最近の3年間は、松下電器産業のパナソニック ルミックス (Panasonic LUMIX) DMC-FX1 を使っていました。光学手ブレ補正や光学3倍ズームを搭載していますので、通常のデジカメとしては一般的には問題は無いと思います。しかし、私が使用(特に鉄道写真の撮影)していると以下のような問題点がありました。
<パナソニック ルミックス (Panasonic LUMIX) DMC-FX1 の問題点>
1.電源は専用充電池で、持ちが悪い。今ではオプションの充電池も入手しづらい。
2.AFが遅い。特に液晶モニターOFFの場合は遅い。
3.シャッタースピード優先AEがない。しかも絞りが2段階しかないため、昼間の屋外でもシャッタースピードが遅くなることがある。
4.カメラのホールド性が悪くシャッターボタンも硬めのため、せっかく手ブレ補正が付いていても手ブレをおこしやすい。
5.ズームの広角側の焦点距離が35mm(35mm判換算)であるため、列車内の撮影では不便なことがある。
これらの問題点を解決できるデジカメとして、キヤノン パワーショット (Canon PowerShot) A570ISを購入しました。発売1ヶ月後で2万6千円程度でした。
<キヤノン パワーショット (Canon PowerShot) A570IS で解決した点>
1.電源は単三乾電池2本。
2.AFは速いほうではないが、液晶モニターOFFの場合でもそんなに遅くならない。
3.シャッタースピード優先AE・絞り優先AEやマニュアルフォーカス・露出での撮影が可能。
4.バッテリ室部分のふくらみがグリップのようになって、ホールド性が良い。光学手ブレ補正と高感度撮影を併用すると、ほとんど手ブレは起きない。
5.ワイドコンバージョンレンズが使用可能。
不満な点も多々ありますが、このぐらいの機能があれば他のカメラでは4万5千円ぐらいはしますので、コストパフォーマンスはとても良いです。
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