豊橋鉄道渥美線高師駅北側に広がる高師緑地の中を歩いていると一定曲率の円弧を描いている通路がありました。
その通路を歩いていくと道路に出ましたが、その先へさらに通路が続き、その通路の路面には線路のようなものが埋め込まれていました。
その線路が埋め込まれた通路を歩いていくとその先にさらに道路があり、その向こうには工場のようなものがありました。
通路の先にあったのはユニチカの工場で、工場敷地内にも線路のようなものがありました。ここで、歩いてきた通路はこの工場への引込み線跡ということがわかりました。
工場側から通路を振り返ってみると、架線柱のようなものと踏切の支柱がありました。通常こういった工場への引込み線は非電化ですので、架線柱があるというのは少し不自然です。
豊橋鉄道渥美線高師駅北側踏切近くにはこのユニチカ工場引込み線跡への分岐のポイントが残っていました。
(撮影日:2013年4月28日)
Photo and Write by Itai Taketa (板井岳太):デジカメ鉄道写真研究家
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