鉄道写真とコンパクトデジタルカメラ・一眼レフデジカメ・ミラーレス一眼の「勝手に鉄道写真館」

主にコンパクトデジカメ(コンデジ)でデジカメ鉄道写真研究家の板井岳太が撮影(一眼も使用)した鉄道写真等を掲載しています。

キヤノン(Canon)パワーショット(PowerShot)SX120ISで中之島の夜景を手持ち撮影

2009年09月26日 11時18分56秒 | カメラ
中之島水上劇場
撮影日:2009/9/11
撮影場所:難波橋 ※撮影ポイントを地図で表示

まずは夜景ということで「夜景モード」で撮影しました。「夜景モード」は三脚を使うことが前提となっていますので、難波(なにわ)橋の手摺の上に手を置いてセルフタイマーで撮影しました。しかし手ぶれを起こしています。ISO感度は最低感度の80になっていましたので、画像自体はノイズが無くキレイです。


難波橋ライトアップ
撮影日:2009/9/11
撮影場所:中之島 ※撮影ポイントを地図で表示

今度は「プログラムオート」で撮影しました。ISO設定はオートにしていましたが、「Canon PowerShot SX120 IS」ではオート時の最高感度ISO800まで上がります。この写真はその800まで上がりました。

普段、手持ちの夜景撮影では「FUJIFILM FinePix F200 EXR」のEXRモード「高感度低ノイズ優先」(最高感度ISO1600)を使っていましたので、それに比べると「キャノン パワーショット SX120 IS」はいかにもコンパクトデジカメ(コンデジ)で高感度撮影をしたことがわかる画になってしまいます。「Canon PowerShot A570 IS」に比べるとノイズは少なくなっています。


大阪市中央公会堂
撮影日:2009/9/11
撮影場所:中之島 ※撮影ポイントを地図で表示

夜景に関わらずこのような構図で建物を撮影する場合、「キヤノン パワーショット SX120IS」の広角端36mm(35mm換算)では少しきついです。

「Canon PowerShot SX120 IS」のレンズは望遠端でも開放絞りF4.3とコンパクトデジタルカメラ(コンパクトデジカメ)にしては明るく、DIGIC(ディジック)4の効果と相まって夜景向きだと思われますが、そもそもセンサーサイズがコンパクトデジカメ(コンデジ)の中でも小さいので、無理があります。

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キヤノン(Canon)パワーショット(PowerShot)SX120ISでホーム撮り

2009年09月20日 19時29分38秒 | カメラ
京阪7200系特急
撮影日:2009/09/06
撮影場所:京阪 枚方市駅 ※撮影ポイントを地図で表示

駅のホームに停車中の列車の撮影は「フジフィルム(FUJIFILM) FinePix(ファインピクス) F200 EXR」でダイナミックレンジを拡大して撮影することが多いです。この「Canon PowerShot SX120 IS」には「iコントラスト」という機能が付いていて、この機能を使用することにより明暗差がある場面でもキレイに撮影できるということで、あえて明暗差がある場面を撮影してみました。

上の写真は「i-コントラスト」をONにして撮影したものです。「iコントラスト」をOFFにして撮影もしていましたので、それと比べてみました。列車前面は明るくなっています。側面は、明るくなったというより少し白っぽくなってしまいました。ホームの屋根の裏側は黒っぽくなったいたのが、鉄骨までハッキリと写っています。ホームの屋根の間の空の部分は完全に白飛びしていたのが、屋根同士をつないでいる鉄骨が写るようになりました。


京阪10000系新カラーデザイン
撮影日:2009/09/06
撮影場所:京阪 枚方市駅 ※撮影ポイントを地図で表示

この写真の場合、「i-コントラスト」をOFFにした場合と比べて、列車の正面と側面の写り具合はあまり変わりませんでした。写真右側から上側の白い部分は、OFFにすると完全に白とびして鉄骨は見えなくなります。

「フジフイルム ファインピックス F200EXR」の「ダイナミックレンジ拡大」機能は、暗い部分の黒つぶれを防止して、明るい部分の白トビを防止するようにダイナミックレンジを調整します。そのため、暗い部分は暗く写ります。

一方、キャノンの「iコントラスト」は露出を抑えて白とびを防止し、「暗部補正」で暗い部分を明るくします。そのため、暗い部分が明るくなります。よって、見た目には近くなるかもしれませんが、写真としては少し不自然に感じる場合があります

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キヤノン(Canon)パワーショット(PowerShot)SX120ISでスローシャッター撮影

2009年09月12日 14時40分48秒 | カメラ
京阪8000系(旧塗色)特急
撮影日:2009/09/06
撮影場所:京阪本線 樟葉-牧野 ※撮影ポイントを地図で表示

「Canon PowerShot SX120 IS」にはレンズシフト式手ぶれ補正機能が付いていますが、その手ぶれ補正には「流し撮り」モードがあります(ちなみにこれは2年以上前に購入した「キャノン パワーショット A570 IS」にもありました)。ただし、最低感度はISO80、最小絞りはF8ですので、日中はあまりシャッタースピードは遅くできません。

上の写真のシャッタースピードは1/100で、あまり背景は流れていませんが、京阪8000系の車両(旧塗色)はハッキリと写すことができました。コンデジにしてはまあまあ撮れています。


枚方市水路
撮影日:2009/09/06
撮影場所:京阪枚方市駅付近高架横 ※撮影ポイントを地図で表示

「フジフィルム(FUJIFILM) FinePix(ファインピクス) F200 EXR」のときもそうでしたが、今回も滝に行く予定がありませんでしたので、街中にある水路で撮影しました。シャッタースピードは1/25で撮影できました。

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キヤノン(Canon)パワーショット(PowerShot)SX120ISで鉄道写真撮影

2009年09月06日 23時14分36秒 | カメラ
京阪10000系新カラーデザイン
撮影日:2009/09/06
撮影場所:京阪交野線 郡津駅 ※撮影ポイントを地図で表示

「Canon PowerShot SX120 IS」はシャッタースピード優先AE等ができたり、最大望遠で360mm(35mm換算)のズームが付いていたりと「鉄道写真向き」のように見えます。そこで、鉄道写真の撮影を行いました。

上の写真はほぼ望遠端で撮影しましたが、35mm換算で360mmぐらいになるとカメラが少し動いただけで大きく構図が変わってしまいます。「キヤノン パワーショットSX120IS」はファインダーが無く、両手で持ってもカメラを安定させるのが困難です。この写真はもう少し右にカメラを向けていたのですが、縦位置で撮影する場合は片方の脇が開いてさらに安定が悪くなり、シャッターを押したときには左を向いてしまいました。このような写真を撮影する場合には、EVFの付いている「フジフイルム(FUJIFILM) FinePix(ファインピックス) S8000fd」のほうが良さそうです。ただ望遠域でのレンズの解像感は「キャノン パワーショット SX120 IS」のほうが良い気がします。

京阪の新カラーデザイン車両が登場して1年以上経過しましたが、この10000系にも新しい塗色の車両が登場し、この撮影時点では1編成が運用を開始していました。10000系の登場時は他の車両とは違う色でしたが、新カラーデザインでは結局は他と同じになってしまいました。もともと10000系は7200系や9000系とほとんど同じような形状をしており、新塗色になると正面から見たときには区別が付きにくくなりました。


京阪8000系旧塗色
撮影日:2009/09/06
撮影場所:京阪本線 樟葉-牧野 ※撮影ポイントを地図で表示

上の写真は広角側で撮影していますが、このような構図であればファインダーが無くても問題なく撮影できます。「フジフィルム ファインピクス S8000 fd」では、シャッタースピード優先AEやシャッタースピード優先AEでISOオートの設定ができなかったため、太陽が雲に隠れたり出てきたりを繰り返すような天候の場合、撮影毎にISO感度を設定する必要があり、撮影に間に合わずに露出不足のままシャッターを切ってしまうことがありました。一方、「Canon PowerShot SX120IS」はISOオートの設定ができます(マニュアル露出時は不可)ので、シャッタースピードだけ設定しておけば、AF/AEロック時の露出設定を気にする必要がありませんので、構図とピント位置の確認に集中して撮影することができます。


京阪5000系新塗色
撮影日:2009/09/06
撮影場所:京阪本線 牧野-樟葉 ※撮影ポイントを地図で表示

上の写真は最望遠端で撮影していますが、さらにトリミングをして切り出しています。基本的に望遠側で撮影するときは、ズームして構図を決めたらそこから若干広角側にして撮影し、後でトリミングをして切り出すようにするほうが良いようです。そうすれば、シャッターを切るときに多少カメラが動いても問題ありません。

なお、この「キャノン パワーショット SX120IS」には縦位置を検出する機能が付いていますので、上の写真のようにカメラを縦向きに構えて撮影すると、自動的にEXIFにカメラの向きが記録されます。

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キヤノン(Canon) PowerShot(パワーショット) SX120 IS 購入

2009年09月05日 22時18分39秒 | カメラ
PowerShot SX120IS

「フジフイルム(FUJIFILM) FinePix(ファインピックス) F200EXR」を購入してから半年ぐらいしか経っていませんが、新しいデジカメを購入してしまいました。フジフィルム ファインピクス S8000fdが大きくて、写真撮影が目的でない場合には持ち歩きにくく、突発的に鉄道写真を撮影する必要が出てきた場合に対応できないことがありました。ちょうど、コンパクト型のデジカメで10倍程度のズーム付・マニュアル操作・乾電池式の「キャノン パワーショット SX120IS」が発売になり、2万6千円弱の価格で購入しました。

まず箱ですが、厚みはありますがまあまあ小型になっています。「FinePix F200EXR」のように詳細なマニュアルはCD-ROMに入っているPDFデータだけということもなく、ちゃんと冊子になったものが付いています。「PowerShot SX120 IS」には内蔵メモリーがありませんので、メモリーカードが付属しています。「キヤノンPowerShot A570IS」では16メガバイトのマルチメディアカード(MMC)が付属していましたが、この「キャノン パワーショットSX120IS」では128MBのSDカードが付属していました。いずれにしても、1GB以上のSDカードが何枚か余っていますので、付属のカードは使うことは無いと思います。

次にカメラのデザインですが、単三乾電池使用にもかかわらずグリップ部分があまり出っ張っていません。カメラを片手で構えたときの安定性はグリップ部分が出っ張っている「パワーショットA570 IS」のほうが上です。

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