ICOCAです。現在のところ日本で最も交通利用エリアが広範囲にわたっているICカード乗車券ということになります。電子マネー機能も搭載されていますが、PiTaPaに比べると極端に利用可能店舗が少ないです。純粋に電車を利用するためのICカードと言えます。
ICOCAです。現在のところ日本で最も交通利用エリアが広範囲にわたっているICカード乗車券ということになります。電子マネー機能も搭載されていますが、PiTaPaに比べると極端に利用可能店舗が少ないです。純粋に電車を利用するためのICカードと言えます。
e-kenet PiTaPaカードです。e-kenet VISAカード(京阪カード)の子カードとして発行されるものです。以前は、クレジット機能無しのe-kenetカードがあったのですが、今はクレジットカードを持たないとこのPiTaPaカードを持つことはできません。PiTaPaを使っていても、e-kenet VISAカードを1年間利用がないとe-kenet VISAカードの年会費を取られてしまいます。
今は、e-kenet VISAとe-kenet PiTaPaの口座引落しは一本化されていますが、私が申し込んだときには完全に2つに分かれていました。e-kenet VISAは毎月27日引落しですが、e-kenet PiTaPaは三井住友カードに委託している関係で毎月10日引落しとなっていました。
こんな面倒くさいe-kenet PiTaPaですが、京阪電車利用分に関してはポンイトが貯まり、京阪カード加盟店で使用できるクーポンに交換できます。京阪カード加盟店ではe-kenet VISAカード提示によるショッピングでも同じポイントが貯まりますので、京阪グループの商業施設をよく利用する人にとってはそれなりに使い道があります。一方、京阪沿線に住んでいても京阪グループの商業施設を利用しない人にとっては、e-kenet PiTaPaを持つメリットはありません。
このカードはスルッとKANSAIカードではありませんが、京阪バス・京阪シティバス・京阪宇治バスのスルッとKANSAIカード対応バスで使用できる磁気カードです。普通のプリペイドカードと同様に利用した運賃分だけ残高が差し引かれるタイプのカードですが、扱い上は「普通回数券」となっており、いわゆる紙の回数券は販売が中止されています。これ以外に、子供用と昼間のみ使用できるカードがあります。
京阪バスと京阪宇治交通・京阪宇治交通田辺の合併後もこのデザインのカードが販売されていましたが、合併から半年以上経って新デザインのカードが出回り始めました。新デザインは横向きになりバスの写真は無くなりました。
スルッとKANSAI10周年のKカードです。京阪神地区のほとんどの私鉄とバスが加盟していることがわかります。そのため、今後のスルッとKANSAI(磁気カード)導入予定は京阪京都交通のみとなっています。
ちなみに1年前の同様なデザインのカードには、京阪宇治交通と京阪宇治交通田辺が入っていましたが、京阪バスに合併されましたのでこのカードには入っていません。つまり、1年前に比べてスルッとKANSAI加盟局社数が減ったことになります。
阪急のカードが大阪市交通局等でも使用できるようになってから1周年のレインボーカードです。この時点で阪神もスルッとKANSAIが導入されていましたが、京阪では未導入でした。
このスルッとKANSAIの大きな特徴は、バスでも使用できるということです。この時点では、大阪市バスでしか使えないようですが、今では京阪神地域のほとんどのバスで使えるようになっています。
ちなみに首都圏のパスネットはバスでは使用できません。別に共通バスカードがあります。
さらに首都圏のパスネットとの違いでは、残高が初乗り運賃に満たなくても10円でもあれば入場できるということです(もちろん出場時には清算が必要です)。これはJR西日本のJスルーカードも同様で、SuicaやICOCA等のICカードでの取り扱いにも違いが出ています。
スルッとKANSAI導入前の京阪Kカードです。この当時にもKカード回数券もありましたが、どちらとも直接改札機に入れることができず、券売機で一度切符に交換してから使用する方式でした(JRのオレンジカードと同様です)。
この京阪Kカードが導入される時点で、阪急は改札機にカードを直接投入できるようにすると発表していたのですが、京阪はその計画については何も発表がなされていませんでした。
結局この後、このKカードが発行中止そして使用中止となりました。そしてその後、スルッとKANSAIを導入し新しいKカードが発行されました。もちろん、スルッとKANSAI導入後は古いKカードは使えませんでした。
京阪バス60周年記念で発行された記念乗車券のケースです。中には4枚の乗車券が入っています。
これは1枚目だったと思います。4枚それぞれ別の車両がデザインされています。1枚目は創業時、2枚目は戦後直後ぐらいの時期、3枚目は現行の車両となっています。それぞれの裏側にはその車両の説明が記載されています。なお、ケースにあるボンネット型の車両は乗車券にはなっていませんでした。乗車券の金額は昔の車両がデザインされたものほど安くなっています。
4枚目です。一応「未来のバス」ということになっています。この券のみ有効期限が2001年となっています(他は1982年)。当時、「未来」=「21世紀」というイメージがあったため、2001年となったと思われます。しかし実際には2006年となった今でもこの券にデザインされているようなバスは実現していません。