1年ほど前に発売された携帯電話ですが、ワンセグ・GPS・モバイルFeliCa(おサイフケータイ)等海外ローミング以外はほとんどの機能を搭載しています。ディスプレイは480×800ドットのワイドVGAです。また、1GBのメモリーを内蔵しており、micro(マイクロ)SDカードを使用しなくても大量の写真等を保存しておくことが可能です。ちなみに、メモリーカードは2GBまでのmicro(マイクロ)SDカードに対応しており、SDHCには対応していません。
320万画素CMOSを搭載していますが光学ズームは無く、特にデジカメ機能を強化した機種ではありません。また、ワイドディスプレイを搭載しているのですが最大解像度は2048×1536ドットでワイドにはなっていません(解像度を落とす場合にはワイド解像度を選択できるようになっています)。なお本体で写真を表示する場合、画面縦向き表示のみで表示の向きを回転させることができません。そのため横位置写真を表示させると横幅いっぱいで縮小されて表示されるため、すごく小さく表示されてしまいます。
このようにソフトバンク911Tは「デジカメケータイ」ではないため、デジカメを持っていない緊急時にデジカメとして使うことはありますが、積極的に使用することはありません。東芝はソフトバンクのワンセグケータイやおサイフケータイでシャープに遅れをとっていたため、この機種で遅れを取り戻そうとしたを思われます。「ほぼ全部入りケータイ」として発売されたのですが、まだ一つ一つの機能は中途半端です。
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