デザイナーのプロ

ＮＨＫの＜プロフェッショナル＞という番組では、各界で活躍している現役のプロの仕事ぶりを紹介しながら、一流の仕事を支えている流儀、哲学、姿勢など分析します。今週は、デザイナーの佐藤卓氏が登場です。

彼は、企業が持ち込む商品を販売促進するための、容器や包装のデザインのプロです。彼が企画した商品は、ベストセラーが目白押しです。ロッテのキシリトールガム、明治乳業のおいしい牛乳、ニッカウヰスキーのピュアモルトなどが有名です。この実績を支える仕事の流儀は、別世界の人にも通じるものがあります。

・依頼以上の仕事をする
・仕事の成功は、世の中と共鳴できること
・難しい仕事だから、おもしろい
・小さな切っ掛けで、可能性の穴をこじ開ける
・僅かなデザインの違いを感じ取って、消費者は買う
・デザイナーの先入観を感じさせず、クライアントのありのままの気持ちを引き出す
・プロとは、さりげなく良い仕事をする。一生懸命にするのは、当たり前。
・壁を受け入れ、壁を乗り越えろ

物が溢れている時代、汎用品の認知度を上げる企画力がなければ、商品を消費者が選んでくれません。自分の仕事の結果が、商品の販売実績としてすぐに現れるのは、本当に厳しい職業です。


　

シクラメンを贈る

出勤前に、＜そろそろシクラメンの季節よね。次々に蕾みが出てきて、長く楽しめるのよねー。＞と、妻が独り言を言っていました。＜そういえば、お正月には毎年玄関先にシクラメンがあるなー。＞と思いながら、ドアを閉めました。そのせいで、自転車に乗っても、シクラメンが妙に気になって仕方ありません。通勤途中でも店舗前にシクラメンが飾ってあるのが何カ所もあったのに気付きました。いつも見る風景ですが、シクラメンばかりが目に入ります。

花屋さんの前を通ると、500円から2000円までのシクラメンを売っています。値段が高い程花の数が多く、密集しています。花の大きさは様々で、値段には関係ないようです。色は、白、橙、赤、桃、赤紫など。黄色は見かけません。店員さんの説明によると、葉の数が多いほど咲く花の数が多いとのことです。水さえやれば、春まで保つようです。

早速、葉の数の多いシクラメンを購入しました。ちなみに、値段は内緒です。妻に贈り、今日はポイントを稼ぎます。持って帰るのを、忘れないようにしなければ。


　

Xmas イリュミネーション

11月も終わろうとしています。いよいよ2010年もあと僅かでお仕舞いです。各地でライトアップされたり、町の飾り付けで夜景が楽しめます。ボーナスも支給され、忘年会で食事を楽しみ、クリスマス気分が盛り上がってきます。

昨日、通勤途中の橋の上にはクリスマスの飾り付けがお目見えしました。橋梁工事の殺風景な景色でも、普段とは趣も変わり、少しだけ癒されます。このイリュミネーションを1ヶ月間楽しみます。


　

痛快な藤原正彦氏の評論

藤原正彦氏は、＜国家の品格＞を始め多くのベストセラーの実績のある方です。現在の日本のインテリの代表であり、最近までお茶の水大学で数学の教授を勤められていました。海外への留学生活もあり視野が広く、武士道への造詣も深い方です。ユーモアに富んで、現在の日本への警告に満ちた、明快で痛快な評論を書かれています。私が尊敬している方の一人です。

雑誌の週刊新潮に藤原氏が担当している＜管見妄語＞のコーナーがあり、今週のテーマの＜壺の中＞では痛烈に日本の政治の体たらくを批判しています。

＜政治家の失言が日本ほど問題になる国もないだろう。・・・大臣のちょっとした勇み足を取り上げ血祭りに上げるのが野党の役目なのか。追求すべきは失言ではなく失政なのではないか。国会議員が選挙や代表戦や失言追及など壺の中の政争にうつつを抜かしているから、中国やロシアに領土問題で、小馬鹿にされる。・・・さらに本質的な問題についてはすべて思考停止のままだ。・・・＞

興味のある方は、原文をお読み下さい。

選挙や代表戦や失言追及などに時間を掛けず、本質的なことを考える政治家が必要です。藤原氏のような見識の高いインテリに日本の舵取りをお願いしたいものです。


　

宝くじ当選祈願

年末恒例のジャンボ宝くじが発売されました。毎年購入して、お正月までの儚い夢を買っています。

毎年の口癖は、＜１億円当たったら、海外旅行だ。どこに行こうか？＞夢の中では、10回以上世界一周しています。

1億円以上当たるのが444本で、総発行枚数が15億枚として、当たる確率は、・・・・。どこで買っても結果は同じなのでしょうが、常に新しい場所で買っています。