京都紅葉名所ランキングに対抗して

紅葉の季節となりました。京都へ遠路出掛けて紅葉狩りした人に聞いた、その最新の京都紅葉ランキングです。

１位　　醍醐寺
２位　　二尊院
３位　　嵐山
４位　　永観堂
５位　　東福寺
６位　　三千院跡
７位　　高尾山神護寺
８位　　圓光寺
９位　　仁和寺
１０位　毘沙門堂

悲しいから、私は半分も行ったことがありません。行くにしても、紅葉の見頃に、天気に恵まれなければ、行った甲斐がありませんしね。行く機会があっても、何カ所も回れませんしね。と、愚痴を言おうと思っていました。

良く見ると、桂離宮も修学院も入っていません。不完全なランキングではなかろうかとの疑念も生じます。私の行った所が入っていないので。

以前京都の知り合いと紅葉の名所の話をしました。私の聞いたことのない寺の名前が出てきます。梅で有名な北野天満宮もみじ苑も良いとか、実相院の床紅葉が素敵だとか、貴舩も良いとか。私の行ったことのない場所を次々と挙げて、意地悪されている気分にもなります。京都には紅葉の名所が数多くあることを、まるで自慢しているようにも感じます。

悔しいので、地元岩国の紅葉谷に行ってみました。残念ながら、盛りを過ぎていました。数少ない紅葉を見つけて、楽しみました。安上がりの紅葉狩りです。

　

半沢直樹シリーズ第3弾＜ロスジェネの逆襲＞

池井戸潤氏の著書である半沢直樹シリーズ第3弾の＜ロスジェネの逆襲＞を読みました。第2弾の＜俺たち花のバブル組＞も一気に読み、単行本の＜ロスジェネの逆襲＞も入手した訳です。

ロスジェネとはロスト・ジェネレーションの略で、バブル組の次ぎの世代のことです。バブル崩壊後の不景気の時期、1994年から2004年の就職氷河期に就職した恵まれていない若者達のことです。

内容を詳しく書くと、読む楽しみがなくなります。詳しくは書きません。何せ逆転に次ぐ逆転。仕事の横取り、裏切り、内部告発、粉飾決算、マスコミの悪用による株式相場の操作。本当に仁義なき企業戦士の醜い闘いの連続です。

銀行、証券会社、企業に企業倫理というものがないという前提で話が展開する中、ヒーローである半沢直樹が大活躍する勧善懲悪の内容です。暴露されていく登場人物の悪巧みに気がつき、最後に笑うのが半沢直樹です。

名探偵の推理小説のように、解決の謎解きを半沢直樹がしていくのを驚きながら読むのは、娯楽として楽しい本です。半沢直樹シリーズ第4弾の＜銀翼のイカロス＞が週刊ダイヤモンドに連載流ですので、来年には単行本で発刊されるでしょう。

　

ライバルに読ませたくない倉本昌弘のゴルフ本

＜力一杯クラブを振ると飛距離が稼げると勘違いしています。思いっきり振って、ボールは曲がり、ラフへ池へバンカーへ谷底へと行きます。＞我々が陥りやすい罠です。

倉本昌弘時の＜90を切る！倉本昌弘のゴルフ上達問答集＞を読みました。今までの私の考え方を否定された本です。技術論よりも、戦術・戦略論が中心です。

ドライバーでは飛ばそうと闇雲に振り回そうとはしない。
アイアンでは無理矢理グリーンを狙わない。
グリーン周りではピンを目がけて打たない。
パットでは何が何でもカップインしようとしない。

つまり、＜飛ばさない＞＜乗せない＞＜寄せない＞＜入れない＞の＜4ない＞ゴルフを目指せというのです。ゴルフとは、ボールをコントロールするスポーツであると断言しています。

私はこの理論を支えに、頑張ります。

　

楽天が日本一:広島の敵を楽天が取ってくれた!

広島がクライマックスシリ(CS)に出場し、巨人に敗北しました。この広島の敵を取ってくれたのが、楽天です。

川上元監督の追悼の巨人。かたや、東北の被災者に勇気と元気をもたらす楽天。好試合を期待していました。本音は、どん底だった過去の楽天の実力を知っているだけに、楽天を応援していました。

楽天、日本シリーズの優勝、御目出度うございます。

日本一、やったぞ！感慨が深いものがあります。

東北大震災の被災者 の方々の御喜びはこの上ないと存じます。この楽天の優勝を弾みにして、東北の復興に弾みがつくことを、心より祈念します。

地元広島も日本シリーズに出場して、私も美酒を飲みたいです。

　

ハービー・ハンコックが広島へやってきた

私のお気に入りのハービー・ハンコックのコンサートが昨晩、広島市で開催されました。以前チック・コリアとの共演を見たことがあります。私としては、約30年ぶりの再会です。

彼の顔もしっかり見える前方の席に坐って、ずーっと彼の演奏姿を凝視し続けました。72歳とは思えない、素晴らしい指裁きです。演奏を聴いていると、その時だけ80年代にタイムスリップできます。

会場の広島グリーンアリーナは満員です。観客の平均年齢は50歳位でしょうか。異様に年齢層が高いのですが、みんなも彼の演奏に興奮していました。

演奏した曲は、半分程度しか知りませんでした。私は彼の最近の動向を知らなかったので、昔の曲しか知らなかったせいでしょうか？

何かこのコンサートの記念に残そうと思ったのですが、結局この写真だけ撮りました。当日の演奏曲です。日頃の疲れを癒される至福の時でした。