2019年5月20日付け日経ビジネス誌にアジェイ・アグラワル教授(カナダ・トロント大学ロットマン経営大学院)がAIに関してコメントしている中で、人間の本能に関して興味深い話をしています。
『裕福で欲しいものをすべて持っている貴族が2階に住んでいる。地下には使用人がいます。しかし、貴族がどうも使用人より幸せそうでない様子なのです。
2階に住人は働く必要がなく、溢れんばかりのおしゃれな洋服や豪華な食事、欲しいものすべてに囲まれていても、です。
経済学の核心でもあるのですが、我々は希少な資源を巡って競争しているからです。愛、注目、権力、地位。これは希少なものです。
誰かの愛を得るために競い合う。どんなに富があっても、忙しく、心配になって、ストレスがたまって、怒りを覚え、抑圧されるのです。
なぜこのようなことをいうかといえば、例えAIとロボットが日常の仕事をしてくれても、人は何か気になる希少なものを求めて競争する習性があるということです。
食べ物や衣服で争う必要がなくても、次のものを巡る競争が始まる。これは決して終わらない。』
どんなにA|で楽な生活となっても、やはり人間は何らかの希少なものを求めて争うことに充実感を持つとは、人間はどうな状態になっても成長はできないのでしょうか。
『裕福で欲しいものをすべて持っている貴族が2階に住んでいる。地下には使用人がいます。しかし、貴族がどうも使用人より幸せそうでない様子なのです。
2階に住人は働く必要がなく、溢れんばかりのおしゃれな洋服や豪華な食事、欲しいものすべてに囲まれていても、です。
経済学の核心でもあるのですが、我々は希少な資源を巡って競争しているからです。愛、注目、権力、地位。これは希少なものです。
誰かの愛を得るために競い合う。どんなに富があっても、忙しく、心配になって、ストレスがたまって、怒りを覚え、抑圧されるのです。
なぜこのようなことをいうかといえば、例えAIとロボットが日常の仕事をしてくれても、人は何か気になる希少なものを求めて競争する習性があるということです。
食べ物や衣服で争う必要がなくても、次のものを巡る競争が始まる。これは決して終わらない。』
どんなにA|で楽な生活となっても、やはり人間は何らかの希少なものを求めて争うことに充実感を持つとは、人間はどうな状態になっても成長はできないのでしょうか。