撮影日:2008/1/27
撮影場所:京阪本線 八幡市駅 ※撮影ポイントを地図で表示
京阪8000系の旧カラーデザインの最終形態では、ダブルデッカーが連結されてテレビカーが地デジになったのと、他形式と同様に「特急」種別幕が黒下地に赤文字だったのが赤下地に白文字なったことぐらいで、その他は登場時からほとんど変わっていません。
「京阪特急」は昼間は15分毎で運行され、京橋-七条間はノンストップでしたが、平日朝ラッシュ時の大阪方面行きのみ丹波橋と中書島に停車するようになり、その後終日丹波橋と中書島に停車、平日朝ラッシュ時の大阪方面行きのみ枚方市停車と、徐々に停車駅が増えていきました。そして、昼間10分間隔のダイヤになったときには樟葉と枚方市にも停車するようになりました。この時点で「特急」については平日・休日に関わらず終日停車駅は固定になりましたが、「K特急」との区別をするために、淀屋橋駅等では終日「枚方市と樟葉にも停車する」旨の案内がなされています。
「京阪特急」は大阪-京都間をノンストップで結びJR新快速および阪急京都線特急に対抗することが目的でしたが、スピードでは全くかなわないため、その目的も変わってしまいました。
撮影日:2008/1/27
撮影場所:京阪本線 牧野-樟葉 ※撮影ポイントを地図で表示
京阪9000系「特急」は朝ラッシュ時の大阪方面行きが枚方市に停車するようになったときに登場しましたが、9000系が「特急」として使用されるのは基本的には朝ラッシュ時のみでした。昼間10分間隔のダイヤになったときには昼間でも「特急」として使用されるようになりましたが、朝ラッシュ時には他のロングシート車両も「特急」または「K特急」として使用されるようになりました。その一方、昼間に「特急」以外で9000系が使用されることはほとんどなくなりました。駅に掲出されている時刻表には1両の扉数と両数が記載されていますが、9000系は「8両3扉車」であるため他のロングシート車と区別がつきません。
9000系は車両真ん中の扉を締め切りにして、2扉車として運行できるようになっていましたが、車外からわかりにくいためか2扉車として運行することは無くなりました。乗客にとって9000系「特急」は、座席数が少ない、シートが固い、クロスシートが固定式、クロスシートのシートピッチが狭い等デメリットが多いです。
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