強い尊敬の念を抱いている」と述べました。そして、「『破壊』と『復興』ということばは、戦後70年を迎えたことしにも共通している」と指摘したうえで、「われわれドイツ人は、ヨーロッパや世界に苦しみを与えたにもかかわらず和解の手を差し伸べてもらったことを決して忘れない」と述べました。
続く質疑応答で、「ヨーロッパの経験から、周辺国との関係を改善するためには何が必要か」と質問されました。これに対し、メルケル首相は「ナチスやホロコーストの悲惨な体験にもかかわらず国際社会に再び受け入れられたことは、ドイツにとって大きな幸運だった。和解は、隣国の助けがなければ実現できなかった。その一方で、ドイツが歴史に向き合う姿勢を示したからこそ、成し遂げられた」と述べ、歴史に真摯に向き合う重要性を訴えました。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
ドイツのメルケル首相が「急遽訪日」の「真の目的」は、「カネ」が問題で安倍晋三首相はいま大ピンチ

◆〔特別情報①〕
 ドイツのメルケル首相が「急遽訪日」した「真の目的」は、「カネ」にまつわる問題の解決の督促であった。「カネにまつわる問題」とは、一体、どういうことなのか?

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『自民党選挙の秘密』(1987年12月15日刊)

目次

第二章 すでに始まっている二十一世紀の首相レース
経営工学的手法を駆使して―鳩山由紀夫氏 ②


 選挙は、見方によっては、まさに経営の論理というか、一つの組織をつくって、一種の企業を興すのと似たようなところがある。
 「ところが、自分の選挙に対しては、一切そういう経営工学的手法は、使えませんでした」

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『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日)
『民主党政変 政界大再編』(2010年5月6日)
『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日刊)
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』(2006年11月刊)
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」(2007年7月刊)

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