中之島線開業後のダイヤ改正では夕方から夜間にかけての京都方面行きが特に変更になりました。快速特急が走る時間帯の特急は三条行きか樟葉行きとなっていましたが、一部時間帯で出町柳行きとなりました。それに伴い特急が出町柳行きとなるときには快速急行が三条行きか樟葉行きに変更となりました。また、夕方のラッシュ時には中之島発樟葉行きの快速急行がありましたが、これが淀屋橋発樟葉行き急行に変更になりました。この淀屋橋発樟葉行き急行が運転される時間帯の快速急行は中之島発三条行きとなっていましたが、この快速急行は樟葉で快速特急に抜かれますので上の写真のように2番線に入っていました。中之島線開業時のダイヤでは快速急行は終着駅まで先着でしたが、この原則が崩れました。
なお、上の写真で樟葉駅3番線に停車している3000系の回送は「快速急行」三条行きが折り返してきたもので、このまま淀屋橋まで行き出町柳行きまたは樟葉行きの特急となっていました。中之島線開業時のダイヤでは3000系の淀屋橋発特急は深夜に1本ぐらいしかなかったと思いますが、ダイヤ改正後には少し増えました。
夕方の出町柳行き特急はロングシート車で運行されていましたが、出町柳到着後は中之島行きの快速急行になり、それ以降はそのまま快速急行で運行されますので、夕方から夜間にかけての快速急行はロングシート車によるものが増えました。
中之島線開業後のダイヤ改正から次のダイヤ改正までの間、樟葉駅1番線の乗車位置表示には夕方の特急と快速急行は2番線から発車する注意書きがありました。これは三条行きの快速急行が快速特急の通過待ちをする時間帯になります。
これは中之島線開業時のダイヤの時と変更無いのですが、淀屋橋発の特急が樟葉行きとなる時間帯は、出町柳行き快速急行(6000系)は樟葉駅で先行していた準急(2600系)に連絡しますが、先に準急が発車します。
準急が発車した後の樟葉駅2番線に樟葉止まりの特急(3000系)が入り、1番線に停車していた快速急行(6000系)と連絡して快速急行が発車します。なお、快速急行は先に発車した準急を八幡市駅で追い抜きます。
ちなみに、特急が出町柳行きで快速急行が樟葉止まりとなる時間帯は、1番線に準急が停車しているところに樟葉止まりの快速急行が2番線に到着して連絡し、準急が発車します。その後1番線に特急が到着して発車し、八幡市駅で先に発車した準急を追い抜きます。
(撮影日:2009年9月16日,18日)
Photo and Write by Itai Taketa (板井岳太):デジカメ写真研究家
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